NTTドコモ2016夏 新サービス・新商品発表会まとめ、「Xperia X Performance」や「Galaxy S7 edge」が登場

2016年5月11日(水)の11時から、NTTドコモの「2016夏 新サービス・新商品発表会」が行われています。すでに「Xperia X Performance」「arrows SV」「Galaxy S7 edge」「AQUOS ZETA」「Disney Mobile on docomo」のスマートフォン5機種や、「arrows Tab」のタブレット1機種、「Wi-Fi STATION」の通信端末1機種の登場が発表されています。発表会の様子はYouTubeとニコニコ動画で生中継されるので、リアルタイムで更新していきます。

docomo Collectionの主な特長 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/2016_docomo_collection/index.html

NTTドコモの加藤社長が登場

テーマは「暮らしの快適」

今回の発表会には「新商品・新技術」「新サービス」「ドコモグループの取組み」という3つの内容が発表されます。

まずは新商品。スライドには「Xperia X Performance SO-04H」「arrows SV F-03H」「Galaxy S7 edge SC-02H」「AQUOS ZETA SH-04H」「Disney Mobile on docomo DM-02H」「arrows Tab F-04H」「Wi-Fi STATION HW-01H」が映っています。

新技術は全部で4つが発表されます。

2014年導入の新技術が「VoLTE」「カケホーダイ」

そして国内初の「VoLTE(HD+)」が登場

VoLTE(HD+)はドコモのスマホが国内初導入

FOMAとVoLTE(HD+)の音質比較はこんな感じ

YouTubeでも聴くことができます。

ドコモのVoLTE(HD+)音質比較 - YouTube


青山学院大学教育人間科学部 重野 純教授による「音声によるコミュニケーションと感情の認知」

音声のみによる感情認知では、円滑なコミュニケーションに必要なのは「意味＋感情」とのこと。

言葉の持つ情報に関しては、「何と言ったか(言語情報や意味)」「どのように言ったか(感情)」によって意味合いが変わることがあります。日常のコミュニケーションでは「何と言ったか」より「どのように言ったか」が重要になります。

「言葉の感情と音声の感情を矛盾させた実験」を実施。聞き手に音声のみを聞かせると「言葉の感情」と「音声の感情」のどちらを話者の感情と思うか？

言葉の感情と声の感情が一致・不一致の場合を比較

音声の感情を伝えるためには、倍音が多くなるほど豊かな音色に聞こえる「高周波数成分」や……

日本語で英語より多く使われ、音声として持続時間の長い「母音」をしっかり伝えることが重要。

音声による感情認知に必要なのは「どのように言っているかの情報」。高周波数を含む音声ほど、相手の感情をよりリアルに知ることができるとのこと。

そんな「どのように言っているか」をクリアに伝えられる「VoLTE(HD+)」は5月19日提供開始。対応機種は「Galaxy S7 edge」「AQUOS ZETA」「XperiaTM X Performance」の3機種。

次は新サービス「スグ電」の説明が始まります。

振って耳に当てるだけで発信でき……

耳に当てるだけで応答可能

平らな場所で裏に向けると切断されます

裏返すと着信拒否。

「Galaxy S7 edge」「AQUOS ZETA」「XperiaTM X Performance」「arrows SV」がスグ電対応端末です。

ユーザーの利用状況に合わせて、端末をより快適に使えるようになるヒントを表示する「おすすめ使い方ヒント」も新サービスとして追加されます。おすすめ使い方ヒントは本日発表のスマートフォン＆タブレット全てが対応機種です。

