カーン!と脳天を突き抜ける刺激のスパイスカレーや甘海老をベースにした旨みあるカレーなどロイヤルホストの「35年目のカレーフェア」試食レビュー


ロイヤルホストでは1983年から夏にカレーフェアを実施しているところ、2017年は34年間に生み出された159種類の歴代カレーの中から選らばれたナンバー1&2のカレーがセットになった「35 年目のロイヤルターリ 2種のカレー」に加え、新作カレー「海老のフレンチカレー」「“10 種の国産野菜”とポークのスープカレー」も2017年7月5日(水)から提供されるとのこと。暑い時期にこそスパイスのきいたカレーを汗をかきつつ食べたいもの、ということで、メディア向けに実施された試食会に一足先に行ってきました。

35年目のカレーフェア - ロイヤルホスト - Royal Host
(PDFファイル)http://www.royalhost.jp/news/images/f3c7276b11bf1e3b64b1de343923333b.pdf

太陽の光で彩られた夏デザートで気軽に南国リゾート気分!「パイナップル&ココナッツデザート」3品が登場〜7月5日(水)から全国のロイヤルホストで販売開始〜
(PDFファイル)http://www.royalhost.jp/news/images/66da1111c7f60fa00d2126bebf7e5266.pdf

ロイヤルホストに到着。


地下へ続く階段を下りていくと、「35年目のカレーフェア」試食会の案内を発見。


席に通されます。


ロイヤルホストのカレーフェアは、1983年に開始してからほぼ毎年行われている息の長いフェア。今でこそ「夏はカレー」という認識があるものの、当時は夏のカレーといえば「キャンプ」「飯ごう炊さん」のイメージで、お店でカレーを食べることはあまりなかったとのこと。35年も続いているので「そろそろ夏に他のフェアをやるべきでは……?」という声も上がるそうですが、今ではお客さんから夏カレーフェアの開催を楽しみにする声もあるため、「なかなかやめられないフェア」になっているそうです。

ずらりと並んでいる写真が、34年の間に提供されたカレーの一例で、スタンダードな欧風カレーから「北アフリカ風ラムカレー」「タイ王朝風グリーンビーフカレー」「コロニアル風フルーツカレー」など世界各国のカレーが取り入れられています。


「35年目のカレーフェア」のメニューはこんな感じ。ファン投票1位&2位に選ばれた2種のカレーがセットになった「35年目のロイヤルターリ 2種のカレー」「海老のフレンチカレー」「“10 種の国産野菜”とポークのスープカレー」「カシミールビーフカレー~ガラムペースト付~」「マハラジャチキンカレー」の計5種類があります。


食事の前にまず提供されたのは、「氷果実サワー~グレープフルーツ~」(税込518円)


グレープフルーツの果実だけを凍らせたて作った氷果実サワーで、100%グレープのように酸味が全面に出たものではなく、グレープフルーツの甘さと苦みがきりっとした炭酸で割られたさわやかな飲み物。炭酸がそこまで強くないので暑い日にゴクゴク飲めそうです。


中には凍ったグレープフルーツ果肉がごろごろっと入っていました。


そして1つ目に出されたカレーは、人気投票1位になった「ザ・ロイヤル シェフカレー」と2位の「チキン"コフタ"のカレー」がセットになった「35年目のロイヤルターリ2種のカレー」(税込2030円)


全長123.8mmのiPhone SEより一回り小さな器に入ったカレーが2つと、コールスロー、ビシソワーズ、チキン65、サフランライス、ナンがセットになったもの。


器のサイズはこのくらい。


インド料理屋さんにいくと、カレーやおかずの皿を覆ってしまうほどに巨大なナンが出てくることもありますが、「35年目のロイヤルターリ 2種のカレー」のナンは手のひらの2倍くらいのサイズでした。


