将来のiPhoneは柔軟に曲がるディスプレイを搭載か?iPhoneの部品メーカーが新素材パネルを発表


iPhone用の部品を供給しているサプライヤーが、従来とは異なる素材を用いることで柔軟性を持たせた「曲がるディスプレイ」を開発したことを発表しました。今後発表される次世代iPhoneには、柔軟に曲がるタッチパネルが搭載される可能性が浮上しています。

Apple likely to Adopt Game Changing Silver Nanowire-Based Flexible Touch Displays for Future iOS Devices - Patently Apple
http://www.patentlyapple.com/patently-apple/2016/05/apple-likely-to-adopt-game-changing-silver-nanowire-based-flexible-touch-displays-for-future-ios-devices.html

台湾のタッチパネル製造メーカーのTPKは、AppleにiPhoneの部品を供給していて、特にiPhone 6sなどに搭載されている3D Touchの技術を支えています。TPKのCEOであるMichael Chung氏は、「銀の微細な繊維を使ったシルバーナノワイヤ技術を採用した製品開発の準備を行っている」と発表しました。スマートフォンやタブレット用のタッチパネルは、現行では酸化インジウムスズ(ITO)ガラスなどの固くて曲がらない素材のものが大半ですが、Chung氏は「将来的には、モバイル端末のディスプレイは、金属薄膜かシルバーナノワイヤ技術に基づいた、柔らかくて曲げられるフレキシブルタッチパネルへ移行するだろう」と語っています。


TPKではシルバーナノワイヤに関して200件もの特許を取得していて、Chung氏は、「シルバーナノワイヤを用いた柔軟なタッチパネルが、2年以内に主流となる」ともコメント。Chung氏によれば、2016年後半にはシルバーナノワイヤ技術を用いたフレキシブルタッチパネル搭載製品が登場する見込みとのこと。

TPKがAppleに新しいタッチパネルを供給し、新型iPhoneにシルバーナノワイヤ技術を用いたタッチパネルが搭載されることになれば、シルバーナノワイヤの柔軟な特性を生かして端末の耐久性を向上させることができる見込み。さらに従来よりも外光下で見やすい明るさも備えていて、柔軟に曲がるため端末デザインの自由度も上がると見られています。Appleが特許取得済みの「曲がるiPhoneのような、これまでにない突飛なデザインの製品が登場する可能性もあり、今後の新製品発表に期待がかかります。

by Mark Mathosian

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