NTTドコモ プロダクト部 川村哲さんが登壇

これまでは電話をかけるのに4ステップかかっていました。

これからはたった2ステップでOKになるとのこと。

つづいて「PREMIUM 4G」の説明へ。

キャリアアグリゲーション強化で国内最速の受信時最大375Mbpsを実現

そんな爆速インターネットの対応機種である「Xperia X Performance」と「Galaxy S7 edge」を持つ加藤社長

375Mbps(5月19日)/3.5GHz帯(6月下旬)、全国主要都市からサービス開始予定です。

ここから新商品ラインナップ

まずはスマートフォンの「Xperia X Performance」

「Galaxy S7 edge」

「AQUOS ZETA」

「arrows SV」

「Disneymobile DM-02H」

唯一のタブレット新機種「arrows Tab」

PREMIUM 4G対応で大容量バッテリー搭載の「Wi-Fi Station」

本日より予約開始です。

ここから新サービスの話へ。

説明されるのは「dリビング」や「iコンシェルの進化」の2つ。

執行役員・ライフサポートビジネス推進部長 村上 亨司氏が登壇。

まずは「dリビング」

dリビングのコンセプトは「暮らしのサポートプラットフォーム」

「プロ対応のサポートサービス」

「ホームモニタリング」にも対応。

dリビングはビジタープランなら月額0円、会員プランなら月額450円(税抜)で使用可能です。キャリアフリーで誰でも使えます。

「iコンシェル」は月額100円(税抜)でパーソナルな利用から、ホームでの利用も使いやすくなります。新しいiコンシェルで体験できることは、「グループ共有」「るすばんモード」「お住まいエリアのコンテンツ」「dリビング連携」など。

「おひとりでも、家族でも情報共有」ということで、個人で複数の端末を共有したり、家族でスケジュールやメモを共有することが可能。

住んでいる地域のスーパーのチラシや、地域行政の情報などのコンテンツも拡充されました。

「dリビングとの連携」にも対応

dリビングとiコンシェルを連携することで、dポイントがゲットできるキャンペーンも実施

dポイントが使える新規加盟店も続々拡大。2016年秋までに45社の加盟店2万900店舗で使用可能になる予定です。

dカードのゴールドカード会員数は100万人を突破

どんどんひろがるdポイントクラブ

続いてはショップジャパン。「朝でも晩でもヒル社長」と呼び込む加藤社長。

株式会社オークローンマーケティング ショップジャパン代表 ハリー・A・ヒル氏

ショップジャパンのライフスタイルブランド「Hill's Epicure(ヒルズ・エピキュール)」を開発したきっかけは、生活習慣病患者が1500万人以上、国民医療費が40兆円、国民平均健康寿命が男性70.4歳・女性73.6歳ということから。

健康的な食事は「美味しくない、楽しくない、つらい、暗い」などネガティブなイメージがつきまといます。

ヒルズ・エピキュールが目指すのは、「自宅で楽しく、美味しくて、健康的な食生活」を提供すること。

レストランEPICURE(エピキュール)の藤春幸治シェフが登壇

ヒルズ・エピキュール)の特徴は、シェフ監修のこだわった本格派の美味しさ。

トランス脂肪酸はゼロ。油・保存料・化学調味料も一切使われていません。

一般的な「豚の生姜焼き」とヒルズ・エピキュールの「豚フィレ肉のジンジャーソース」の栄養成分を比較するとこんな感じ。カロリーは約3分の1になり、糖質は約半分、脂質は14分の1で、たんぱく質は同程度摂取できます。

そんなヒルズ・エピキュールとドコモやショップジャパンなどの各社がグループ連携

本格的で健康思考の料理の数々は、冷凍パックを温めるだけで簡単に自宅で調理可能とのこと。

続いて発表されるのは宅配ネットスーパー「らでぃっしゅぼーや」の新商品。

肥満遺伝子タイプ別の「健康弁当」と「遺伝子検査キット」が新登場。遺伝子検査キットを使って肥満タイプを9つの中から特定、タイプにあわせて食生活の改善が可能というサービス。

健康弁当と遺伝子検査キットは、5月11日からdショッピングで販売開始。

ほかにもdヘルスケアパックや……

ABC Online Lessonについて発表されました。

いずれもドコモグループによる新商品・新サービスで、ドコモが目指す「暮らしの快適」を実現する内容となっています。

ここで全ての発表が終了。

質疑応答になり。ライスサポートビジネス推進部長・村上氏、加藤社長、プロダクト部長・丸山氏が回答。

ゲストとして高畑充希さん、綾野剛さんが登壇。

堤真一さんはビデオメッセージで登場していました。