Appleの開発者イベント「WWDC 2016」で発表される見込みの新サービス・新機能まとめ

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Appleは毎年6月に開発者イベント「WWDC」を開催していて、 2016年のWWDCは6月13日(月)10時(日本時間6月14日(火)2時)からサンフランシスコで開催されることが決定しています。WWDCの開幕を前に、キーノートでの発表が期待されている新機能をThe Vergeがまとめています。

Apple’s WWDC 2016: Siri, iOS 10, Apple Music, and what else to expect | The Verge
http://www.theverge.com/2016/6/8/11876308/apple-wwdc-2016-keynote-date-no-macbook-pro-rumors

WWDCでは毎年、主にソフトウェア関係の新機能や新サービスが発表されています。Appleは現在iOS、OS X、watchOS、tvOSの4種類ものOSを抱えているため、The Vergeは「これまでで最もキーノートの議題が尽きないWWDCになるだろう」と分析しています。

◆Siri
The Vergeでは「間違いなくSiriがWWDC 2016の目玉となるだろう」と予想。これには2つの理由があり、1つ目は「SiriがMacに搭載される予定であること」とのこと。WWDC 2016で発表される見込みの次期OS X 10.12には、Siriが標準搭載されると見られていて、本当にSiriがOS Xに実装されれば、Macでアプリを開いたり、情報を集めたり、メールを書いたりといった動作を、iPhoneやiPadと同様にSiriを使って行うことができるようになります。また、Siriを起動する際のボイスコマンド「Hey, Siri」もMacで使えるようになると見られています。

iPhoneの「Siri」がMac機でも次期OS X 10.12から使えるようになる見込み - GIGAZINE


2つ目の理由としては、「Siriの機能がさらにパワーアップすること」が挙げられています。Appleは、Siriをサードパーティー製アプリでも使えるように公開すると2016年5月に発表していました。つまり、アプリ開発者は誰でもSiriをアプリに統合し、アプリを音声で操作可能にできるというわけです。Amazonのボイスアシスタント「Alexa」が2015年7月からサードパーティー製アプリに対応し普及していることを考えると、Siriがサードパーティー製アプリに対応すればAlexaと同様のメリットがあると見られています。

◆Apple Music
Apple Musicはリリースから1年が経ち、サービスを改善するべき時期に来ています。Bloombergは「Apple Musicはデザインをオーバーホールし、シンプルなインターフェースに変更される」と予想しています。また、9to5Macは、「黒と白のモノクロのUIに移行することで、アルバム写真がより目立つデザインに変更される」と見ています。インターフェースの変更に加えて、オススメの新曲を表示する「For You」機能もさらにパワーアップする見込み。また、アーティストとのつながりを重視した「Connect」機能は、Apple Musicユーザーにあまり使われていないため、機能自体を削除して個別のアーティストページに組み込まれるのではないかと見られています。

◆Apple Pay
小売店の店頭でiPhoneをタッチするだけでおサイフケータイのように支払いが行えるモバイル決済システム「Apple Pay」について、「Appleはインターネット上でもApple Payを使えるようにするべく取り組んでいる」とRe/codeが報じています。Apple Payをネット上で広く使えるようになれば、ネットショッピングの際に毎回クレジットカード情報を入力しなくともスムーズに買い物ができるようになりそうです。


◆iOS 10
SiriとApple Musicのバージョンアップに加えて、iOSには細かい変更が加えられる予定。例えば、色合いが全体的にカラフルに変更され、アイコンの角が丸くなり、いくつかのアイコンは新しいものに差し替えられると予想されています。iOSの標準機能である写真アプリには、新しい編集機能が付け加えられ、サードパーティー製の画像加工アプリに対抗する狙いがあると見られています。iOS 9ではメールに添付した写真や書類に、図・コメント・署名を追加できるマークアップ機能が追加されましたが、iOS 10ではマークアップ機能を写真アプリ自体に組み込むのでは、と見られています。

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◆OS X
iOS、tvOS、watchOSなど他のOSの名称に合わせるため、AppleはOS Xの名称を「MacOS」に変更するのではないかと報じられています。OS Xはもともと「Mac OS X」という名称でしたが、2012年のv10.8 Mountain Lionからは正式名称からMacを抜いた「OS X」になっています。iOSの写真アプリに新機能が加わることに合わせて、OS Xの写真機能にも変更が行われると見られています。

◆Apple TV(tvOS)・Apple Watch(watchOS)
tvOSとwatchOSは、両方とも最初の発表から1年程度しか経過していないため、何らかのアップデートの発表が確実視されています。しかし、AppleはtvOSとwatchOSに関する情報をかたくなに隠しており、WWDCでどのようなサプライズが起こるのか期待がかかります。The Vergeでは、「基本的な機能を見直して、何らかの新機能が追加される」と分析しています。


◆その他
新型iPhoneや新型Macなどのハードウェアは、毎年秋に開催しているスペシャルイベントで発表される見込みのため、WWDC 2016ではハードウェア関連の新情報は発表されないだろうと見られています。また、Appleが開発していると噂されている電気自動車・通称「Apple Car」については、The Vergeは「あと数年間は待つ必要があるだろう」とコメントしています。

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