寝坊すると電気ショックが走る恐怖の目覚まし腕時計「Pavlok Shock Clock」で本当に起きられるのか試してみた


起床時間になるとバイブレーション・アラームの次に電気ショックが発動することで、どうしても朝が起きられない人でも、「パブロフの犬」の原理で脳に電気ショックの恐怖が刻み込まれ、無意識レベルから寝坊の悪習を撤廃するという腕時計型目覚ましが「Pavlok Shock Clock」です。Indiegogoで出資を募っていたところ、製品化して手元に届いたので、本当に寝坊することがなくなるのか試してみました。

Pavlok --- Break Bad Habits With Classical Pavlovian Conditioning
http://pavlok.com/hello.php

電気ショックのの強度を20%・50%・100%の3段階分けて発動させた時の着用者の様子は以下のムービーから見ることができます。

「Pavlok Shock Clock」の電気ショックを20%・50%・100%の順にくらうとこうなる - YouTube


黒いボックスに包まれたPavlok Shock Clock


カパっと開封。


こんな感じでPavlok Shock Clockが入っていました。


内容物は説明書・バンド・Micro-USBケーブル・Shock Clock本体です。バンドのカラーは5色から選択でき、今回はレッドにしてみました。


電気ショックの機能を持つ本体は非常にコンパクト。


上部分にMicro-USBポートがあり、ここからバッテリーの充電が可能。


USBケーブルをさすと本体のLEDランプが点灯します。赤色は充電中を表しており、オレンジ色になれば充電完了です。


バンドにはめて腕に装着するとこう。ほとんど重みを感じることはなく、シリコン素材なので眠っている時に気になることもあまりなさそう。


◆Pavlok Alarmアプリ
Shock Clockを動作させるには専用アプリ「Pavlok Alarm」が必要です。以下のページから無料でインストール可能です。

Pavlok Alarmを App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/pavlok-alarm/id1005633826

Pavlok - Alarm - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.pavlok.alarmclock&hl=ja

今回はiOS版でレビューしていきます。まずは「入手」をタップ。


通知を許可するかどうか選択します。


「Pavlokは適切なソースから参照した医学的条件や治療に関することを示すことがありますが、医学的アドバイスではありません」というような注意書きが出るので「AGREE」をタップ。


すると「SETTINGS」の画面が表示されました。上にある丸いボタンを押すと手元のShock ClockとBluetoothで通信するので、「Connect」をタップ。


「Bluetoothペアリングの要求」が出たら「ペアリング」をタップ。


これで手元のShock Clockがスマートフォンとペアリングされました。Shock Clock自体にディスプレイはありませんが、SETTINGSからバッテリー残量を確認できます。また、時間は「AM/PM」表示になっていますが、「24 HOUR TIME」のトグルをオンにすると24時間表示にすることも可能です。アラームの設定を行うには「メニュー」アイコンをタップ。


「Alarm」をタップ


アラーム設定ページが表示されますが、初期値ではアラーム時の動作がバイブレーションのみになっているので、まずは「Alarm Type」をタップ。


「Vibrate, Beep, Zap(バイブレーション・アラーム音・電気ショック)」に変更します。


バイブレーション・アラーム音・電気ショックの強度は、下にあるプラスとマイナスのボタンでそれぞれ10%~100%に調節可能。以下はバイブレーション100%、アラーム音100%、電気ショック20%に設定しています。


強度設定の上にあるアイコンを押せば、それぞれのテストを行うことができます。


電気ショックの強度を変えるとどうなるのかは、以下のムービーで確認してみてください。

「Pavlok Shock Clock」の電気ショックを20%・50%・100%の順にくらうとこうなる - YouTube


電気ショックは10%~20%だと「電気風呂レベル」、30%~40%で「チクっと痛みを感じるレベル」、50%から「痛みで恐怖を感じるレベル」で、60%~80%だと「寝ていても確実に気付くレベル」、90%~100%は「寝ていると飛び起きるレベル」といった感じでした。

画面を下にスクロールすると「Multi-Zap(設定時間に発動する電気ショックの回数)」と「Snooze-Zap(スヌーズすると電気ショック)」を設定できます。ちなみに、「スヌーズすると電気ショック」をオンにすると、「あとちょっと寝たい……」と思ってスヌーズにすると電撃をくらうという鬼畜機能になっています。


これでアラームの設定時間になると「バイブレーション・アラーム音・電気ショック」の順に発動するようになりました。次は起床したい時間をセットします。


アラームは1つしか設定できませんが、曜日ごとに繰り返しが可能。平日だけ使用する場合は「M・Tu・W・Th・F(月~金)」をタップすればOK。


最後に「Save」を押せばアラームの設定は完了。


スヌーズとアラームの消し方が表示されました。アプリでは「snooze(スヌーズをオンにする)」「turn off(アラームを消す)」をタップして操作可能。


Shock Clock側で操作するには、アラームが鳴った時にShock Clockを一度タップすると、LEDライトが黄色から赤色に点灯して「スヌーズ」が設定されます。Shock Clockを長く3秒押せば短く3回振動し、これ以上アラームが鳴らないようにできます。実際に使ってみたところ、電気ショックが20%の強度でも寝ている時に発動するとビックリして飛び起きてしまいます。数日すると1段階目のバイブレーションの段階で「ヤバイ!電気ショックが来るぞ!」と焦って起きるようになりました。うっかりバイブレーションに気付かず2段階目のアラームで気付いた日は、焦ってShock Clockを外して投げ捨ててしまったほどでした。


実際に3段階のアラームが発動して、最終的に電気ショックでたたき起こされる様子は以下のムービーから見ることができます。

「Pavlok Shock Clock」の電気ショックでたたき起こされる様子 - YouTube


毎日Shock Clockを目覚ましに使ってみたところ、なぜかアラームが発動しない日がたびたびありました。昼間に何度かテストしても時間通りに発動していたため、寝転がった時にShock Clockを圧迫してしまい、アラームがオフになっていたものと思われます。また、一度眠ると朝まで一度も起きないほど眠りが深い方だったのですが、Shock Clockを使い始めると早朝に何度か目が覚めるようになってしまいました。電気ショックの恐怖から、眠りが浅くなるという影響が出たのかもしれません。

アラームが誤停止してしまう可能性が高かったため、あえなく寝坊する危機もありましたが、「電気ショックの恐怖を脳に覚えさせる」というShock Clockは効果てきめんでした。


なお、Pavlok Alarmは「Upgrade」からアプリ内購入を行うことができます。


「Upgrade Pavlok」をタップすると……


なんと6000円という高額課金が出現します。アップグレードすると、「複数のアラーム登録」「スヌーズロック」「インターネットを通じて友人が電気ショックを発動」「睡眠トラッキング」など、の機能がアンロックされるようになっています。


なお、Pavlok Shock ClockはIndiegogoのページで2016年9月分の注文を受け付けており、129ドル(約1万3500円)を出資すればPavlok Shock Clockを1つゲット可能です。

Shock Clock WakeUp Trainer -Never Hit Snooze Again | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/shock-clock-wakeup-trainer-never-hit-snooze-again--2#/

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in レビュー,  モバイル,  ソフトウェア,  ハードウェア,  動画, Posted by darkhorse_log