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暗号ノート14冊や哲学者の彫像を部屋に残して男性が行方不明に、異星人に傾倒か


ブラジル・アクレ州リオブランコで、異星人(エイリアン)などが大好きだったという24歳の男性が行方不明になっていることがわかりました。男性は単に行方不明になっているだけではなく、部屋に暗号で記されたノート14冊を残していて、壁にもぎっしりと文章が書かれており、さらに中央には16世紀の哲学者ジョルダーノ・ブルーノの彫像が置かれていました。

Jovem deixou 14 livros escritos à mão e criptografados antes de sumir, diz mãe | AC / Acre | G1
http://g1.globo.com/ac/acre/noticia/jovem-deixou-14-livros-escritos-a-mao-e-criptografados-antes-de-sumir-diz-mae.ghtml


行方不明になっているのは心理学を学んでいる学生のブルーノ・ボルヘスさん(24歳)。最後に姿が確認されたのは3月27日、両親が20日間の旅行から戻ってきてランチをしたときで、母親によると変わった様子はなかったそうです。

部屋の中には一般的な家具はなく、部屋の中央に哲学者ジョルダーノ・ブルーノの彫像が置かれていました。彫像を取り囲むように、部屋の壁や床一面にはブルーノさんによるものと見られる書き込みがびっしりと行われていました。また、表紙にローマ数字の番号が振られた14冊のノートが見つかっています。ノートの中身は暗号になっていて、壁や床に書かれている内容はノートと共通する部分があったそうです。

この部屋は、両親が旅行に出る前の3月1日にはごく普通のものであったことがわかっています。両親の旅行中は姉のガブリエラさん、双子の兄弟・ロドリーゴさんが家にいましたが、ブルーノさんの部屋は閉じきられていたとのこと。ただ、ブルーノさんが一人っきりになる時もあり、ジョルダーノ・ブルーノの彫像はそのタイミングで搬入されたものとみられます。購入時期は数週間前で、価格は7000レアル(約24万円)だとのこと。


残された写真などから、ブルーノさんは異星人に傾倒していたことがわかっていて、母親によるとお金のかかる計画を進めていると長らく語っていたそうです。計画は2013年にスタートし、1年前から完成に向かっていた模様です。具体的にどんな計画なのかははっきりとしていませんが、「よい方法で人類を変える」という14冊の本を執筆していたようです。

G1の公開している映像によれば、ブルーノさんの部屋はこんな感じだったようです。


机の上に置かれたノートはローマ数字で番号が振られています


謎の図


部屋の真ん中に彫像


壁にはギッシリと書き込みが。


ブルーノさんが意図的に姿を消したのか、事件に巻き込まれたのかは今のところ不明です。

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in メモ, Posted by logc_nt

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