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日本発売が決定したGoogleの対話型AI「Google Assistant」搭載スピーカー型端末「Google Home」の新機能まとめ


Googleが開発者会議「Google I/O 2017」で、Google Assistant対応のスピーカー型端末「Google Home」の販売国の拡大を発表し、日本でも2017年内に発売されることが明らかになりました。そして、Google Homeにも、通話機能など新機能が登場することが発表されています。

Google Homeがどのような端末で、どんなことができるのかは以下の記事を見れば分かります。

TVの視聴や音楽鑑賞など「家の中でのひととき」をGoogleが完全掌握すべくリリースする音声アシスタントスピーカー「Google Home」 - GIGAZINE


Google Homeに登場する新機能については、以下のムービーで確認できます。

Google I/O 2017 | New features coming to Google Home - YouTube


「おはよう。ジュリアン。今日は8時から10時まで建物の給湯設備が止まっているので、お湯が出ませんよ」と、Google Homeがモーニングコールがてら話しました。


出かける準備をする男性は「OK、Google。今日のリマインダーは?」と話しかけて、予定を確認中。Google HomeはGoogleカレンダーと連携することも可能。ホームイベントはプッシュ通知ですぐに通知させられます。


何やら手が離せない男性は、ドア越しにGoogle Homeを使って電話をかけました。Google Homeはスマートフォンと連携させることなく単体での通話機能をサポートします。


スマートフォンが見つからない男性。


「ダニーに電話をかけて」と自分のスマートフォンにコールを要求。


胸ポケットで発見したようです。


自分のプレイリストの音楽を再生してノリノリでダンスする女性。ただし、他のメンバーは音楽が気に入らない様子。


「OK、Google。私のプレイリストを再生して」と話しかける女性。


プレイリストが変更されました。Google Home(Google Assistant)は最大6人の声を識別可能。いちいち誰による命令かを指定する必要はありません。


GoogleがGoogle I/O 2017で発表した、Google Homeに追加される他の機能は以下の通り。

◆無料通話機能
Google Homeで通話することが可能になりましたが、アメリカ・カナダでは固定電話・携帯電話に無料で電話できるようになります。電話番号を指定すればGoogle Assistantがスマートフォンでダイヤルコールしてくれ、Google Homeを使ってスピーカーモードで通話できます。

なお、Google Homeは最大6人分の声を識別できるので、どのスマートフォンを使うのかを指定することなく「○○さんに電話して」と呼びかけるだけで、あらかじめユーザー別に登録された「プライベート番号」を表示させることが可能です。

◆ストリーミングの対応拡大
Google Homeはスピーカー端末なので、ストリーミングで音楽を再生したり、Googleテレビ対応端末でのストリーミングムービー操作が可能です。Google Homeは、新たにストリーミングミュージックのSpotify、SoundCloud、Deezerをサポートすることになりました。

また、ストリーミングムービーでは、HBONowやHuluがサポートされています。Google Homeのテレビ連動機能を利用すれば、YouTube TVでTV番組を見ることも可能です。


◆Bluetoothサポート
Bluetoothがサポートされることで、AndroidだけでなくiOS端末からもストリーミングミュージックを楽しめるようになります。もちろんスマートフォンに保存された音楽ファイルを再生することも可能です。

Googleが追加したGoogle Home販売国はイギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本。すでに販売中のアメリカを加えると、世界7カ国でGoogle Assistant搭載のGoogle Homeを使えるようになります。

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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