乗り物

目的地到着後にベッドで寝ていてもOKな夜行バス「SleepBus」


夜行バスは寝ているあいだに目的地まで連れて行ってくれるので、翌日の朝イチから時間が使えてとても便利ですが、時には「ちょっと到着が早すぎるので、時間をどこかでつぶさないと」ということがあります。そんな不都合を解消するかのように、サンフランシスコとロサンゼルスとの間を結ぶ「SleepBus」という夜行バスには、バスが到着してからチェックアウト時刻まではそのまま寝ていてもOKというサービスがあります。

sleepbus-home
http://www.sleepbus.co/

Would You Take A Redeye Flat Bed Bus Service Between SF & LA? - One Mile at a Time
http://onemileatatime.boardingarea.com/2016/04/21/sleepbus-flat-bed-bus/

There’s a Bus With Wi-Fi That Will Take You From L.A. to SF While You Sleep for $48
http://nextshark.com/sleepbus-startup-travel-sf-la/

バスは2016年4月にテスト運行を開始。さっそくチケットは売り切れ続出で、会社では10台のバスを増備することを決定しています。

車両の外観はこんな感じ


ちょっと「改造トラック」の趣があります。


車内はこのように3段式の寝台になっていて、通路側がカーテンで仕切られています。ベッドはそれぞれダブルベッドサイズで、読書灯やWi-Fiなどを完備。


テーブルつきのボックスシートもあります。お茶やコーヒーも完備していて、テスト運行中の定員は20名。


バスは23時に出発して、翌日の6時ごろ目的地に到着。すぐに降りてもいいのですが、7時30分が「チェックアウト時刻」となっていて、ここまではベッドで寝ていてもOKだとのこと。

テスト運行中の価格は48ドル(約5200円)、サービスイン時には65ドル(約7000円)に値上げ予定だとのことですが、早朝の到着後に車内でゆっくりしていられるというのは人によってはかなり助かるサービス。サンフランシスコとロサンゼルスとの間は飛行機で1時間ちょっとですが、旅費を少しでも安く浮かせたいなら、このバスはかなりアリです。

なお、日本ではこのSleepBusのようにフルフラット状態になるバスは、国土交通省の認可が下りないとのこと。

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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