充電器やケーブルがちゃんと動いているかどうかや電圧電流・対応規格などが一発でわかる「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー/トリガー」使用レビュー


「充電器に接続しているはずなのに、どうも充電されている感じがしない」「充電器本体かケーブルか、どっちかが壊れているようだがどっちが壊れているのかわからない」という悩みを持った人は少なくないはず。そういう時に充電器から出力される電圧電流を測定し、充電器がどのような状況にあるのかが目視で確認できる「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー急速充電QC3.0/QC2.0/MTK-PE対応」がCOOWOOから発売されています。上位互換の「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター 急速充電QC3.0/QC2.0/MTK-PE対応」と一緒に購入したので、早速使ってみました。

これが「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー」の箱。表面にはしっかりと「急速充電QC3.0/QC2.0/MTK-PE/iPhone2.4A対応」と書かれています。


ふたを開けると、まずスポンジが出てきます。それを取りのぞくと、下に日本語の取扱説明書が入っていました。


テスターを取り出します。オス側のUSBポートは両挿しタイプ。


反対のメス側は片挿しタイプとなっていました。


充電の減ってきたiPhone 7を使用して、このテスターがどのように動作するのか調べます。


使い方は簡単。iPhoneを充電中の電源アダプターとUSBケーブルの接続を外します。


そして、間にテスターを挟んで接続します。これだけでOK。テスターは電源アダプターと接続した時点で「ピッ」という音が鳴り、画面が表示されます。小さな液晶画面には現在の充電状態が表示されているのがわかります。最上部は左から順に、電源電圧・電源電流です。通常のiPhone充電アダプターでは電圧が5.00V、電流が0.95A。その下の項目は上から順に、テスターを接続してから充電された累積電流(mAh)、累積電圧(Wh)と温度、充電時間となっています。


しばらく放置して、3分後にどれくらい充電されているのかを測定します。


3分後には画像のような充電状態になっていました。累積電流は48mAhとなっています。


次に、もう一度先ほどと同じくらいまで充電を減らし、今度はPCのUSBポートからも3分間充電した場合の画面。通常の電源から充電するよりも、同じ充電時間ですが明らかに累積電流が少ないことがわかります。画像では21mAhとなっているので、普通の電源と比べるとおよそ半分以下という結果。


「30分で50%の高速充電に対応した」というiPhone8対応の充電器も購入していたので、こちらの「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー」で測定してみることにします。


このテスターはUSB-Cタイプに対応していないため、今回はUSB-Cタイプから片面挿しUSBへと変換するアダプターを使用します。


早速測定したところ、電源電流の値は1.49A。先ほどまで測定していたアダプターと比べて、電源電圧は変わらないのに対し電源電流は0.54A大きくなっています。


3分経過時の結果がこれ。累積電流が73mAhとなっており、同じ時間通常の充電器で充電した場合と比べて25mAhも多く充電されていることがわかります。このように、「高速充電」をうたっている充電器が実際にどのようなスペックを持っているのか、このテスターを使用すると一発でわかります。


続いて、今までレビューしてきた「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー」の上位互換とも言える、「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター」を使ってみることにします。


箱を開けて日本語説明書を取り出すと、その下に納められた「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター」が現れました。


こちらは今まで使用してきた「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー」の機能に加えて、急速充電の規格であるQC2.0QC3.0MTK-PE対応デバイスの役割を果たします。このトリガーにQC3.0デバイスの振りをさせて充電することで、「このQC3.0をうたっている充電器は実際にQC3.0対応しているのか?」という疑問を該当デバイスなしでも解消できるという優れもの。充電器に接続した状態で上部の「Key」ボタンを押すことで、QC3.0対応充電器のチェック、QC2.0対応充電器のチェック、MTK-PE対応充電器のチェック、通常の測定モード、という風に切り替わります。通常の測定モード以外では実際に充電するデバイスの代わりをこのトリガーが果たすため、充電したいデバイスをその先につながないでください。また、MTK-PE対応充電器のチェックをする場合は、トリガーの出力ポートに10オームの電気抵抗器を接続するようにとの説明がされていました。


今回チェックに使用するQC3.0対応の急速充電器として、「Anker PowerCore Speed 20000 QC」を使用します。


こちらのQC3.0専用のポートから充電することで、QC3.0充電が可能とのこと。こちらに「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター」を挿し、QC3.0対応デバイスの挙動が本当に可能なのかチェックしていきます。


挿入します。実際に充電されるわけではありませんが、このトリガーにどれほどの電圧がかかっているのかがわかります。初期状態では5.17V。


ここで上部のKeyボタンを押します。すると、充電器からの電圧が4.96Vになりました。この「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター」は、1回押すごとにQC3.0対応機充電器であれば0.2Vずつ電圧が低下していきます。


何回も繰り返して押せば、0.2Vごとにどんどん電圧が下がっていきます。なぜこのような挙動になるかというと、QC3.0規格に対応した充電器は、該当デバイスの充電状態によって電圧を変え、常に適切な電圧で充電を行うという機能を持っています。つまり、Keyボタンを押してトリガーの状態を変化させ、それに応じて充電器からの電圧がちゃんと変化するのであれば、その充電器はQC3.0に対応しているとみなせるのです。チェックの結果、この「Anker PowerCore Speed 20000 QC」はしっかりQC3.0に対応していると確認できました。


このQC3.0判別モードでLet'snote CF-MX3のUSBポートをチェックしてみると、接続してから何度Keyボタンを押してみても電圧は変化しません。このUSBポートはQC3.0に非対応だということがわかります。


ちなみに、iPadの充電器でiPhone 7を充電している最中をテストすると画像のような結果に。やはり強力なだけあって、iPhone用の充電器を使用するよりも高速で充電できることがわかります。


なお、この「COOWOO USB電流電圧テスター チェッカー 急速充電QC3.0/QC2.0/MTK-PE対応」「COOWOO USB電流電圧トリガー メーター 急速充電QC3.0/QC2.0/MTK-PE対応」ですが、記事執筆時点でのAmazon販売価格はテスターが1599円、トリガーが2699円となっていました。

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in レビュー,  ハードウェア, Posted by log1h_ik