USBポートに挿すだけでガジェットを完全に破壊する恐怖の「USB Killer」をiPhone・MacBook・Pixel・GoProなどで一斉に使うとこうなる


PCで使われる「USB端子」は、データのやりとりだけでなく電源供給が可能なこともあり、PCだけでなくテレビ、スマートフォン、アクションカメラなどさまざまな端末で使われている最も汎用性の高い外部端子となっています。そのUSBポートにぶすりと挿し込むだけで、機械自体を破壊してしまうという恐ろしい装置「USB Killer」を、iPad Pro、Galaxy Note 7、MacBook Pro、Google Pixel、GoPro HERO 5などさまざまな端末に挿し込んで、端末が破壊されるかどうかを一斉テストした様子が公開されています。

USB Killer vs New MacBook Pro, Google Pixel & More! Instant Death! - YouTube


USB Killerとはどのような機械なのかは以下の記事を見ればよくわかります。

ポートに挿すとPCを物理的に破壊してしまう驚異のUSBメモリ「USB Killer」 - GIGAZINE


これがUSBポートに挿し込むだけで機器そのものを破壊してしまう「USB Killer」


机の上にずらりとそろった端末のUSBポートに挿し込んで、USB Killerによって機械が破壊されるかを一斉にチェックするとのこと。


まずはUSB Killerの使い方を、古いThinkPadで説明します。


USB KillerをUSBポートに挿し込みましたが変化はなし。


これは、USB端子からの電流を検出する中間キットがThikPadとUSB Killerの間に挟み込まれているから。中間キットの赤・黒の線を近づけると……


火花が飛びました。


あらためて、中間キットを取り除いて、USB KillerをUSBポートに挿し込みます。


USB Killerを挿し込んだ瞬間、ブツっという音とともに、画面が消えました。


キーを押しても電源ケーブルをつないでも反応はなし。ThinkPadはUSB Killerによって葬られてしまいました。


ということで、ここらからが本番。まずは、爆発問題でリコールとなった「Galaxy Note 7」から。


ちなみにモバイルバッテリーを使ってUSB Killerのコンデンサーはフル充電状態にされています。


中間キットをかませた状態では、火花が飛びます。


あらためて中間キットを取り除いて、USB Killerを挿してみると……


変化なし。爆発もしません。


タッチパネルでの操作も問題なく可能。


Galaxy Note 7には過電流をシャットダウンするサージ対策機構が組み込まれており、うまく機能しているようです。


続いて「GoPro HERO 5


Type-Cに変換するアダプターを使ってUSB Killerを接続します。


結果は問題なし。GoPro HERO 5もサージ機能が有効なようです。


続いて、旧型のiPhoneシリーズ。


結果は、iPhone 4、iPhone 3GS、初代iPhoneのすべてが問題なくテストをクリア。USB Killerへの耐性を示しました。


Googleのハイエンドスマートフォン「Pixel」でのテスト。


Pixelは新品の状態です。


中間キットを使ったチェックでは、バチバチと火花を飛ばしています。


そして、サードパーティ製のType-Cアダプターを使ってUSB Killerを挿してみると……


画面は変化なし。


しかし、Pixel純正のType-Cアダプターを使ってみたところ……


バチっという音と共に、Pixelがお亡くなりに……。


USB Killerを持っていた手にも電気ショックがあったそうで、予想外の結果に驚きを隠せません。


電源ボタンを押しても反応はなし。完全に壊れてしまったようです。


次に、Pixelを破壊した純正USBアダプター+USB Killerの組み合わせで、先ほどテストをクリアしたGalaxy Note 7を再びテストしてみます。


USB Killerを挿したところ、画面は変化なし。


しかし、USBによる給電機能が故障してしまったとのこと。端末全体の破壊は免れましたが、USB機能が破壊されてしまいました。


次に、2016年モデルの新型「MacBook Pro」をテスト。


中間キットからは火花が飛びます。


そして、USB Killer単独での試験。


Type-CのUSBポートにUSB Killerを挿し込んだ瞬間に、ブツっという音と共に画面がブラックアウト。


ボタンを押しても反応なし。


充電ケーブルを挿してもダメ。USB Killerは新品のMacBook Proを一瞬にして葬り去りました。


次に「iPad Pro(9.7インチモデル)


USB Killerを接続すると、画面が点滅状態に陥りました。


落ち着いて再起動すると……


問題なし。


充電もOK。どうやら、画面が点滅する状態になるものの、端末自体の破壊は免れたようです。


一方で、初代iPadにUSB Killerを挿し込んでもまったく問題なし。旧型の方が耐性があるという傾向があるのかもしれません。


Beatsのヘッドフォン「Solo3 Wireless」を試験します。


USB Killerを接続しても問題なく機能しています。


ということで、USB Killerによって機器が完全に破壊されたのは、Google PixelとMacBook Pro。USB端子が破壊されたのがGalaxy Note 7という結果になりました。


ちなみに、今回の一斉テストに先立ってiPhone 7 Plusを使ったテストが行われています。

USB Killer vs iPhone 7 Plus - Instant Death? - YouTube


iPhone 7 PlusにUSB Killerを挿し込んだところ、Lightningポートが破壊されてしまい充電不能になっています。

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