ハードウェア

プロカメラマンが不要になるロボットスタジオ「StyleShoots Live」が登場、静止画とムービーの同時撮影も可能に


ライティングから背景のセッティングなどをiPad Proで行い、撮影した写真やムービーをウェブサイトや街中の広告、Facebookなどありとあらゆるプラットフォームに対応したフォーマットに自動で出力してくれるロボットスタジオ「StyleShoots Live」が発表されました。StyleShoots Liveさえあれば、プロのカメラマンがいなくても広告にそのまま使えそうなくらい高品質の写真やムービーを撮影することができます。

StyleShoots Live | Instant video. Beautiful stills. One machine. — StyleShoots
http://www.styleshoots.com/live

StyleShoots Liveがどのような製品かは以下のムービーから確認可能です。

StyleShoots Live Product Introduction - YouTube


ファッションブランドはウェブサイトだけでなく、街中の広告やECサイト、Facebook、Instagram、SnapChatなどさまざまなプラットフォームに応じた写真やムービーが必要です。


撮影した写真やムービーはプラットフォームごとに指定されたフォーマットに出力する必要があるわけですが、この作業を自動で行ってくれるのが「StyleShoots Live」です。


StyleShoots Liveを用いれば、写真撮影とムービー撮影を同時に行ってくれるので、写真とムービーを別々の場所で撮影する必要がなくなります。


StyleShoots Liveは深度センサーやLEDパネルを搭載しており、ソフトウェア動かすためにAppleのMac Proを内蔵。スタジオに取り付けられたiPad Proで主な操作を行い、ライティングをiPad Proからリアルタイムで調節することもできます。


搭載されているカメラはキヤノンの「EOS-1D X Mark II」。写真は解像度が最大約200万ピクセルでJPG、PNG、TIFF、CR2に対応しており、ムービーであれば最大4Kでの撮影が可能でMP4とM4Vに対応しています。


取り付けられているiPad Proで背景や床の色を変更したり、小物を加えたりすることもできます。つまり、モデルとスタイリストさえいればカメラマンが必要なくなるというわけです。


公式サイトだけでStyleShoots Liveの全てを伝えきるのは難しいということで、記事作成時点ではStyleShoots Liveのオンライン体験デモの予約を受付中。スタジオということもあってか販売価格は「要見積もり」となっており、一般向けというよりはファッションブランドといった企業向けの製品になっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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