ハードウェア

サイド部分にもタッチセンサーを内蔵してスワイプ操作が可能なスマートウォッチ「Ticwatch 2」


独自開発というOSを搭載し、盤面のタッチセンサーに加えてボディサイドにもタッチセンサーを搭載することで幅広い操作を可能にしたスマートウォッチ「Ticwatch 2」が、クラウドファンディングサイトのKickstarterで目標額を10倍以上超えるという大きな人気を集めています。

Ticwatch 2: The Most Interactive Smartwatch by Mobvoi — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/mobvoi/ticwatch-2-the-most-interactive-smartwatch

Ticwatch 2は、オーソドックスな丸形デザインを採用したスマートウォッチ。AndroidやiOS端末とペアリングして使用することが可能です。


Ticwatch 2は他のスマートウォッチの例に漏れず、ボイスコマンドで操作することが可能。まず「OK, Tico」と話しかけ、「Fine me a restaurant in New York City. (ニューヨークのレストランを探して)」と話しかければOK。なお、記事作成時点でサポートしている言語は英語と中国語となっていますが、要望に応じて他の言語にも拡大する予定があるとのこと。


画面にはタッチセンサーが内蔵されているので、上下左右にフリックすることでボイスコマンドやアプリ、クイックカード、タイムラインの表示を切り替えることが可能。


独自技術という、サイド部分に搭載されたタッチセンサーを使っても操作が可能。上下にスワイプすることで画面をスクロールさせたり、タッチして決定するといった操作ができます。また、サイドを使うことで、画面の表示を遮らずに操作できるのも大きなメリット。


ジェスチャーコントロールにも対応。腕を2回振ることで電話の応答・終話を操作したり、ボイスコマンドをアクティブにしたりといった操作が可能。


手のひらで盤面を覆うことで画面を暗くすることができます。


本体内にはGPSを内蔵し、アプリと連携してジョギングを記録したり、運動中の心拍数をモニタリングできるようになっています。


ボイスコマンドでスケジュールを管理できるのもスマートウォッチならでは。


自動車の運転中に電話がかかってきても、手首を2回返すことで応答することができます。


Ticwatch 2は独自のOSを搭載しており、UIは上下左右4方向の操作と、一部は奥行き方向にも操作ができるようになっています。


Ticwatch 2には最初から「Dialer」「Calendar」「Health」「Fitness」といったアプリがインストールされているほか、Ticwear App Storeからアプリをダウンロードすることが可能。また、Android Wearアプリとの互換性も確保されているとのこと。


主なスペックが以下の通りまとめられています。OSには独自開発という「Ticwear 4.0 Global Edtion」を採用し、iOS 8.0/Android 4.3以上に対応。デュアルコアCPUと、512MBのRAM、4GBのROMを搭載しています。本体には300mAhのバッテリーを内蔵し、充電は非接触タイプの専用ドックを使って行うようになっています。


本体色は4色がラインナップされています。ブラックの「Charcoal」とホワイトの「Snow」はそれぞれアルマイト加工されたアルミのボディとシリコン製のバンドを採用しています。


「Oak」は冷間鍛造ステンレス製のボディと本革仕様のベルトを採用。「Onyx」は黒メッキ仕様の冷間鍛造ステンレスボディに、同素材のベルトをあわせたモデルで、サファイアクリスタルガラスを使っています。


なお、各モデルにはワイヤレスチャージャーが付属。さらに「Onyx」には三角の専用スタンドがプラスされます。


Ticwatch 2はクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の5万ドル(約510万円)に対し、記事作成時点では世界中の4000人以上の出資者から約75万ドル(約7700万円)の出資が集まっています。

各モデルの出資プランは以下の通りで、ベーシックモデルとなる「Snow」と「Charcoal」は99ドル(約1万円)からとなっていますが、最も出資額の低いSuper Early Birdプランはすでに枠が埋まっているものもあるので要注意。最上位グレードの「Onyx」でも、Kickstarter Specialプランだと209ドル(約2万1000円)でゲットすることが可能です。


また、複数のモデルをセットにしたおトクなプランも用意されています。


なお、日本への発送には、20ドル(約2000円)の送料が別途必要。出資の締め切りは日本時間で2016年8月26日(木)22時1分となっており、出荷時期は2016年9月ごろが予定されています。

Ticwatch 2: The Most Interactive Smartwatch by Mobvoi — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/mobvoi/ticwatch-2-the-most-interactive-smartwatch


Ticwatch 2がどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見るとさらに良くわかるようになっています。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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