20世紀から現代までのカメラの歴史を名機で振り返るムービー「HISTORY OF THE PHOTO CAMERA」


写真を撮影するための道具である「カメラ」は、20世紀初頭から一般人の手に入る存在になりました。その間、多様なフィルム規格、一眼レフ/二眼レフカメラ、インスタントカメラ、デジタルカメラの登場などの変革を経て、現在も進化を続けています。1900年から現代までの代表的なカメラで振り返るムービー「HISTORY OF THE PHOTO CAMERA」を見れば、カメラの歴史が一発でわかります。

A HISTORY OF THE PHOTO CAMERA on Vimeo


「カメラの歴史」の最初に登場するカメラは、「Kodak Brownie」(1900年)。コダックのカメラブランド「ブローニー」シリーズの初代はぎりぎり19世紀生まれ。6cm×6cm判の117フィルムを使用していました。


Leica III」(1933年) は、ライカによって販売されたレンジファインダーカメラで、スローシャッターも搭載しました。


撮影用とファインダー用の光学系を持つ二眼レフカメラの元祖であるローライの「Roplleiflex Automat」(1937年)は、オートマット機能を搭載しました。


Graflex Pacemaker Crown Grahic」(1947年)は、4×5インチ判の国際規格となるワンタッチ着脱方式「グラフロック」を採用した初めてのカメラです。


Agfa Clack」(1954年)は、シンプルな機構の120フィルムカメラで、コンパクトで愛らしいデザインから165万台が製造されたヒットカメラです。


フォーカルプレーンシャッター式の1600Fを置き換えるべく1957年に登場した「Hasselblad 500 C」。その後マイナーチェンジ版の「Hasselblad 500 C/M」が1970年に登場するなど、ロングセラーとなりました。


フィルムをカートリッジに収めるインスタマチック規格を採用した「Kodak Instamatic 100」(1963年)。フラッシュはポップアップ式でした。


高級コンパクトカメラの元祖というべき存在の「Rollei 35」(1966年)。名前の通り35mmフィルムをコンパクトなボディに収め、レンズはカール・ツァイスのTessarを搭載していました。


撮ってすぐに現像できるインスタントカメラの名機「Polaroid SX-70」(1972年)は、コンパクトに折りたためる機構など独特の外観で、いまだに愛好家から根強い人気を誇ります。


Pentax K1000」(1976年)はシンプルな一眼レフカメラとして安価に発売されたことで、1997年まで販売されることになったロングランモデル。最終的に300万台以上が販売されました。


Canon A-1」(1978年)では、実用的なAE(自動露出)、高速な連写が可能な電子シャッターなどの電子制御機構が採用されました。


1975年に世界で初めてデジタルカメラを開発したコダックが1998年に販売した「Kodak DC 210」は、1152×864ピクセルの「メガピクセル(100万画素)デジタルカメラ」でした。


フィルム一眼レフカメラの最高級機種「F5」に対して、同様の一ケタネーミングで登場した「Nikon D1」(1999年)は、ネーミングの通りデジタル一眼レフカメラの最高級機種。プロ向けのライバル機「キヤノン EOS D2000」の約3分の1の価格である税別65万円は破格と話題になりました。


高性能レンズ、高感度センサー、高性能オートフォーカス、大型ディスプレイ、さまざまなフィルムモードさらにはムービー撮影も可能な「Panasonic DMC-LX3」は、コンパクトデジタルカメラとしての到達点というべき存在です。


「カメラの歴史」の最後に登場したのはなんと「Apple iPhone 6」(2014年)。いつでも手軽に美しい写真を撮影できるiPhoneなどのスマートフォンは、歴史を変えた「カメラ」として将来、位置づけられるのかもしれません。

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