「人生やり直しツアー」に参加した30人が巻き起こす謎が謎を呼ぶ群像劇「迷家‐マヨイガ‐」特別トークショー&上映会


2016年4月からスタートした「迷家‐マヨイガ‐」は、「監獄学園」「SHIROBAKO」「よんでますよ、アザゼルさん。」などの水島努監督、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「とらドラ!」「true tears」などのシリーズ構成をつとめた岡田麿里さん、そしてアニメ制作会社のディオメディアがタッグを組んで制作しているアニメーション作品です。「人生やり直しツアー」に参加した30人+バスの運転手の総勢31名が巻き起こす、謎が謎を呼ぶスリリングな展開を解き明かすヒントがあるかもしれない、ということでマチ★アソビ vol.16で開催されたトークイベント&上映会に潜入してきました。

TVアニメ「迷家‐マヨイガ‐」
http://mayoiga.tv/

迷家-マヨイガ- マチ★アソビ
http://www.machiasobi.com/events/mayoiga.html

最初に行われたトークイベントにはリオン役の五十嵐裕美さん、マイマイ役の清水彩香さん、熱帯夜役の中村桜さんの3人がゲストとして登場。五十嵐裕美さんはマチ★アソビ vol.1から16回連続で全てのマチ★アソビに参加しているという強者。対して、清水彩香さんはマチ★アソビ初参戦。「迷家‐マヨイガ‐」のトークイベントはマチ★アソビ初日の1番最初に行われたイベントということで、清水彩香さんは正真正銘このイベントがマチ★アソビデビューの場となった模様。そして、中村桜さんは今回で5回目の参戦とのことで、初めはどうしてもマチ★アソビに参加したくて売り子として徳島までやってきた、というエピソードを披露してくれました。


そんなわけで、まずは各キャストが演じるキャラクターの紹介。五十嵐さんが演じるリオンは、14歳の猫耳パーカー&ボーダーニーソという萌え要素が詰まったキャラクター。見た目に特徴的な要素が多いですが、「変わった力を持っているのか?!」という見た目以外でも気になる部分があるそうです。


清水さん演じるマイマイは17歳の女子高生で、1話のトイレシーンでどぎついセリフを吐いていたキャラクター。イベント時に地上波で放送されていたのは4話までだったのですが、回を重ねるごとに徐々にデレてきて可愛い、と登壇者にベタぼめされていました。


そして中村さん演じる熱帯夜は、名前そのままの夜っぽい雰囲気のビジュアルのキャラクター、というわかりやすい紹介がされました。


キャラクター紹介が終わったところで「迷家‐マヨイガ‐」をまだ見ていない人が会場にいないか質問してみたところ、ほとんどの来場客が作品をしっかりチェック済みとのこと。


続いて「迷家‐マヨイガ‐」というアニメのジャンルについて。ホラーやサスペンスなどさまざまなジャンルがありますが、「迷家‐マヨイガ‐」はどういったジャンルに分別すればいいのかわからなくなるような作品で、「人間の汚い部分が詰まっているアニメ」ということでゲストの意見がまとまります。なお、五十嵐さんいわく、「迷家‐マヨイガ‐」を見ていて何かしらのキャラクターにイライラしてしまうのは、そのキャラクターとイライラしている人がどこか似ているから、という鋭い指摘が飛びました。

「迷家‐マヨイガ‐」の水島努監督もジャンル分けについては以下のようにつぶやいています。


続いて、「TVアニメ『迷家ーマヨイガー』スターターブック~納鳴村ツアーガイド~」について。これには各キャラクターの紹介や、物語のキーアイテムの解説、シリーズ構成・岡田麿里さんへのインタビュー、アニメーション制作を担当するディオメディアの小原充代表取締役とキャラクターデザイン担当の井出直美さんへのインタビュー、メインキャスト対談などが収録されています。このスターターブックに収録されているメインキャスト座談会は2話のアフレコが終わったあとに行われたものだそうで、当時はメインキャストもそれ以降の展開をまったく知らない状態であったとのこと。なので、メインキャスト座談会などは視聴者とまったく同じ目線で出演声優たちが作品について語っているので、そういう目線で見るとよりスターターブックを楽しめるかも、とのこと。


