取材

MicrosoftもIoT推し、ドローンから店舗用品まであらゆるモノをインターネット&クラウドへとつなげるCOMPUTEX TAIPEI 2016ブース


世界最大級のITトレンドショー「COMPUTEX TAIPEI 2016」のテーマの一つがIoT。各社がさまざまなIoT製品を展示する中で、ソフトウェアの巨人・MicrosoftもがっつりIoT&クラウドを活用した製品の提案をしています。

Computex Taipei -世界最大級のITトレンドショー、IoTソリューションのベスト調達プラットフォーム
http://www.taitra.gr.jp/event/computex/

Microsoftブースに到着。今年はIoTを大きなテーマに掲げる展示となっていました。


これは、「Windows IoT Heatmapテクノロジー」のデモ。


ブース全体を見渡して、ヒートマップで製品の温度を検出。どのエリアが人気があるのかを判断できます。


それだけでなく、訪れた人の数や滞在時間も把握できるとのこと。


時間別の訪問者数を数値化すれば、混み合う時間帯が明らかです。


続いて「Retail Experience」という、小売り用のIoTテクノロジー。


商品を棚に陳列する様子を再現しています。


プライスタグはディスプレイ表示。遠隔操作でこまめな価格変更も可能。


よく見ると、商品にはQRコード。棚に内蔵しているセンサーで、商品が手に取られたことを検出すると……


ディスプレイにその商品にあった広告ムービーを再生できるとのこと。


「RiPac-10P1」という製品。対面ディスプレイ付きの端末は、これ一台でPOSシステムを利用可能。Intel Atomプロセッサ搭載で、NFCにも対応。


店員からはこんな画面。


これは車載用のカメラで、ドライバーの安全運転レベルを解析できるとのこと。このデータは「安全な走行をするドライバーの自動車保険料を安くする」といった活用方法が考えられています。


「Smart Factory Solution」というMicrosoftのクラウド「Microsoft Azure」を使った装置。世界各地の工場の状況を知りたいという場合でも、遠隔地から一元管理が可能。


スマートフォンでも確認できるだけでなく、工場の設定を遠隔地から変更できます。


これは、自動車のトランクなどに設置するセンサー。


例えば冷凍した商品を運搬するトラックでの利用例。天候の変更などによる温度の変化にも対応できるとのこと。


Ehangの「Ghostdrone」というスマートフォンで操作するドローン。


メガネ型デバイスを装着して、FPVが可能なようです。


また、音声でのコントロールも可能。入力された音声はMicrosoft Azureに送られて処理されてドローンに的確な命令を出せます。

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in ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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