激安のRaspberry Pi Zeroで手のひらサイズの「スーパーファミコン」を作成した強者が登場


発売から25年以上経ち、すでに修理が打ち切られている現在でも人気がある任天堂のゲーム機「スーパーファミコン(Super NES)」。そのSuper NESを、激安のシングルボードコンピューター「Raspberry Pi Zero」を使って、手のひらにのるレベルの極小サイズのマシンに仕上げた強者が現れて、製作風景をムービーで公開しています。

SNES MICRO : Smallest Super NES - Raspberry pi Zero - YouTube


これが手のひらサイズのSuper NES(スーパーファミコン)エミュレーター「SNES MICRO」。アメリカ版ではなく日本版のスーパーファミコンを模したデザインを採用しています。


中身はRaspberry Pi ZeroとUSBハブ。


SNES MICROの製作は、ケースのインナーパーツ(内骨格)を作るところからスタートします。


「設計図」通りにプラ板を切り出して……


端の部分を折り曲げます。


あとは瞬間接着剤で立体的に固定。


ゲル状の補強材をペタペタと塗っていきます。


こんな感じでケースの骨組みが完成。この方法だと3Dプリンターよりも圧倒的に早くケースを作成できるとのこと。


続いて外装作り。インナーケースにクレイ(石膏)をかぶせて……


端をナイフでカット。


Super NESの外観は、鉄筆を使ってフリーハンドでなぞって溝を掘っています。


ケースを組み合わせるための支柱を付けたり……


穴をあけたり。


ナットはプラ板に埋め込んで……


瞬間接着剤で固定すればOK。細かな部品も手作りです。


外装が固まったらサンドペーパーでごしごしと削り、表面を滑らかにしていきます。


表面が整ったら、色を塗ります。


繰り返し塗料を吹きかけて、なるべく滑らかな表面になるように何重にもわたるコーティングを施します。


塗装後には、本体背面のスリットを再現するこだわりよう。


続いてRaspberry Pi ZeroやUSBポートにアクセスできるようにケースに穴を開けていきます。


Super NESエミュレーターは極小サイズなので、USBポートの部品がかなりのスペースを取る模様。


Super NESを模したカラーは手作業で塗っています。


外装パーツが完成したら、Raspberry Pi Zeroにはんだ付け。


はんだが取れないようにテープで保護しています。


小さなケース内部での作業なので、回路作りは慎重な作業が要求されます。USBポートの部品はタブレット用のものだとのこと。


内部が完成したら、ネジでケースを合体させれば……


完成。


エミュレーターはなんと、ゲームコントローラーよりも小さなマシンでSuper NESのゲームをプレイすることができました。

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