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デロリアンで本当に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムトラベルした速度に到達するとどうなるのか?

by rulenumberone2

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして用いられたことで非常に有名な「デロリアン・DMC-12」を運転し、劇中でタイムトラベルに必要な速度である時速88マイル(約142km)に到達するとどうなるのか、ハイウェイで挑んだ人が現れました。

DeLorean Driver Gets Speeding Ticket for Driving 88 Mph, Exact Speed in ‘Back to the Future’ | KTLA
http://ktla.com/2017/05/29/delorean-driver-gets-pulled-over-for-driving-88-mph-exact-speed-in-back-to-the-future/


「デロリアン・DMC-12」は架空の車ではなく、デロリアン・モーター・カンパニーが1980年代に市販していた車で、工場が閉鎖されるまでに約8000台が生産されました。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では「ドク」ことエメット・ブラウン博士が次元転移装置を取り付けてタイムマシンとして運用しました。このDMC-12でタイムトラベル時に必要となる速度が「時速88マイル」です。

カリフォルニア州サンタクラリタに住むスペンサー・ホワイトさんも、DMC-12乗りの1人。先日、州道14号を走行していると、速度が時速85マイル(約137km)に達していることに気付きました。同乗していた母親もメーターを見て「88マイルへ加速!」とあおってきたため、ホワイトさんは車を加速させ、DMC-12を時速88マイルで走らせました。


しかし、その速度で走れたのはわずか2秒だけ。ホワイトさんの運転するDMC-12のすぐ後ろにパトカーがやってきたためです。

停車後、ホワイトさんにスピード違反を告げる警官は「まるで宝くじにでも当たったかのような笑顔」だったとのこと。おそらく、警官も映画のことはよく知っていて、「時速88マイルで走るDMC-12」を見ての反応だったことは容易に想像が付きます。そういう事情もあって、この警官はホワイトさんの車のスピード違反を示すレーダーガンの「88」の表示を撮影させてくれたとのこと。


なお、ホワイトさんは警告だけで済むかと思ったそうですが、400ドル(約4万4000円)の違反切符を切られることになりました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のファンは、この違反切符を「ドリームチケット」と呼んでいるのだとか。

ということで、時速88マイルで走った結果「スピード違反で捕まった」ホワイトさんは、「次元転移装置を積んでいなかったしプルトニウムもなかったからタイムトラベルができなかった」と語っているそうです。次に時速88マイルを出すときまでに次元転移装置を搭載し、1.21ジゴワットの電力を得られるように改造しておけば、今度こそタイムトラベルの道が開けるかも。

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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