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ポケモンGOの「タマゴ」が菜食主義者の怒りに触れる


過去8週間で5億回以上ダウンロードされたスマートフォン向けゲームの「ポケモンGO」が、インドで「菜食主義のヒンドゥー教やジャイナ教への冒涜だ」として提訴されています。

Pokemon Go in Indian court for 'hurting religious sentiments' - BBC News
http://www.bbc.com/news/world-asia-india-37294286


インドのグジャラート州で、地元の男性が「ポケモンGOに登場するたまごのイメージ」がヒンドゥー教やジャイナ教の教えに反するとして、現地の高等裁判所にポケモンGOの禁止を求めました。高等裁判所はポケモンGOの開発元であるNianticに対して説示を求めていますが、Niantic側がこれに応じるかどうかは不明です。

そもそもなぜインドでポケモンGOの禁止が求められているのかというと、インド人の3~4割は菜食主義者であり、殺生を避けるために肉・魚・卵などを食べないようにしている人が多く存在します。訴えが起こったグジャラート州は中でも菜食主義者が多いことで知られる土地なわけですが、実際にインドでポケモンGOをプレイしたユーザーによるとインド中に点在する寺院のほとんどがポケストップに設定されており、そんな菜食主義者たちが崇める寺院で「ポケモンのタマゴ」が出てくるのは、「ヒンドゥー教やジャイナ教への冒涜だ」と訴えを起こした男性は主張しているわけです。

しかし、ソーシャルメディア上ではポケモンGO側を擁護する意見が多く見られます。その理由のひとつは、ポケモンGOがインドでは公式にリリースされていない状態にあるからです。ポケモンGOの正式なリリースはまだのインドですが、複数ユーザーが既にポケモンGOが正式リリースされている国のApp StoreやGoogle Playなどからアプリをインストールし、国内でゲームを楽しんでいるそうで、実際にプレイしたユーザーの報告などから今回の訴えに発展していったことがうかがえます。

なお、インドではTwitter上などでこの訴えが大きな話題となっており、多くのユーザーは男性の訴えを「くだらない訴えだ」と判断している状況。インドの元国務大臣であるシャシ・タルール氏は自身のTwitterアカウント上で「こんなくだらないケースで我々の司法制度を邪魔しようとするのはなんとも滑稽なことだ」とつぶやいています。

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in モバイル,   ゲーム, Posted by logu_ii