アメリカの人気ビール醸造所「ブルックリン・ブルワリー」の醸造責任者になるまでに遭遇した危険とは?


1987年に創業したBrooklyn Breweryは、ニューヨークで人気の地ビール「ブルックリン・ラガー」などを製造するビール醸造所です。そんなブルックリン・ブルワリーでBrewmaster(ブルーマスター:醸造責任者)を務めるギャレット・オリバー氏が、ブルーマスターになるまでに経験した危険な出来事をムービーで語っています。

Becoming a Brewmaster is Difficult, Dangerous, and Definitely Worth It - YouTube


この男性がブルックリン・ブルワリーのブルーマスターであるギャレット・オリバー氏。


オリバー氏はもともと「マンハッタン・ブルワリー・カンパニー」というビールパブで働いていました。


そこには「サミュエル・スミス・ブルワリー」などの有名なビール醸造所の醸造マスターが訪れることがあり、オリバー氏は話を聞く内にビール醸造の道に進むことになったそうです。


オリバー氏は臨時職員としてコンピューター関係の仕事をしたり……


映画をプロデュースしたりと、さまざまな職業を経験したそうです。


その傍らで、ビール醸造はずっと続けていたとのこと。


オリバー氏はメットライフ・ビルディングの52階にあった法律事務所で高給を得ていたこともありましたが……


最終的に給料を75%カットしてまで、ビール醸造の道を極めるべくブルックリン・ブルワリーに転職したそうです。


オリバー氏が醸造所の仕事を始めたばかりのころ、仕事内容の半分は清掃でした。


朝一番にすることはゴミ出しや……


容器からホップを捨てることなどで、決して魅力的な仕事内容ではなかったとのこと。


ある日、オリバー氏はバケツ1杯のとても熱い液体を発酵槽に入れるよう指示されました。


ふと手を滑らせてしまったオリバー氏は、自分の腕に熱い液体をかけてしまい……


なんとオリバー氏の腕の皮膚は文字通り、衣服とともに溶けてしまうという大けがを負ってしまいました。オリバー氏は「私は皮膚が溶けるなんて考えたこともありませんでした」と話しています。


オリバー氏は階下にいた上司に電話をかけ、病院に行って治療を受けることができたそうです。


それほどの重傷を負ったにもかかわらず、プロのビール醸造職人になるという意志が揺らぐことはなく、オリバー氏は翌日に包帯をしたまま醸造所の勤務に戻ったとのこと。


オリバー氏は「アマチュアがプロのスキルを身につけるためにやるべきことは、プロのそばについてスキルを盗むことです」と語っています。


「27年間にわたってビール醸造に携わってきた中で、良い日もあれば悪い日もありました」と話すオリバー氏。


好きなことを突き詰めて仕事にし、有名なビール醸造所で監督にまで上り詰めたOliver氏ですが、その道の中では給料が少なくなったり、危険な目に遭ったりすることもあります。つらい時に目標が見えなくなることもあったそうですが、そんな時にオリバー氏は、誰から聞いたのか思い出せないものの、「『成功』とは、常に自分が思い浮かべてきた自分になれたかどうか」という言葉をいつも思い出すそうです。

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