ハードウェア

モジュラー形式で40もの機能を搭載可能、スマホ充電も内蔵できるトラベルジャケット「PowearIN2.0」


ポケットに入れているだけでスマートフォンを充電できたり、タブレットの入るサイズのポケットがあったり、胸元にはパスポートやチケット用のポケットがあったりと、40もの機能を取り入れたトラベルジャケットが「PowearIN2.0」です。

PowearIN2.0: World First Modular Multipurpose Travel Jacket by Powearin Wearable Technology — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/powearin/powearin20-world-first-modular-multipurpose-travel


「世界初のモジュラー形式多目的トラベルジャケット」


スタイルは「クラシック」と「キャンピング M-65」の2種類。画像では女性がクラシック、男性がキャンピングを着用していますが、特に「クラシックは女性用」「キャンピングは男性用」と分かれているわけではありません。


色は「アイアングレー」「ネイビーブルー」「マスタードイエロー」「ストーンブラック」「アーミーグリーン」の5種類。


40種類の機能を搭載しています。


ここからは実際に機能の紹介。


左胸外側ポケットにカードを入れる男性。ここはRFIDブロックポケットになっていて、勝手にタグを読み取られてしまうことを防ぎます。


手首からはMicro-USBケーブルが出てきて、スマートフォンを充電可能。


メインポケットにはワイヤレスチャージャーが内蔵されているので、対応しているスマートフォンならポケットの中に入れているだけで充電されます。


首のあたりには面ファスナーを使ったイヤホン固定バンドがあり、未使用時に絡まってしまう恐れがありません。


右胸前にはサングラスを刺しておける細長いポケットが。


その反対側、左胸にはペンポケット。


胸についているタグはNFCタグになっています。


ジャケットを畳むと……


スリングバッグに変身。


手首にはICカードスリーブ。Suicaなどを取り出すことなく改札機にタッチできます。


スマートフォンホルダーもあるようです。


フードの内側にはアイマスクもついています。


マグネット式の盗難防止装置もついていて……


解除せずにポケットを開くと警報音が鳴ります。


左胸内側にはパスポートや航空券を入れられるポケット。


先ほど、手首からMicro-USBケーブルを伸ばしていましたが、裾からもケーブルを伸ばして他の人のスマートフォンを充電することも可能。


旅をしていると、天候の大きな変化もあり得ます。


ジャケットの内側は綿ですが、取り外し可能なフリース素材の裏地とダウンの裏地が用意されているので……


寒いときにはダウンジャケットに変身、ということもできます。


フードの内側には風防マスクも。


さらに、フード自体に小さなポケット状のすき間があります。これはヘッドホンをつけたときのポケット。


また、ボタン型のLEDと温度・湿度検知器もあります。


このあたりの機能はモジュールの組換えでいろいろと取り除いたり加えたりすることが可能。


たとえば、これは「マジック・コントロール・ボタン」。


胸元の丸いボタンでスマートフォンを操作することができます。音楽の再生・停止などを切り替えたり……


写真撮影時のシャッターを切ったり。


40種類の機能を使えるジャケット、それが「PowearIN2.0」というわけです。


なお、出資時にもらえる主なリターン内容は以下の通り。

・5ドル(約550円):サイトに名前を表示
・25ドル(約2740円):サポータースエットシャツ
・129ドル(約1万4100円):PowearIN2.0
・149ドル(約1万6300円):PowearIN2.0+モジュール20ドル分+アクセサリーギフト1つ
・169ドル(約1万8500円):PowearIN2.0とモジュール40ドル分+アクセサリーギフト2つ
・189ドル(約2万700円):PowearIN2.0とモジュール60ドル分+アクセサリーギフト3つ
・209ドル(約2万2900円):PowearIN2.0とモジュール80ドル分+アクセサリーギフト4つ
・229ドル(約2万5100円):PowearIN2.0とモジュール100ドル分+アクセサリーギフト5つ
・249ドル(約2万7200円):PowearIN2.0 2着
・299ドル(約3万2800円):PowearIN2.0とモジュールフルセット+全アクセサリーギフト

正式な発売時には、基本のジャケット(クラシック)がモジュールなし159ドル(約1万7400円)・モジュール込み229ドル(約2万5100円)、基本のダウンジャケット(キャンピング M-65)がモジュールなし299ドル(約3万2800円)・モジュール込み309ドル(約3万3800円)になる予定。


20ドルモジュールは「フリース裏地(10℃~0℃対応)」「サポータースエットシャツ」「ワイヤレス充電スマートフォンケース(iPhone 4/4S/5/5S/6/6S/6 Plus/6 Plus S対応)」「ワイヤレスチャージャー(Qi対応)」。

40ドルモジュールは「マジック・コントロール・ボタンなどのモジュール 3IN1」「ダウン裏地(0℃~マイナス15℃対応)」「革製スリーブとモールクリップの拡張モジュールセット」。

アクセサリーギフトは「NFC個人タグ」「盗難防止モジュール(3IN1モジュールが必要)」「スマートフォンホルダー」「革製スリーブ」「Micro-USB to USBアダプタ」「リトラクタブル・キーリール」「リトラクタブル・ケーブル 3IN1」.

目標額は1万5000ドル(約164万円)ですが、すでに6万5000ドル(約712万円)を集めています。出資の締切は2016年5月30日1時58分です。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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