Samsungが512GBの省サイズNVMe SSDチップを出荷開始へ、大きさは切手の半分程度


Samsungが2016年7月にもストレージ容量512GBのSSDチップの出荷を開始します。このチップは指先に載る程度の大きさのチップで512GBという大容量を実現しているほか、非常に高い転送速度を実現する接続規格「NVMe」に対応するものとなっています。

Samsung Mass Producing Industry’s First 512-Gigabyte NVMe SSD in a Single BGA Package for More Flexibility in Computing Device Design | Samsung Newsroom
https://news.samsung.com/global/samsung-mass-producing-industrys-first-512-gigabyte-nvme-ssd-in-a-single-bga-package-for-more-flexibility-in-computing-device-design

Samsung's new 512GB SSD is smaller than a postage stamp
http://www.engadget.com/2016/05/31/samsungs-new-512gb-ssd-is-smaller-than-a-postage-stamp/

Samsungが発売するSSDチップ「PM971-NVMe」は大きさ20×16×1.5mm、重量約1グラムという小型のチップとなっており、ストレージ容量は512GB・256GB・128GBの3タイプが用意されるとのこと。その名前が示すように、非常に高速なデータ転送を実現するNVMeに対応しており、Samsungは「NVMeに対応する初の大量生産512GB SSD」であると発表しています。従来方式のSATAだとSSDの転送速度に対応しきれずにボトルネックとなり、SSDが本来の性能を発揮できなかった問題を解消するものとして、期待が集まりそうです。


Samsungはこのチップに48層の256Gビット V-NANDフラッシュを採用することで大容量化を実現。また、このチップは小さいボール状の電極が裏面に並ぶBGA(ball grid array)タイプを採用しており、小型化・省スペース化が進むデバイスの要求に対応するものとなっているとのこと。


プレスリリースによると、PM971-NVMeの転送速度はリード1500MB/s、ライト900MB/s。これは、容量5GBの4K動画の転送に要する時間に換算すると、わずか3秒に相当します。Samsungはこのチップを「次世代のコンピューターやウルトラスリム型ノートブックPC用向け」に提供を開始するとのこと。実際にこのチップを搭載した製品は2016年7月中にも登場すると見られています。

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