レビュー

コンパクトで一人でも片手で持ち運べるクーラーボックス「コールマン テイク6」でキンキンに飲み物を冷やしてみた


夏場のキャンプ・海・バーベキューから、スポーツにピクニックなどさまざまな場面で役立つのがクーラーボックスです。しかし、クーラーボックスといえば飲み物や食べ物はたくさん収納できるものの、「大きくて」「重くて」「持ち運びに不便」なものが多いのも事実で、大人数でどこかに出かける際には活躍するものの、ひとりや少人数でかるく使いたい時にはその大きさから使用を断念してしまうこともあります。そこで、少人数利用時に役立ちそうな、一人でも片手で持ち運び可能なクーラーボックス「コールマン テイク6」を、キャンプ用品大手のColemanが販売しているのを発見したので、コンパクトなクーラーボックスは果たして使えるものなのかを購入して試してみました。

これがコールマン テイク6。350ml缶が6本まで入るクーラーボックスで、容量は約4.7リットル。本体サイズは縦21cm×横27cm×高さ18cmで、本体重量は800g。


天面のフタには「Coleman」の文字。


天面のフタを開けるとこう。


フタ部分はドリンク等を置くことができるテーブルになります。


ボックスの中はこんな感じで、使用されているのは発泡ウレタンとポリエチレン。保冷剤は別個で購入して中に詰める必要があります。


というわけで、350ml缶や280mlペットボトルを購入し、保冷剤と一緒にコールマン テイク6の中に入れてみます。


350ml缶×2と280mlペットボトル×4を入れるとこんな感じで、ほとんど隙間がなくなります。


保冷剤として、縦15cm×横10cmx厚み2.2cmのロゴス 保冷剤 アイススタック210を3枚用意しておいたのですが、中には1枚しか入れられませんでした。


というわけで、余ったスペースには小型の保冷剤を可能な限り詰め込み……


フタをしめたら準備完了です。


保冷剤をギチギチに詰めた状態で外に持ち出してみました。なお、コールマン テイク6の保冷力をテストした日は曇りでしたが気温は約30度の蒸し暑い日でした。


コールマン テイク6は手に持つとこれくらいのサイズで、片手で軽々持ち運び可能です。


持ち出してから2時間後のクーラーボックス内の温度は以下の通り約0度。


本当に飲み物がキンキンに冷やせているのか確かめるべく、1本飲んでみることに。


コールマン テイク6から缶を取り出してしばらくすると、以下の様に缶の周りに水滴が現れました。実際に飲んでみると、自動販売機で購入したばかりの飲み物や冷蔵庫から取り出したばかりの飲み物と区別がつかないくらいにキンキンによく冷えています。


さらに1時間が経過して保冷開始から3時間が経過した時点の温度。この段階でもクーラーボックス内の温度は約0度です。


次は280mlのペットボトルを開けてみたのですが、まだまだキンキンに冷えています。


持ち出してから4時間が経過した時点でも、温度計は約0度を指しており……


保冷剤を触ってみても、まだまだカチカチに凍っているのが確認できました。


ただし、クーラーボックスの中身が減っていくと、物が密集していないからか温度計の示す数字が不安定になっていきます。缶や保冷剤を触って確認してみると、缶はまだまだキンキンに冷えており、保冷剤はカチコチに凍った状態でした。


その後、クーラーボックスを持ち出してから6時間が経過した段階で、屋外から屋内に戻ってきました。この段階でクーラーボックスの中の温度を確認してみると、再び約0度を示しています。クーラーボックスの中の飲み物には水滴もついておらず、温度を一定に保てていることがわかります。


ただし、6時間が経過した時点で小さな保冷剤を触ってみると、表面がかなり柔らかくなっていました。ただし、指でぎゅっと押すと中にまだ凍っている部分が残っているのもわかります。なお、この時点でもLOGOSの保冷剤はまだ冷たい状態でした。


このまま放置し、クーラーボックスを持ち出してから約11時間が経過した後に中身を見てみると、さすがに温度計も10度超えを指しており、クーラーボックスの中に水滴が付くようになっていました。この段階だと常温よりも冷えてはいるものの、中がキンキンに冷えているというわけではありませんでした。


もちろん缶にも水滴がついています。常温よりは冷えているものの、キンキンに冷えた状態からはほど遠い状態。


というわけでいろいろ使ってみてわかったのは、コールマン テイク6は約6時間ならば中に物をたっぷり詰め込んでもしっかり冷やしてくれるということ。そして、そのコンパクトさ持ち運びにはかなり便利で、両手に荷物を抱えていても腕に引っかけるなどして持ち運べるくらいの重さにしかならないということ。350ml缶や280mlペットボトルですら6本までしか入らないわけですが、ひとりもしくは2人で行うバーベキューやピクニックにはピッタリなサイズです。

350ml缶を6本入れると保冷剤を入れるスペースがほとんどなくなってしまうのですが、中に入れるものを減らして保冷剤の量を増やすことも可能なので、そうすれば保冷力をより高めることもできます。ただし、容量が容量なので、あまり保冷剤を多くして長時間中身を冷やせるようにしても、その前に中に詰め込んだドリンクや食べ物がなくなってしまいそうです。


なお、「コールマン テイク6」の青色はAmazon.co.jpで税込2473円で販売中。

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赤色は税込2218円でした。

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in レビュー, Posted by logu_ii

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