マクドナルド元CEOが最低賃金がこのまま上昇し続けるならすべてロボットに置き換えられると予測

by Happy Meal

特別な知識やスキルを必要としない職業は、人工知能やロボットで代替される可能性が高いと推測されていますが、マクドナルドの元CEOが「人間を雇うよりも、ロボットを導入する方が安く済む」と発言しています。

Fmr. McDonald's USA CEO: $35K Robots Cheaper Than Hiring at $15 Per Hour | Fox Business
http://www.foxbusiness.com/features/2016/05/24/fmr-mcdonalds-usa-ceo-35k-robots-cheaper-than-hiring-at-15-per-hour.html


マクドナルドUSAの元CEOであるエド・レンシ氏は、テレビ番組でのインタビューに対して、「外食産業において、3万5000ドル(約380万円)のロボットアームを購入するほうが、時給15ドル(約1600円)で人間を雇うよりもはるかに安く済みます。信じられないかもしれませんが、人間が料理を作り続けていればインフレを誘発し、人間が職を失ってロボットに置き換えられるという未来は大いに起こり得ます」と語っています。

アメリカ労働統計局によれば、2014年には最低賃金の時給7.25ドル(約800円)で働いている人々は130万人という調査結果が出ているとのこと。さらに、最低賃金以下の格安の賃金で働いている人は170万人もいるそうで、合計300万人の労働者が、賃金労働者全体の3.9%を占めているとのこと。

ロボットが人間の仕事を取って代わるのはファストフード業界に限った話ではなく、アメリカ国内で最も盛んなビジネス形態であるフランチャイズビジネス全体に言える話だと、レンシ氏はコメントしています。レンシ氏は、「労働者が一定水準の技能を身につけられなければ、ロボットに取って代わる方が効率的です。ロボットによる労働を推進すればするほど、ビジネス全体でこの流れはどんどん加速するでしょう」とも語っています。

また、レンシ氏は、州ごとに異なる最低賃金を設定するのではなく、国全体で最低賃金を統一するべきだと主張しています。また、例えば学生には学生用の賃金制度を適用し、ベテラン労働者の賃金は上げるなど、多面的な賃金制度を作るべきとレンシ氏は考えています。

なお、Foxconn(鴻海)では既に6万人の工場労働者をロボットと置き換えるという発表があったので、ロボットが人間の仕事を奪うというのはかなり現実的な問題になりつつあります。

Foxconn replaces '60,000 factory workers with robots' - BBC News
http://www.bbc.com/news/technology-36376966

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