ホタルが乱舞してあちこちで光る様子を再現した「Fireflies」は大量のホタルの発光がシンクロしていく様子を体感可能

by Raph Su

クリエイターのNicky Caseさんが、水辺を飛び交うホタルの様子を再現したようなコンテンツ「Fireflies」を作りました。ランダムに光っているのではなく、ちゃんとページ内を飛び交うホタルがそれぞれの個体の体内時計に合わせて一定周期で光っていて、ホタルの数や光る間隔を変更可能。また、「近くのホタルが光ったら体内時計が進む」というオプションもあって、マングローブの樹に密集して光る東南アジアのホタルの様子を再現することもできます。

Fireflies
http://ncase.me/fireflies/


ホタルの近くでクリック操作をするとホタルが光ります。そのままドラッグ操作をしてもホタルは光るので、クリックしたままのカーソルをホタルの周りでうろうろさせると、ホタルは連続でチカチカと光ります。


ホタルはリーダーの合図に合わせて光っているわけではなく、それぞれの体内時計に合わせて一定周期で光っています。Caseさんはこれを、秒針が12時のところに来るたびにホタルが光る、という形で再現しています。


さらに、Caseさんは「Nudge the neighbor」というオプションをつけました。これは、光ったホタルの近くにいたホタルは体内時計が少し進むという仕組み。


つまり、ホタルが密集しているところにいると周囲のホタルが光るごとに体内時計がどんどん進み、次に光るまでの間隔は短くなります。このオプションをONにしてしばらくホタルを見ていると、最初はわりとバラバラに光っていたホタルが、だんだんと集団になっている部分でシンクロしていくのがわかります。


さらにページ下部に進むと、上から「ホタルの数(10~500)」「時計表示をする(ON/OFF)」「時計の速度(ゆっくり~速い)」「隣のホタルの影響を受ける(ON/OFF)」「どれぐらい影響を受けるか(わずか~たくさん)」「隣のホタルとの距離(近い~遠い)」といったオプションが用意されていて、いろいろな光らせ方ができます。


ちなみに、「時計表示をする」にすると飛んでいるホタルの姿が体内時計表示になるので、「Nudge the neighbor」のオプションをオンにしたときホタルがどれぐらいの影響を受け、どうやってシンクロしていくかの過程がよくわかります。


制作者のNicky Caseさんはクリエイター支援サービス「Patreon」で400名近いパトロンから支援を受けながらこうしたインタラクティブコンテンツなどを制作しています。なお、Firefliesはパブリックドメインにするということで、ソース類がGitHubで公開されています。

GitHub - ncase/fireflies: Fireflies: an example of emergence
https://github.com/ncase/fireflies

・関連記事
森の中を漂うホタルを低速シャッターで撮影した美麗な写真 - GIGAZINE

直径5mの巨大球体と床に美麗な光と音による映像がプロジェクションされるニフレル「WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)」圧巻の空間ムービーいろいろまとめ - GIGAZINE

悶絶するほどカワイイ動物たちの世界にお邪魔できる「ニフレル」の新体験ゾーン「うごきにふれる」 - GIGAZINE

生き物を「魅せる」展示にこだわりまくった海遊館プロデュースの「ニフレル」に一足先に行ってきたよレポート - GIGAZINE

夜の新江ノ島水族館が幻想的デジタルアートで彩られる「ナイトワンダーアクアリウム 2015」ムービー&取材レポ - GIGAZINE

85

in レビュー,  ネットサービス,  生き物, Posted by logc_nt