オーストラリアの象徴的な動物「カンガルー」は邪魔者扱いで「積極的に食べよう」という議論が上がっている


「オーストラリアと言えばカンガルー、カンガルーといえばオーストラリア」と言えるほど、カンガルーはオーストラリアの象徴的な動物です。お腹の袋で子育てをしたり、オス同士でボクシングをしたりと個性的で愛される存在のカンガルーですが、個体数の急増を受けてオーストラリアでは駆除して食べるべきという議論があがっているようです。

Australians told to eat more kangaroo as population hits double that of humans | London Evening Standard
https://www.standard.co.uk/news/world/kangaroos-now-outnumber-humans-two-to-one-in-australia-a3632126.html

最新のデータによると、オーストラリアの人口は2400万人なのに対して、カンガルーの数は5000万頭近くに達しており、人間の2倍の数になっています。カンガルーの個体数の増加は目覚ましく、2010年に2700万頭だったのが2016年には4500万頭にまで増加したそうで、降水量に恵まれたおかげで食料となる草が豊富に育ったことがその要因だと考えられています。


カンガルーの個体数が増えた今、「カンガルーを食べよう」と推奨されています。アデレード大学のデイビッド・パトン准教授によると、カンガルーの肉を積極的に食べるべきだとのこと。

カンガルーが増えすぎると生態系への影響だけでなく、人間への攻撃の可能性などが高まるため、適度な駆除が必要になります。しかし、殺処分したカンガルーをどうするのかについては一考の余地があるとのこと。カンガルーの死骸を収集すれば腐敗が避けられず、この処分の難しさを考えると、積極的に食べるのが望ましいそうです。


コアラと共にオーストラリアの象徴的な動物のカンガルーですが、家の柵を壊したり、家畜のえさや水を奪ったり、作物を踏みに荒らしたりと、人間に被害を与えることからオーストラリアでは害獣と見なされることも多いとのこと。もっとも、駆除したカンガルーを積極的に食べる地域では、カンガルーが人間に対してより攻撃的になっているという報告もあるそうです。

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