取材

嵐山の絶景を一望できるカフェや歴史的建造物をいかしたレストランなどがある風光明媚なホテル「翠嵐」に行ってきたよレポート


天然温泉の露天風呂がついた客室、明治期の歴史的建造物をいかしたレストラン、嵐山の絶景を一望できるカフェなど、これでもかというほど日本ならではの優雅さの中でゆったりと過ごせる嵐山のホテルが「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」です。宿泊予約サイトのBooking.comが実施した、新たな世界を垣間見ることができる宿泊施設のメディア向けツアーに参加したところ、翠嵐では本当に別世界を見ることになりました。

翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 公式サイト | Suiran, a Luxury Collection Hotel, Kyoto
http://www.suirankyoto.com/

翠嵐の住所は「京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12」。JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山」駅から徒歩約15分、嵐山電鉄「嵐山」駅から徒歩約5分ちょっとの距離です。


保津川のほとり、絶景が楽しめる場所に……


「翠嵐」の門を発見。古くからある旅館のようなたたずまいですが、2015年3月に誕生したという、新しい宿泊施設です。一見すると旅館っぽいですが、「ホテル」にカテゴライズされています。


門をくぐるとこんな感じ。まだ建物に入ってすらいませんが、既に木漏れ日の美しい空間が広がっていました。


庭園を歩いていると母屋が見えてきました。建物内のレストランは川崎正蔵の別荘として明治初期に建てられた建造物を利用しているとのことで、写真で確認できる部分は当時、馬車でついていた部分をそのまま残しているそうです。


これがホテル入り口。


中はこんな感じで、モダンな空間。


ここでチェックインを済ませます。


そして、ロビーを抜けると……


一気に和空間に。


まず案内されたのは「柚葉」という部屋。この部屋は「デラックスルーム」にあたり、サイズは38-47平方メートルとのこと。


中はこんな感じ。


フローリングと畳が半々ですが、靴を脱いで上がります。


室内の様子は以下の360度画像をぐりぐり動かすことで確認可能です。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


部屋にはダブルベッドが2台。


枕もとにはライトのスイッチ、電話、時計、メモ、ペン、コンセントが2つ。


ベッドの前方にはチェスト。家具は黒ベースに赤を差し色として使っており、全体としてシックな印象です。


チェストの上には急須とゆのみ。


扉を開けると、中には飲み物の詰まった冷蔵庫と、ティーカップなど。


スナック類も用意されていました。


貴重品を入れるセーフティボックスもここにあります。


ベッドの奥には朱色のテーブルと黄金色の座椅子。


ルームスタンドは燭台をモチーフとしているそうです。


そして、部屋の前には灯籠などが置かれているベランダがあり、右側に見えている戸を引くと……


露天風呂になっていました。すだれを開ければ、夜空を見ながら露天風呂が楽しめるわけです。


露天風呂は室内のバスルームからもつながっています。


バスルームの洗面台はこんな感じ。


アメニティのシャンプー・コンディショナー・バスジェルには、アンチエイジングにフォーカスを当て科学と自然を融合させたというブランド「Laboratoire Remède」のロゴが入っていました。大きな鏡もありますが、手鏡も置かれています。


せっけんは京都しゃぼんやと共同開発したオーガニックの石けん。


そのほかアメニティとして、ボディーローション、シャワーキャップ、コットンセット、ヘアピン、シェーバー・シェービングフォーム、固形ハンド石けん、固形ボディ石鹸、歯ブラシ、ヘアブラシなどが備わっています。


向かって右側にはトイレがあり……


左側にはシャワールーム。


その奥に露天風呂があるわけです。


また、建物の上階にある部屋も見せてもらいました。落ち着いたライティングの廊下を歩いて行くと……


月の音の部屋に到着。ここはスーペリアツイン・キングということで、サイズは39-49平方メートル。カーペットは水面に写り込む月がデザインされているとのこと。


部屋の様子は以下の360度画像でも見ることができます。

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ここは靴を脱がずに上がれるタイプの部屋。部屋に入ってすぐ左にバスルームがあり、洗面ボウルは保津川をイメージした翡翠色と青色のグラデーションからなる信楽焼になっています。


アメニティは柚葉の部屋と同じです。


バスタブとは別にシャワールームがあります。


ベッドは2つで……


ベッド回りも柚葉と同じ。


ベッドの向かい側にテレビとテーブル、ソファーが置かれています。


バルコニーはこんな感じ。


柚葉の部屋は露天風呂があるため塀が高く作られていたのですが、月の音の部屋は青青とした美しい嵐山の自然を眺めることができました。


月の音の部屋には露天風呂がついていないのですが、ホテル内に設けられた宿泊者限定の貸し切り温泉を利用可能です。こちらも見せてもらうことに。


露天風呂は別棟となっており、ここが脱衣所。


温泉は「庵」という、竹が生えた日本庭園に面した岩風呂と……


木のお風呂の2種類。お湯はアルカリ性で、神経痛・関節痛・慢性消化器病・疲労回復などに効果があるとのこと。


露天風呂は以下の360度画像からも確認できます。

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また、「茶寮 八翠」では保津川と嵐山の景色を眺めながら一息つくことが可能。


中の様子。


保津川の絶景をお茶やお茶菓子とともに楽しめます。


そして、川崎正蔵の別荘を利用したレストラン「京 翠嵐」は以下のような感じ。通路を抜けると……


朱色の家具を配置した邸宅空間が広がっていました。


旧「延命閣」で使われていた金砂子などが残されており、社交場とした使われた当時の雰囲気も残されています。


なお、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都の価格は予約日時によって上下しますが、記事作成時点でBooking.comを調べたところ、例えば2017年6月12日(月)から13日(火)の1泊2名でスーペリア・ツインルームが6万5340円、デラックスツインルームが8万3160円で、朝食はオプションで4000円となっていました。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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