海辺で拾った「巨大な石」に実は約800万円の価値があった


ある夫婦が海辺を歩いている時にたまたま見つけた、強烈な匂いの「石」に、実は5万ポンド(約800万円)の価値があったという珍しい事態が起こりました。

Couple stunned after stumbling across chunk of WHALE VOMIT on beach - and it could be worth £50,000 - Mirror Online
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/couple-stunned-after-stumbling-across-7740977

ゲイリー・ウィリアム氏とアンジェラ・ウィリアム氏はイギリス北西部に位置するランカシャー州のミドルトン海岸を散歩している時に、腐った魚のような強烈なにおいをかぎ、石のような見た目の奇妙な物体を見つけたとのこと。2人は香水の原料であり、非常に高価なマッコウクジラの排泄物「龍涎香」についての話を読んだことがあったため、この巨大な塊を新聞紙で包んで家に持ち帰りました。


これが実際に発見された龍涎香。


龍涎香はマッコウクジラの腸内に発生する結石。なぜマッコウクジラが結石を作り出し排出するのか、詳しい理由は現在でも不明ですが、消化できなかったエサを消化分泌物によって結石化させることで体を守っているのだとも考えられています。排泄されて間もない龍涎香は腐った魚のような匂いなのですが、水よりも比重が軽いために長期にわたって海上を漂流している間にジャコウのようなよい香りに熟していくそうです。発見時の龍涎香のことをウィリアム氏は「イカと農場の肥やしが混ざったような独特の悪臭を放っていて、見た目は固いゴム製のボール、手触りはワックスやろうそくのようでした。触るとワックスのようなものが指につきました」と語っています。

ウィリアム夫妻が持ち帰った塊を量りで調べたところ、重さは1.57kg。2013年にもランカシャー州で2.7kgの龍涎香が見つかっており、その時の価格は12万ポンド(約1900万円)にも上ったとのこと。

夫婦はバイヤーと価格を交渉中で、「もしこの龍涎香が価値のあるものだったら、長年夢見てきたトレーラーハウスを買いたい」と語っています。

by Amila Tennakoon

なお、龍涎香は2012年にイギリスの少年が4万ポンド(約500万円)ほどの価値があるものを、男性2人組が50万ポンド(約6700万円)相当の価値のものを発見しています。

・関連記事
働かなくても生きていける「ベーシックインカム」の大規模な実験を「Yコンビネータ」が計画中 - GIGAZINE

稼げば稼ぐほどハッピーになれるのは年収650万円まで、それ以上だと幸福感は収入に比例しない - GIGAZINE

人はお金をたくさん持っているほど非人道的になっていく - GIGAZINE

30代までに億万の富を手にした起業家たち - GIGAZINE

お金で人は変わってしまうのか? - GIGAZINE

カンボジアの秘境で50人の坑夫に混じって宝石を掘ってきた - GIGAZINE

一夜にして大金を稼いだゲームクリエイターたちが抱える苦悩 - GIGAZINE

アメリカの歴史上ものすごいお金持ちだった人ベスト30 - GIGAZINE

319

in 生き物, Posted by logq_fa