ハードウェア

自動的に靴ひもが締まるナイキのスマートシューズ「HyperAdapt」の動く様子がわかるムービー


バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する自動で靴ひもを締めてくれるスニーカーを元に作られた「Nike Mag」を市販向けに改良した「HyperAdapt」は2016年11月後半に登場すると言われています。そんなHyperAdaptの開発に携わったナイキの中の人が、実物を手にして詳細なスペックや実際にどうやって靴ひもが締まるのか、充電はどうやって行うのか、などを解説したムービーを公開しています。

Meet the HyperAdapt, Nike's Awesome New Power-Lacing Sneaker - YouTube


これがHyperAdapt。普通の靴と同様に足を入れて靴を履くと……


「ウィーン」というモーター音とともに、自動的に靴ひもが足の形に合わせてフィットしていくのがわかります。


靴ひもの調節はボタンでも行うことができる模様。


目には見えないものの、左右の靴の外側の足首あたりに2つのボタンが内蔵されています。以下の写真の指で押さえているかかと側の部分を押し込むと靴ひもが締まります。


足の甲側にある部分を押し込むと靴ひもが緩みました。ボタンを押している間だけ締めたり緩めたりして細かく調節できるようです。


横から見るとこんな感じで、土踏まずのあたりがライトになっています。


かかと部分にもライトがあるので、自分の居場所を周囲に示して夜のランニングでも安全に行えるほか、バッテリー残量なども知ることができます。


バッテリーは満タンに充電してから約2週間使用可能で、かかとの部分が黄色く光り始めると「あと数日でバッテリーが切れる」そうです。


かかとの部分が赤く光り始めると「もうすぐバッテリー切れ」を表わしているので、すぐに充電する必要があるとわかるわけです。


充電器は以下のようなタイプ。


土踏まずのライトに近づけると磁石でパチッと接続され、充電することができます。バッテリーが空の状態から3時間で満タンになるとのこと。なお、正確な発売日時や価格などは不明ですが、2016年内には映画のようなシューズで運動ができるようになります。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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