Googleマップで撮影した3300枚のスクリーンショットと動画で作られた世界一周旅行気分のムービー
Googleマップの12周年を記念して、グラフィックデザインを勉強しているMatteo ArchondisさんがGoogleマップで世界一周旅行をした気分になれるムービーを作成し公開しています。Archondisさんが作った「Google Maps: Hyperlapse Around the World」は、何とGoogleマップで撮影したスクリーンショットと動画のみを組み合わせて作ったハイパーラプスムービーで、たった150秒で世界一周が体験できる見応えのある作品になっています。
Google Maps: Hyperlapse Around the World - YouTube
宇宙空間に浮かぶ地球。
その地球にググッと寄っていき……
最初の都市に到着。
ここはイタリアのローマでした。
ムービーは、そのまま道路に飛び出てストリートビューのタイムラプス映像に変わります。画面の一番奥に見えているのは、バチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂です。
ストリートビューを数秒楽しんだらローマ上空へ。
そのままドンドン引いて……
ビューンとマップ上を飛んでいって到着したのはベニスです。
ベニスの美しい景観を上空から堪能。
イタリアを出てやってきたのはフランスのパリ。
セーヌ川を挟んで北側と南側に分かれているパリの町並み。
パリを象徴する観光名所の1つのエッフェル塔を上空から楽しみます。
次は海を挟んで隣にあるロンドンへ。
垂直様式のゴシック建築のビッグベン。ロンドンを観光する上で外せない名所です。
今度は海を越えて……
スペインのバルセロナまでひとっ飛び。
バルセロナと言えば建築家アントニ・ガウディの未完作品のサグラダ・ファミリア。2026年には完成するそうです。
Googleマップなら飛行機を使わずに別の大陸に一瞬で移動可能。やってきたのは、大きな崖がそびえ立つ南米の都市。
コルコバードのキリスト像が見下ろすのはブラジルのリオデジャネイロでした。
リオデジャネイロからズームアウトし……
地球が見えるくらいまで舞い上がります。
そして一気に急降下し、大きな川にかかる橋が有名な場所にやってきました。
ここはゴールデン・ゲート・ブリッジがあるサンフランシスコ。
さらにはグランドキャニオン……
ニューヨークとアメリカの各都市を飛び回ります。
旅の最後に見えてきたのは日本。
近畿地方にズームインします。
やってきたのは京都です。
日本人なら一度はテレビなどで見たことがある金閣寺。
最後は京都の町並みをストリートビューで楽しんで終了です。
ムービーを作成したArchondisさんがIT関連メディアのPetaPixeに語ったところによると、Googleマップで約3300枚のスクリーンショットと動画を撮影し、その後に映像加工ソフトのAfter Effectsで編集を行ったとのこと。スクリーンショットの撮影にかかった時間は2日間。実際はスクリーンショットを撮影するよりも編集作業の方が大変だったそうです。
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