レビュー

たった約100円のレンチンだけで袋麺を調理可能な「レンジでラーメン『丼』いらず」を使ってみました


100円ショップのザ・ダイソーで購入できる「レンジでラーメン『丼』いらず」は、鍋を使わずに電子レンジで袋麺を調理する便利グッズです。約100円で購入できる上に、鍋を使わず手軽に作れて洗い物も減らせることなので、実際に使ってみました。

100円ショップ「ザ・ダイソー」
https://www.daiso-sangyo.co.jp/

「レンジでラーメン『丼』いらず」はダイソーで購入可能。価格は税込108円です。


丼にはオレンジ色のフタが付いています。


「レンジでラーメン『丼』いらず」は日本製。


フタを開けると、中には調理方法を日本語・英語・スペイン語で書かれた説明書が1枚入っていました。


なお、フタの天麺にも調理法が記載されているので、説明書をなくしてしまっても安心。


今回は「レンジでラーメン『丼』いらず」で「チキンラーメン」「マルちゃん正麺」「ラ王」「サッポロ一番 塩らーめん」を作ってみます。


まずはチキンラーメンから挑戦。麺を丼に入れます。


水は袋麺で指定されている分量を入れればOKです。チキンラーメンの場合は400ml。


水を入れたらフタをして電子レンジに入れて……


説明書の目安通り「500W・7分」でチンします。


これで後は待つだけ。


加熱が終わったら電子レンジから取り出します。持ち手の部分は、手で持っても全く熱くありませんでした。


フタを開けると、完成したチキンラーメンが登場。


スープは鍋で調理したときと変わらない味に仕上がっています。


しかし、麺は少し伸びていました。残念。


今度は加熱時間を6分に短くして挑戦してみます。


6分後に取り出すと、7分加熱したときよりも麺がほぐれていません。


ネギをトッピングし……


麺を食べると、先ほどはプチッと切れてしまうくらい伸びていましたが、今回は鍋で作ったときと変わらない食感。水を入れて電子レンジでチンするだけで、きちんと調理できました。


チキンラーメンといえば卵ということで、今度は生卵を入れてから電子レンジで加熱してみます。生卵は加熱する前に、爪楊枝などで黄身の部分に穴を開けておかないと、加熱時に爆発する恐れがあるので注意。


加熱時間を変えて何度か挑戦したものの、麺がちょうどいい堅さになる加熱時間では生卵に火が通り切りませんでした。卵を入れる場合は、「レンジでラーメン『丼』いらず」ではなく鍋で料理した方がよさそう。


次は「サッポロ一番 塩らーめん」にチャレンジ。


麺を丼に入れて、水を500ml注ぎます。


フタをしたら500Wで7分間チン。


加熱後に粉末スープを入れて……


かき混ぜれば完成。今回はネギとチャーシュー、ナルトをトッピングしてみました。


「これはおいしそう!」と麺をすすってみたところ、柔らかい麺と固い麺が混ざっているような状態で、全体にまんべんなく火が通ってない模様。


もう一度作るときに気づいたのですが、「サッポロ一番 塩らーめん」の麺が大きすぎて、丼の中段くらいで引っかかり水に漬かりきっておらず、これが麺全体に火が通っていない原因と思われます。


加熱時間を8分にしてみたものの……


やはり火が通っておらず固い麺が気になります。


ということ何回かチャレンジし、5分加熱して一度電子レンジから取り出して麺をひっくり返し、再度2分加熱するのがベストだという方法にたどり着きました。


これだと麺全体に火が通って固い部分がなくなりました。麺が大きいタイプの袋麺は、加熱中に一度麺をひっくり返すのがよさそうです。


次はノンフライ麺の「マルちゃん 生麺」を「レンジでラーメン『丼』いらず」で作ってみます。


「マルちゃん 生麺」は麺のサイズがスッポリと丼に収まるサイズ。これは問題なく作れそう。


今回は野菜を入れてチャレンジしました。野菜を入れる場合は、最初から入れるとキチンと火が通ります。


電子レンジで500W・7分間加熱し、液体スープを投入。


マルちゃん正麺の完成。


野菜はしっかりと火が通っていますが……


肝心の麺は、箸でつかむとちぎれてしまうくらい柔らかくなっており、生麺のような食感のはずの「マルちゃん 生麺」とは信じられないレベルです。


調理時間を「6分」に短くして再チャレンジ。


見た目は問題なさそうですが……


麺はまたしても微妙な仕上がり。伸びているのとは違い、麺がグニュグニュの食感に仕上がってしまいます。この後も調理時間を短くしてチャレンジしましたが、麺がきちんと仕上がることはありませんでした。「マルちゃん 正麺」は、鍋で作ってこそ生麺のような食感に仕上がるということでしょうか。「レンジでラーメン『丼』いらず」で作るのはオススメできません。


最後は「日清 ラ王」を「レンジでラーメン『丼』いらず」で作ってみます。失敗した「マルちゃん 正麺」と同じくノンフライ麺なので、うまくいくのかどうか……。


500mlの水を投入し……


電子レンジで500W・7分間加熱。


加熱後に取り出すと、見た目は問題なさそう。


スープを入れたら……


かき混ぜて完成。


おそるおそる麺をすすると、ちょうどいい堅さに仕上がっていて、「ラ王」の生麺のような麺のコシがよく出ています。これは鍋でつくったときと遜色なく、電子レンジでチンするだけでここまで完成度が高く作れたことに感動を覚えるレベルです。


「レンジでラーメン『丼』いらず」は、袋麺の種類によって加熱時間を調節する必要があり、不安なときは加熱時間を短めに設定し、一度麺のできあがり具合を確認してからもう少し加熱するという方法がよさそう。洗い物が少なく、手間もかからない「レンジでラーメン『丼』いらず」は税込108円でダイソーの各店舗で販売中です。

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in レビュー,   試食, Posted by darkhorse_log

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