iOS 11ではコントロールセンターのデザインが大幅変化&自由にカスタム可能


Appleが開発者向けに開催したWWDC 2017の中で発表された次期iOSの「iOS 11」には、多数の新機能が盛り込まれています。中でも大きく変化したのが画面を下から上にスワイプすると表示される「コントロールセンター」で、これまでよりも多くの機能を管理できるようになっており、アプリのショートカットを配置することも可能です。

Hands-On With iOS 11: New Control Center, Redesigned App Store, Files App and More - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2017/06/07/hands-on-with-ios-11/

iOS 10のコントロールセンターには、機内モード・Wi-Fi・Bluetooth・おやすみモード・画面縦向きのロックをオンオフするためのスイッチ、画面の輝度調節スライドバー、AirPlayミラーリング・AirDrop・Night Shiftボタン、ライト・タイマー・計算機・カメラへのショートカット、ミュージックコントロールが配置されています。


iOS 11の進化したコントロールセンターでは、ユーザーは自由に配置するボタンをカスタム可能で、オプションで合計18個のショートカットを追加できます。コントロールセンターに配置するアイテムを追加したり削除したりするのは、iOSの「設定」から行います。

オプションで追加できるものを除くと、コントロールセンターには機内モード・モバイルデータ通信・Wi-Fi・Bluetoothをオンオフするためのワイヤレス通信に関するオプション、ミュージックコントロール、画面縦向きのロック、おやすみモード、画面ミラーリングをオンオフするボタン、画面輝度、音量を調節するスライドバーの合計7項目が残ります。


基本となる7つの項目は配置を変更することができないでそうすが、その他は場所を動かしたり非表示にしたりすることができます。新しいコントロールセンターは、開く方法はこれまでと同じ「画面を下から上にスワイプする」というものですが、これまでとは異なり開くと画面全体がコントロールセンターで埋め尽くされます。画面全体に所狭しとボタンが並べられることとなるため、ミュージックコントロールのためにコントロールセンターをスワイプ操作する、といった手間もなくなります。


また、一部のアイコンは3D Touchすることでより細かく機能を使えるようになります。例えば、機内モード・モバイルデータ通信・Wi-Fi・Bluetoothがまとめられたワイヤレスオプションアイコンをぐっと強めに押すと、以下のような画面になり、AirDropやパーソナルホットスポットのオンオフボタンも追加で表示されます。なお、iPadなどの3D Touch非対応端末ではアイコンを長押しすればOKとのこと。


より詳細な設定ができるのはワイヤレスオプションだけではなく、例えばミュージックコントロールは音量調節バーや再生位置を動かすバーなどが追加で表示され、ライトは明るさを変更するオプションが表示されます。また、Apple TVやHomeKitのショートカットは、3D Touchを使用することでアプリケーションを開かずに素早く細かい設定が可能となります。


なお、コントロールセンターで追加したり削除したりできる18個のショートカットというのは、「アクセシビリティのショートカット」「アラーム」「Apple TV」「計算機」「カメラ」「運転中モード」「ライト」「ガイド付きアクセス」「HomeKit}「低電力モード」「拡大鏡」「メモ」「スクリーンレコーディング」「ストップウォッチ」「文字サイズ」「タイマー」「ボイスメモ」「Wallet」です。

実際に開発者向けのベータ版iOS 11をインストールして使用しているムービーも公開されており、新しいコントロールセンターがどんな風に動作するのかチェックすることができます。また、ムービー中ではコントロールセンターのほかに、App Storeやマップアプリなどの変更点もチェックしているので、iOS 11全体がどんな風に変化するのか、そのイメージもつかめるかもしれません。

Hands-On with iOS 11! - YouTube


画面最下部を上方向にスワイプすると……


コントロールセンターが表示されます。


輝度・音量はタップして上下に動かすことで調整可能。


コントロールセンターに配置するアイコンは、「設定」の「コントロールセンター」から自由にカスタマイズできます。


コントロールセンターに配置されているミュージックコントロールを指でぐっと強く押すと……


巨大化してより細かく管理可能となります。


コントロールセンターのほかにもiOS 11の変更点存在します。例えば「App Store」はデザインが新しくなります。


新デザインではこれまでよりも大きなビジュアルが配置され、よりアプリひとつひとつの情報が多く入ってくるようになります。


iOS 10のApp Storeでは「おすすめ」「カテゴリ」「ランキング」「検索」「アップデート」という5つのタブが用意されていたのですが、iOS 11では「Today」「ゲーム」「アプリ」「アップデート」「検索」に変更されており、ゲームとアプリが別個になっているのが特徴的。


iPhoneやiPad内のデータを管理するための「ファイル」アプリ。


端末内のデータやiCloud内のデータ、さらには最近削除したデータなどをアプリ内で一元管理可能になります。


先進的な機械学習と人工知能により、Siriはさらに進化して自然な新しい声で話すようになりました。


Siriに問いかけたあとは、これまでは画面下部にマイクアイコンが表示されていましたが、iOS 11では虹色の光に変化しています。


さらに、Siriに問いかける形で翻訳も可能に。


iMessageも進化しています。


再設計されたアプリパネルを左右にスワイプすることで、ステッカー、絵文字、ゲームなどを共有できるようになります。


マップアプリは屋内マップが充実。


「ショッピングモールの3階にどんな店が入っているのか?」などをアプリでチェック可能になります。


自動車を運転していることをiPhoneが感知できるようになり、電話・テキストメッセージなどの気を取られる通知をオフにし、連絡してきた相手に運転中であることを自動で通知できるようになります。


「メモリー」を使えばこれまで撮影した写真をまとめて思い出のアルバムを自動で作ってくれます。


「メモ」アプリに「macrumors」という文字を手描きして……


「Spotlight検索」で「macrumors」を検索すると……


メモアプリの中にそういったデータがあると表示されました。Spotlight検索も進化しているようです。


なお、iOS 11はiPhone 5s以降のiPhone、iPad(第5世代)以降のiPad、iPad mini 2以降のiPad mini、iPod touch(第6世代)で利用可能となります。

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