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世界初のLTEでの直ライブ配信に対応したアクションカメラ「LG Action CAM LTE」


LGが、アッパーミドルクラスのスマートフォン並の性能を持ち、LTE通信でのライブ配信サービスにカメラ単体で映像を配信できるアクションカメラ「LG Action CAM LTE」を発表しました。

LG INTRODUCES ACTIVE LIFESTYLE CAMERA WITH LIVE STREAMING OVER 4G | LG Newsroom
http://www.lgnewsroom.com/2016/05/lg-introduces-active-lifestyle-camera-with-live-streaming-over-4g/

この筒状のカメラが世界初のLTEモジュール内蔵のアクションカメラ「LG Action CAM LTE」です。カメラは1/2.3インチセンサー採用の1230万画素で画角は150度。撮影可能な映像解像度は、30fpsの4K(3840×2160)、60fpsのフルHD(1920×1080)、120fpsの1280×720。


さらにLG Action CAM LTEはLTE通信を使って、撮影中の映像をワイヤレスで転送することが可能。YouTube Liveで1280×720(30fps)ムービーのリアルタイム中継をアクションカメラ単体で行うことが可能です。


LG Action CAM LTEは、SoCはQualcomnのSnapdragon 618(8コア)、メモリが2GB、バッテリー容量は1400mAh、GPSや加速/ジャイロセンサーを搭載し、Bluetooth 4.1やWi-Fi IEEE 802.11 b/g/nに対応、 IP67対応の防水・防塵性能と、YouTube Liveのストリーミングに対応できるよう圧倒的なスペックを持ちます。大容量バッテリー採用で、フルHD画質で4時間、YouTube Liveのストリーミング中継を2時間連続で撮影することができます。LG Action CAM LTEは2016年6月に発売予定となっています。


LG Action CAM LTEのライバルであるGoPro HERO4は、ライブストリーミングサービス「Periscope」のライブストリーミングに対応しています。これに対してLGは、YouTubeとタッグを組んで打倒GoProを目指すことになりそうです。純粋なカメラ性能は頭打ちで群雄割拠の様相を呈しているアクションカメラの戦いは、ライブ配信機能などの付加機能に舞台を移しています。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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