カバンやキーケースに付けられて突然のサバイバルにも対応できる超小型ナイフ「X-Blade Pocket」レビュー
ポケットに入れたりキーケースに入れたりできる超小型サイズのミニナイフが「X-Blade Pocket」です。クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで出資が募られたところ、目標額1500ドル(約16万円)にも関わらず3万4000ドル(約370万円)以上を集めた人気アイテムで、いざという時に便利そうだったので購入してみました。
X-Blade Pocketは以下のような感じで赤いロゴの入った黒い箱に入った状態で到着。
パカリと開けてみると、中にはX-Blade Pocketと替え刃が入っていました。
替え刃は「CHINA」と書かれたシールで封じられています。
さっそく手に持ってみると、大きさは女性の手のひらに収まりそうなほど。非常にコンパクトです。
サイズは全長が約8.5cm、直径が約1.4cmで、iPhone 6sと比べるとその小ささがよくわかります。
重さは実測で23g。
本体は航空機にも使われているグレードのアルミニウム合金でできています。
片端にはキーホール
持ち手の部分は指がフィットするようくぼみが設けられていました。
キャップはくるくると回転させて外す仕組みなので、カバンの中で誤ってキャップが外れてしまう心配はまずなさそうです。
キャップを外すとこんな感じ。全長がさらに短くなり、指先でつまめるサイズに。
持ち手のくぼみは指にしっかりフィット。
ということで、実際にX-Blade Pocketを使ってみます。
かなり小さなナイフですが、持ち手のくぼみが指にフィットし、指の位置がずれにくくなっているので、使いづらさは感じません。
サクッと開封できました。
X-Blade Pocketはポケットに忍ばせることができるのはもちろんのこと……
ペンケースに入れて携帯したり……
キーケースにつけておくことも可能。
直径が1.4cmしかないので、ケースの中に収めておくことも可能でした。
カバンにつけるとこんな感じです。ただし、刃の長さが2.5cmほどのX-Blade Pocketは銃法刀における「刀剣類」には該当しないのですが、軽犯罪法違犯となる可能性がある点に注意。
当初、キーホールはナイフ側にあったのですが、デザインの改良が行われ、キャップの側に設けられることになったため、カバンにX-Blade Pocketをつけている状態でもナイフとしてサッと使えます。
キーホルダーのようにして携帯できるので、キャンプの時や突然訪れたサバイバルの時に便利そうです。
「CHINA」というシールを剥がしてみたところ、付属の替え刃は計2枚。替え刃は「X-ACTO #11」を使用していて、日本のAmazonでも取り扱いがあります。
X-Blade Pocketの刃の付け替え方は以下のムービーから確認可能です。
「X-Blade Pocket」の刃を付け替えてみた - YouTube
まず、ナイフの下部分のキャップをくるくると回転させて緩めます。
古い刃を抜いて……
新しい刃を挿入してキャップをしっかり締めればOK。キャップを緩めると刃を支えている部分が緩くなり刃を抜き出せ、締めると刃をがっちり挟み込むので刃が動かなくなるという仕組みです。
X-Blade PocketはBackerKitから予約注文が可能で、価格は34ドル(約3700円)で、日本への発送が行われる場合は送料として別途18ドル(約2000円)が必要です。
なお、X-Blade Pocketの製作元であるCliffは記事作成現在、ペンっぽい見た目の「X-Blade」についてKickstarterで出資を募っています。
X-Blade | 3 Styles of our Replaceable Blade Tools by Cliff — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/492465068/x-blade-3-styles-of-our-replaceable-blade-tools
替え刃の「X-ACTO #11」は記事作成時点、Amazonで5枚セットが税込908円で購入可能です。
Amazon | X-ACTO(エグザクト) 11 精密ナイフ用替刃(標準) X211 | 細工用カッター
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