「カレーにビシソワーズ……?」と少し不思議な感じがしますが、そもそもロイヤルホストのカレーは、インドのスパイスの使い方を参考にしつつも、ココナッツミルクやコリアンダーなどの香りを使ったアジアのものや、フォン・ド・ヴォーなど、さまざまな要素を融合させたスタイル。このターリに使われているカレーは洋食風ということで、ビシソワーズやコールスローがセットになっています。


ジャガイモのポタージュ「ビシソワーズ」の層の下にはコンソメゼリーの層が敷かれており、最初になめらかなポタージュが広がり、時間差で溶けたコンソメゼリーの旨みがじゅわりと感じられます。冷たいスープなので夏に最適。


大きくカットされたビーフが入っており、表面に生クリームがかけられているのが「ザ・ロイヤル シェフカレー」。カレーというよりビーフシチューのような感じで辛さはマイルド。ソテーしたりんごとオニオンがベースになっているのでまろやかな風味です。


ナンの下にはサフランライスが敷かれているので、ライスと一緒に食べてみます。入っているビーフは口の中でとろけるほどに柔らかく、「ザ・洋食」という感じのカレーです。


そしてこれが「チキンと"コフタ"のカレー」。あめ色に炒めた玉ネギをベースに、ココナッツミルクを使ったカレーとのこと。トッピングとしてパプリカとパクチーが載っていました。なお、パクチーは+194円(税込)で追加することも可能です。


コフタとは鶏ミンチとひよこ豆の粉で作ったミートボール。


マイルドだったザ・ロイヤル シェフカレーとは打って変わってキリッとスパイシーなカレーで、じわじわと体温の上昇を感じます。ココナッツやパクチーの香りがかなりエスニックな雰囲気で、ナンと一緒に食べてももちろん合います。


コールスローにはほんのり甘いコーンドレッシングが使われており、酸味がありさわやかな口当たりなので、カレーで口の中が熱くなった時に食べるとよさ気。


チキン65とは、南インドで食べられている、香辛料を使ったスパイシー&ジューシーなから揚げ。単品は税込410円で注文可能です。


続いて食べていくのは「海老のフレンチカレー」(税込1814円)。ちなみに、写真に写っているライスは半量サイズとなっています。


カレーの入った器はこのくらい。


ライスはサフランライスで、オクラ・パプリカ・なす・福神漬けがトッピングされています。


カレーの中にはブラックタイガーが4尾。


サフランライスの上にカレーをかけて……


まずは海老なし・ルーのみで食べてみたところ、アメリケーヌ・ソースのような香り・旨みが口のなかにふわりと広がります。カレーのベースは、バターソテーし白ワインでフランベした甘海老を叩いてつぶして使っているとのことで、香料などはなし。海老本来の香り・旨みなので、香料のように後に引かない仕上がりになっているとのこと。Soup Stock Tokyoの「オマール海老のビスク」のような雰囲気もあり、スープやシチューとしても食べられそうなのですが、そこにスパイスを加えることで上品な洋食カレーを作っています。


具材のブラックタイガーもぷりぷり。辛さはあまりなく、マイルドだからこそ海老の旨みをしっかりと感じられる一品です。


続いては、「“10 種の国産野菜”とポークのスープカレー」(税込1706円)


キャベツ・玉ネギ・ニンジン・なす・かぼちゃ・トマト・赤パプリカ・ブロッコリー・オクラ・いんげんなど、10種類、175グラムの国産野菜がたっぷりと使われたカレーで、ゆでたまご入り。


野菜が使われたヘルシーなカレーなのかな?と思っていましたが、中からは巨大な豚肉の塊がでてきました。


ごはんは十八穀米。これも半量サイズです。


お皿にカレーを盛ってみると、豚塊がドーンとど迫力でした。


マイルドなカレーが続いていたので何も考えずにぱくりと口に入れたところ、「カーン!」と突き上げるようなスパイスの刺激が直撃。トウガラシももちろんのこと、ショウガなども多く使われていそうな感じで、食べれば食べるほど、毛穴から汗がぶわっと吹き上げてきます。しかし、ただ「辛い」というだけの食べ物ではなく、野菜の甘みや、ベースとなっているチキンブイヨン、豚の旨みなどが深みを生み出しているので、一口また一口と、次々に食べ進めてしまいます。


