iPhone 7/7 Plusは旧型iPhoneシリーズに比べてどれくらい進化しているのかがベンチマークテストで判明


2016年9月16日(金)の発売を前に、iPhoone 7/7 Plusのレビュー記事が解禁されました。Ars Technicaが各種ベンチマークソフトによって、旧世代のiPhoneからどれだけ進化しているのか、ライバルとなるAndroid端末と比べてどうかなどを調べるべく、性能比較テストを行っています。

iPhone 7 and 7 Plus review: Great annual upgrades with one major catch | Ars Technica
http://arstechnica.com/apple/2016/09/iphone-7-and-7-plus-review-great-annual-upgrades-with-one-major-catch/5/

iPhone 7に搭載される「A10 Fusion」は、より高性能なデュアルコア+低消費電力のデュアルコアを併せ持つクアッドコアSoCです。これはARMのbig.LITTLEと同じ設計思想だと見られており、高速なデュアルコアは最大2.34GHzで動き、1.84GHzだったiPhone 6sの「A9」プロセッサに比べて大幅にクロック数が上昇。このクロック数の上昇分は、Appleが言う「40%の性能アップ」に大きく貢献していると考えられています。

ということで、iPhone 7/7 Plusについて、iPhone 6s・iPhone 6・iPhone 5sという旧世代プロセッサを搭載するモデルと性能を比較するため、Ars Technicaがベンチマーク試験を行っています。

Geekbenchでのシングルコア性能を比較すると、iPhone 7/7 Plusは旧モデルを圧倒的に上回り、iPhone 6s比で確かに約40%アップの性能向上を果たしています。


マルチコアだと性能差はわずかに縮まりますが、iPhone 7/7 Plusが大幅な性能向上を果たしているのは間違いありません。


Android搭載のライバル機であるGalaxy Note 7・HTC 10・Nexus 6Pとシングルコア性能を比較するとこんな感じ。ただし、OSというプラットフォームが違うので、絶対値だけで単純に性能比較することはできません。


マルチコア性能


他にも、KRAKEN 1.1や……


Google OCTANE V2などのベンチマークテストでも、iPhone 7/7 Plusは良好なパフォーマンスを見せています。


GFXBenchを使ったONスクリーン・グラフィック性能の比較。なぜかiPhone 7と同じグラフィックを採用するiPhone 7 Plusでスコアが落ち込んでいます。、


OFFスクリーンでは、ローレベルグラフィックAPI「METAL」での改善が反映された、極めて順当な結果になっています。


バッテリーの持ちについてもテストが行われています。Wi-Fiでのネットブラウジング時のスコアは、iPhone 7 PlusはGalaxy S7を抑えてトップ。すでに一部リークによって、iPhone 7のバッテリー容量が1960mAh、iPhone 7 Plusが2900mAhということが判明していますが、Android採用機に比べてiOSのバッテリーマネジメントの良さが分かる結果となっています。


なお、ストレージに関する情報をAppleは公表していませんが、Ars Technicaは起動時間を測定することで相対的な性能差を調べており、iPhone 7は前モデルiPhone 6sよりもストレージ性能がアップしていることが確認されています。

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