ディズニーが独自のストリーミングサービス開始、スター・ウォーズシリーズやマーベル・シネマティック・ユニバース作品などがNetflixで閲覧不能に

By Ivan

ディズニーがスポーツのストリーミング配信サービスを提供していた「BAMTech」の株式の過半数を取得し、2019年から独自のストリーミング配信サービスをスタートすることを発表しました。これに伴い、ディズニーはNetflixと結んでいるディストリビューション契約を2019年で終了することも明かしており、スター・ウォーズシリーズやマーベル・シネマティック・ユニバース作品といったディズニー関連の映画が視聴できなくなります。

The Walt Disney Company to Acquire Majority Ownership of BAMTech - The Walt Disney Company
https://thewaltdisneycompany.com/walt-disney-company-acquire-majority-ownership-bamtech/


Disney to end Netflix deal and launch its own streaming service - The Verge
https://www.theverge.com/2017/8/8/16115254/disney-launching-streaming-service-ending-netflix-deal

ディズニーはストリーミング技術とマーケティングサービス、データ分析などのノウハウを得るため、BAMTechの株式42%を取得することを発表しました。株式取得によりディズニーが支払う総額は15億8000万ドル(約1700億円)となる予定です。

ディズニーはBAMTechの株式取得について、「BAMTechの革新的なテクノロジーをフル活用することで、コンテンツの作成者と消費者を直接つなげ、市場の変化に素早く適応できる柔軟性を得られることになるだろう」「今回の買収とダイレクト・コンシューマー・サービスの開始は、テクノロジーの変化が当社の偉大なブランドを活用する機会を与えてくれたものであり、まったく新しい成長戦略でもあります」とウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEOであるロバート・アイガー氏は語っています。

ディズニーは傘下にスポーツ専門チャンネルESPNを持っており、MLB、NHL、MLS、グランドスラム、その他大学リーグのスポーツ配信権を持っています。ディズニーはBAMTechの買収に伴いESPNアプリの拡張版を計画していることも明かしており、「多くのスポーツファンにとって、このアプリはすべてのスポーツコンテンツを楽しむための最高の目的地となるだろう」としています。


さらに、アナと雪の女王などのディズニー作品やトイ・ストーリーなどのピクサー作品、スター・ウォーズシリーズ、マーベル・シネマティック・ユニバース作品などを独占的に配信するための新しいストリーミング配信サービスのスタートも発表しています。このサービスにはディズニー・ピクサー映画の他に、ディズニー・チャンネルディズニージュニアディズニーXDの作品も含まれるとのこと。

独自サービスのスタートに際し、ディズニーは2019年でNetflixとのディストリビューション契約が終了する予定であることも発表しています。ディズニーの独自ストリーミング配信サービスのスタートは「Netflixにとって大きな衝撃を与える」と海外ニュースメディアのThe Vergeは記しています。ディズニーとNetflixがストリーミング配信に関する契約を結んだのは2012年ですが、契約が有効になってNetflix上でディズニーコンテンツの配信がスタートしたのは2016年9月からなので、「Netflixはほとんど利益を得ていない」とThe Verge。

なお、ディズニーといえばスター・ウォーズシリーズやマーベル・シネマティック・ユニバース作品の権利を持っているため、2019年以降はNetflixでこれらの作品を視聴することはできなくなる模様です。

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