そして4つ目のカレーは1983年の第1回カレーフェアから続く伝統のカレー「カシミールビーフカレー(ガラムペースト付)」(税込1382円)


これはライスにフライドオニオンがトッピングされており、福神漬けとマンゴーチャツネが添えられています。


カシミールビーフカレーは真っ黒な見た目がインパクト大なのですが、味はとても繊細で、一口目はマイルドさビーフの旨み、スパイスの風味を感じるのですが、食べれば食べるほどにジワジワと辛さが広がっていき、“10 種の国産野菜”とポークのスープカレーとは異なり、後追い型の辛さとなっています。一口一口はそんなに辛くないはずなのに食べ続けるとなぜか鼻汗がすごい、という不思議な状態に。


甘酸っぱいマンゴーチャツネを加えると、さらに味に深みが出ます。


そして、別添で「ガラムペースト」という小さな器にはいったソースがついてくるのですが……


これがペロッとなめただけでもキーンと脳天を刺激する辛さ。しかし、辛いだけでなく、玉ネギやトマト、そしてトウガラシの甘さが含まれているとのことで、やみつきになりそうでした。なお、ガラムペーストは税込108円で単品注文可能です。


ここまでカレーを食べると吹き出る汗がすごいことになるのですが、最後には冷たいデザート「プチ・パフェ~ミントパイナップル&パンナコッタ~」(税込518円)が登場。


横から見るとこんな感じ。ホイップクリーム、パイナップルとフレッシュミントを混ぜ合わせたもの、ココナッツソルベ、パンナコッタ、パイナップルのソースが入っています。


ミントはトッピングだけでなく、パイナップルとたっぷりと混ぜ合わせられていて、非常にさわやか。パイナップルの酸味や甘みも、カレーを食べた後の体に染み渡っていきます。


ひんやりと冷たいココナッツソルベ、まろやかなパンナコッタは、パイナップルと非常に相性がよく、カレーを食べた後のデザートとしてはこれ以上ないほどに完璧でした。


なお、「35年目のカレーフェア」「パイナップル&ココナッツデザート」は2017年7月5日(水)からの開始で、35年目のカレーフェアは8月下旬、パイナップル&ココナッツデザートは9月初旬までの提供となっています。まずは食事から夏を感じたい、という人はぜひ行ってみてください。

・関連記事
通常メニューの注文でも牛すじカレーが食べ放題になる「ふらんす亭 中野北口店」 - GIGAZINE

しっかり煮込まれた濃厚な欧風カレーを新宿三丁目の路地にある「カレーの店 ガンジー」で食べてきた - GIGAZINE

ホールスパイス焙煎&加熱温度を抑えてスパイスの風味を可能な限りいかした濃縮ペーストルウ「きわだちカレー」試食レビュー - GIGAZINE

抹茶をご飯にぶっかけたような真緑の「宇治抹茶カレー」を食べてみた - GIGAZINE

1000円以下で具材・ご飯・ルーてんこ盛りの超デカ盛りカレーが食べられる「カレーやさん LITTLE SHOP」試食レビュー - GIGAZINE

ボタンを押すだけで全自動で旨みが凝縮した「無水カレー」などを作ってくれ、真空調理器としてお店レベルの料理も作れる便利家電「ホットクック」を使ってみた - GIGAZINE

巨大な豚バラをうま辛カレーに豪快にトッピングした「豚バラブロックカリー」をいずみカリーで食べてみた - GIGAZINE

あの糸井重里が絶賛した居酒屋レベルを超越した「糸力カレー」を食べてみました - GIGAZINE

103

in 試食, Posted by logq_fa