ネットを匿名で使う「Tor」が世界中でどれだけ利用されているかがわかるマップ

by Jon Johnson

インターネットへの接続経路を匿名化する「Tor」が世界中でどれだけ利用されているのかを、消費者保護に取り組んでいる団体・Digitale Gesellschaftが発表しました。

Tor usage worldwide: The Anonymous Internet – Digitale Gesellschaft
https://www.digitale-gesellschaft.ch/2017/06/21/tor-usage-worldwide-the-anonymous-internet/


この図は1つ1つの六角形が国を表しています。六角形のサイズはTorの1日あたりの利用者数の数を示していて大きいほど利用者が多く、色はインターネット利用者10万人あたりのTorの利用者数の割合を示していて濃いほど多くなります。

2015年の図の全体はこんな感じ。利用者数だけで見れば最多はアメリカです。


ヨーロッパでは利用している人の割合が他地域に比べて高め。


日本(JPN)の利用者数も決して多い方ではありませんが、中国(CHN)の少なさは注目に値します。これは、国を挙げてインターネット検閲を回避するTorのような技術を取り締まっているためです。


ちなみに、オックスフォード大学が2012年8月から2013年7月までのデータを用いて作った以下のマップがオリジナル。2つを見比べると、Torの利用者が全体的に増加していることがわかります。


なお、直近1年間(2016年6月1日~2017年5月31日)のユーザー数は、TorProjectによると以下のようにだいたい200万人前後で推移しています。2017年になってからは、やや増加傾向がみられます。

Users – Tor Metrics

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