定番プレーヤー「Media Player Classic Home Cinema(MPC-HC)」がついにv1.7.13で更新終了の見込み、原因は開発者不足


2006年から11年間にわたって開発・更新が続けられてきたメディアプレーヤーソフト「Media Player Classic - Home Cinema(MPC-HC)」が、2017年7月16日にリリースされたv1.7.13で更新を終えることになりました。

v1.7.13 is released and farewell · MPC-HC
https://mpc-hc.org/2017/07/16/1.7.13-released-and-farewell/


「MPC-HC」はWindows向けのメディアプレーヤー。無料で利用できますが、広告やツールバーが表示されることはなく、しかも軽量でカスタマイズの幅も広いという優秀なソフトでした。

MPC-HCのもとになったのは、2003年5月30日に誕生した「Media Player Classic(MPC)」です。もともとWindowsには標準のメディアプレイヤーとして「Windows Media Player」が付属していたのですが、2000年に「Windows Media Player 7.0」にメジャーバージョンアップした際に外見・機能面が大きく変更され、なじめない人が少なからず発生。MPCはバージョンアップ前の「Windows Media Player 6.4」のような外見をしつつもWMP 6.4よりも機能が拡張されていて、受け皿のような存在になっていました。


しかし、MPCの更新は2006年5月に停止。MPCプロジェクトから派生して生まれたのが、MPCに新機能を追加してバグの修正を行ったMPC-HCでした。

派生から11年経ち、MPC-HCはリリース頻度がかなり落ちてきていましたが、とうとう2017年7月16日に更新された「v1.7.13」で、おそらく最終更新になるということが発表されました。更新停止の主な要因は開発者不足で、もし参加したいという人がいるならば更新継続の目はあるようなのですが、2017年3月6日のv1.7.11リリースのときにも窮状についてのコメントが記されていて改善はなされなかったということなので、望みは薄そうです。

v1.7.11 is released · MPC-HC
https://mpc-hc.org/2017/03/06/1.7.11-released/

MPC-HCからは「Media Player Classic - Black Edition(MPC-BE)」というソフトが派生していて、正式版は2015年9月24日の「v.1.4.5」で止まっていますが、ナイトリービルドの「v1.5.1 build2548 beta」が2017年5月8日にリリースされています。

MPC-BE download | SourceForge.net
https://sourceforge.net/projects/mpcbe/

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt