名作映画にApple製品がビックリするぐらい違和感なく溶けこんでいる「Timeless Apple」


PCやスマートフォンは現代の暮らしの中に欠かせないものになって久しいわけですが、実はそれらが出現したのは長くてもここ20年ぐらいの出来事です。「名画」と呼ばれる白黒映画が全盛期の時代には影も形もなかったデバイスを、驚くほど自然に映画のワンシーンに溶けこませてしまったというアートプロジェクトが、スペイン出身のグラフィックデザイナーであるパブロ・ラローチャさんが制作した「Timeless Apple」です。

Timeless Apple on Behance
https://www.behance.net/gallery/53636871/Timeless-Apple

サイレント映画からトーキー時代にかけて活躍したアメリカのお笑いコンビ・ローレル&ハーディの映画のワンシーン。よく見れば、左側のローレルが手にiPhone 7を、右側のハーディがイヤホンで何やら音楽のようなものを聴いていますが、もちろん映画撮影時には存在していませんでした。


喜劇王・チャップリンが、映画「サーカス」の中でiPod nanoで音楽を聴いているという不思議なワンシーン。


女優ジンジャー・ロジャースがビーチでiPhone 7 Plusを手に持ち、Airpodsで音楽を聴いているというショットも。これらはもちろん、ラローチャさんがもととなる映像から加工して制作したもの。


グラフィックデザイナーであるラローチャさんはまず、素材となる映画を探すために古い映画を見て、「使えるぞ」と思ったワンシーンを切り取ることから作業を始めたそうです。そして、そこにフィットするデバイスの素材写真を選び出し、もとのフィルムと雰囲気が合うまでPhotoshopを使って加工を繰り返すことで、まるで撮影時にデバイスが存在したかのような1枚の画像を作り上げたとのこと。

オードリー・ヘップバーンとジュリー・アンドリュースが自撮り棒をもってセルフィーを撮っているという、本来ならあり得ない1枚。


ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンと言えばコレ、「カサブランカ」のワンシーンで、なぜかボガードのスーツにiPhone 7、そして左腕にApple Watchが装着されているというショット。いずれも、知らずに見たら気付かずに通り過ぎてしまいそうなものばかりです。


「スター・ウォーズ」のワンシーン、デス・スターの会議室でダースベイダーと参謀たちが議論を行うシーンに、なぜかiMac Proが鎮座。画面に会議室の照明が写り込んでいるあたりに、細かな加工の跡を見ることができます。


この他にもいくつかの作品をラローチャさんのBehanceのページで見てみることも可能となっています。

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