次にキャラ作りで意識したところについてのトーク。リオンはぼそぼそしゃべる感じが良いと言われていたそうですが、アフレコが始まる前に五十嵐さんが監督と30分ほど話し込むことで、キャラクターに変化を加えることができたそうです。これは原作のないオリジナル作品だからこそできることで、「あー、このキャラクターこういう表情もありますねー!」という発見がスタッフと声優の話し合いの中で何度も生まれている模様。


「迷家‐マヨイガ‐」では毎回エンディングのキャストクレジットの順番が違います。これは、そのエピソードの中での「キャラクターのしゃべった順番」になっており、映画などではしばしば使われる手法だそうです。通常、キャストクレジットの1番上には主役を演じる声優の名前が表示されますが、「迷家‐マヨイガ‐」ではそうではないというわけ。第1話のキャストクレジットの1番上(トップクレジット)は、ツアー主催者のダーハラを演じる高橋伸也さんで、高橋伸也さんはこれが人生初のトップクレジットということでとても喜んでいた、というエピソードも。

登場順でキャストクレジットが表示されることについては、水島努監督がTwitterでぽつりとつぶやいていました。


「迷家‐マヨイガ‐」のエンディングはあまり動きのない映像ですが、ここでは各キャラクターが作中ではあまりみせないような表情をしているそうです。また、登場キャラクターは全部で31人で、各話のエンディングでは3人ずつキャラクターが登場しています。すると、最終話までに全てのキャラクターが出尽くしてしまうので、それ以降のエンディングではどうなるのかとても気になる、とゲストの3人が「迷家‐マヨイガ‐」の中の気になるポイントを指摘する場面もありました。

続いて、ufotable CINEMAで行われた上映会の前に行われたトークショー。ゲストは同じくリオン役の五十嵐裕美さん、マイマイ役の清水彩香さん、熱帯夜役の中村桜さんの3人です。


これからufotable CINEMAで「迷家‐マヨイガ‐」を上映するというこで、見どころについて尋ねられたところ、中村さんは「シーンと音のアンバランス感」を挙げてくれました。シリアスなシーンで流れる軽快なBGMや、明るいシーンで流れる不穏な雰囲気の音楽など、シーンと音がアンバランスな場面が複数あるそうでそれがとても不気味でおもしろいとのこと。また、キャストの中にはひとりで2キャラクターを演じている声優もいるそうで、その辺りにも注目してみると、1度観た人でもより「迷家‐マヨイガ‐」を楽しめるかもしれません。


なお、「迷家‐マヨイガ‐」のトークショー&上映会は、配布した整理券とフライヤーに15時50分と記載されていたものの、実際には15時スタートとなっていたため来場者の入りが最初はまばらでした。


そこで、イベントスタートが15時50分だと勘違いしたままの来場者のために、15時50分までの時間でキャストとシネマに集まった人たちが一緒に1話を観ながらアレコレ話すオーディオコメンタリー形式での上映会がスタート。実際に何度も1話を観たという清水さんと中村さんですが、今後のストーリーを知れば知るほど「本当に1話に情報がたくさんつまってます」と、1話の完成度の高さを絶賛していました。

・関連記事
「マチ★アソビ vol.16」全記事一覧まとめ - GIGAZINE

アニメやゲームの超レアグッズに10万円超えの値が次々飛び出したマチ★アソビvol.16「チャリティオークション」 - GIGAZINE

世界で一番早いタイミングでの上映が行われた「planetarian世界最速冒頭5分上映会」を見てきた - GIGAZINE

刀剣男士やFateなどの美麗な巨大イラストを船から見上げる「橋の下美術館」 - GIGAZINE

「キズナイーバー」「キルラキル」「ブブキ・ブランキ」など人気アニメの原画やメイキングムービーが見られるウルトラスーパーピクチャーズブース - GIGAZINE

47

in 取材,  アニメ, Posted by logu_ii