白人至上主義者「オルタナ右翼」はシャーロッツビルでの事件をどう受け止めたのか

by Michael Ellerays

2017年8月12日(土)、バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義を掲げる「オルト・ライト(オルタナ右翼)」の集会に抗議する反対派の人々が集まっていた中へ車が突入し、女性1名が死亡するという事件が起きました。この日、シャーロッツビルでは警戒中の警察のヘリコプターも墜落し、警官2名も亡くなっています。そうした中での、事件後のオルタナ右翼の生々しい反応をUNICORN RIOTが暴いています。

下記の埋め込み映像は事故の映像のほか、抗議していた人々を揶揄するような内容、人種差別を肯定するような内容が含まれ、Vimeoでは「成人向け」指定の「全視聴者に適切な映像ではない」ものなので注意が必要です。

LEAKED: Chats of #UniteTheRight Charlottesville Organizers Exposed on Discord App on Vimeo


「Join, or Die」(加わるか、死か)という画像


シャーロッツビルの事件で、黒人男性が車ではね飛ばされていた姿を揶揄するような画像。


こちらはもっとわかりやすく、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をモチーフにした画像。「こいつに乗って時速88マイル(約141km)に達するとスゴいものを見られるぞ」「道は?」「道はなくても大丈夫だ」というやりとりの後、反対派の人々の真っ只中へ突っ込むデロリアン。題字は「バック・トゥ・ザ・フューラー(総統)」。


「Hail Victory」という書き込み。熱狂的なトランプ支持者が「Hail Trump(ハイル・トランプ)!」などと言いつつナチス式敬礼をしたことは2016年11月に問題視されたことがあります。


ヒトラーの画像に「DO IT FAGGOT」の文字。海外の匿名掲示板4chanなどを中心に「いいからやれ!」のようなニュアンスで使われるミーム


その4chanについて、2006年と2017年の「悪ふざけ」の違いを示した画像もありました。2006年はネット上でハーケンクロイツ(鉤十字)を作っていましたが、2017年はシャーロッツビルの事件を示しています。


野球を外野に設けられた柵の外側から観戦している3人の画像。みんなが同じ箱の上に乗っている「平等」では、背の高い人は見えても子どもは見えません。「公平」では背の低い子どもに多く箱をあげることで3人揃って野球が見られるようになりました。しかし、3人とも入場料を支払って観戦していたわけではないからか、「正義」だと木から吊されています。


「みんな、最高のLARP(ライブRPG)の準備はできてるか。『内戦LARP』だ」


「すぐに銃の撃ち合いへとエスカレートするだろう」


オルタナ右翼への合流を呼びかける「UNITE THE RIGHT」のプロモーション用画像のようです。


ハーケンクロイツをスマートウォッチの壁紙にしている人もいます。


フォーラムは同好の士が集う場所で、一般の耳目を集める場所ではないので、匿名掲示板である2ちゃんねるの書き込みを取り上げて「ひどいものがある」と言っているのと同じといえば同じ。あくまでネット上は発散の場として使っているだけで、日常生活の中でこうした態度を取っているわけではないはずなのですが……。

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