「ニコニコ超会議2016」の裏側を見られるイベント直前の会場に潜入して設営現場を見てきました
2016年4月29日(金)と30日(土)の2日間にわたって幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2016」は、前回の入場者が2日で15万人以上ということで、今回も多数の参加者が訪れる見込みです。イベント当日は人でごった返しているはずであろうニコニコ超会議2016を開催する直前の会場に潜入して、スタッフしかおらず当日とは少し変わった様子が見られる会場設営の様子を見てきました。
ニコニコ超会議2016
http://www.chokaigi.jp/
イベント2日前となる4月27日の会場。この日の朝に会場をウロウロしていたときは、設営が余り進んでいなかった第7・8ホールですが、15時くらいに訪れると設営が急ピッチで進んでいました。
「超音楽祭2016」のステージは舞台設置がほぼ完成している様子。
舞台上には大きなスクリーンが設置されています。
現場スタッフが細い足場の上で照明を取り付けていました。
舞台の上では超音楽祭とニコニコ超会議のポスターを貼りまくった看板の設置作業が行われています。
第7ホールで観葉植物を発見。一体何に使われるのでしょうか。
お化け屋敷プロデューサーの五味さんがプロデュースする「超ホラーゲームお化け屋敷」はブースの全景がわかるくらい完成しています。
この中で当日は参加者が絶叫しまくることになるはず。
ボカロ曲オンリーのDJイベントが行われる「超ボーカロイドエリア」
円形のステージは骨組みがほとんど完成。
大きなスクリーンの前でDJがボカロ曲をプレイし、参加者が大合唱している様子を思い浮かべながら見学。
超ボーカロイドエリアにあった謎のピンク色のエリア。
付近に千本桜の柱があることから、ピンク色のエリアは「初音ミク 超会議展 2016」が行われる場所になりそう。
赤い鳥居が立っていました。
第7・8ホールと第4・5・6ホールの間にあるいこいのモール。朝訪れた時はトラックが並んでいましたが、トラックの姿は消え荷物だけが残された状態です。
これは第4・5・6ホール。
「超踊ってみた」はブース前のエリアがかなり広め。当日は踊り狂う人であふれそうな予感です。
「町会議ブース」
町会議ブースでは円形のステージが組み立てられていました。
町会議ブースの横あるのはラッピングされたニコニコカー。
会場では至るところから、トンカチのカンカンという音やドリルで穴を開ける音が聞こえるのですが、ニコニコテレビちゃんの飾り付けをペタペタ貼るような細かい作業も行われていています。
赤い鳥居があるのはAV(アニマルビデオ)界のスーパースターであるスローロリスを生中継する「スローロリス」ブース。
スローロリスを生中継する会場がコレ。
スローロリスを見るときは、触ったりフラッシュ撮影したりしないように注意が必要です。
肝心のスローロリスはまだいませんでした。
「スプラトゥーン ガチ盆まつり」ブース。
イカス号がすでに到着済み。
舞台の骨組みがほぼ完成していて、スタッフが照明のセッティング中です。
さまざまな超会議グッズが販売される「超物販」
超物販の前にはレジや……
販売されるグッズが大量に並べられていました。
次にやってきたのは「ニコニコ頂神社 ~崖の上の神様~」。10メートル級のボルダリング用の壁が設置されル予定ですが、壁はまだ見えず。ボルダリングの壁をのぼりきったところにニコニコ頂神社が配置されるようになっているそうです。
これが設置されるニコニコ頂神社の鳥居。どうやってステージの上まで運ぶのか気になるところです。
会場をウロウロしていると、荷物を降ろし終えたであろうトラックがどこからともなく走ってくることがありました。
案内用の立て看板たち。
出展企業・団体が集まる第1・2・3ホールは、朝にはほとんど何もなかったものの、15時くらいに訪れると「別のホール?」と思えるほど設営が進んでいました。
「ニコニコ超会議2016 × ファイナルファンタジーXIV」が開催されるスクウェア・エニックスは、リフトを使ってブースを組み立て中。
ものすごく高いクレーン車で何を持ち上げるのかと言うと……
照明の骨組みです。
クレーン車付近にはスマートフォン向け新体験型ゲーム「真空管ドールズ」の看板がありました。
「ヤフヤフ学園へ行こう!~インターネットの歴史巨大壁画が出現&学校指定グッズ大放出~」を実施するYahoo!のブース。
ヤフヤフ学園の校歌が飾られています。イベント当日はインターネットの「歴史巨大壁画」も展示されるとのことなのでこちらも楽しみです。
数あるブースの中でも設営がかなり進んでいたのは「NTT:NTT超未来大博覧会2016」ブース。ロボットがボケたおす「ロボット大機利」や通信用管路を開削することなく地中で地盤を掘削することを可能にする「エースモール」の展示が予定されています。
ブースを見ただけだと作業が進んでいるように見えますが、ブース前に積み重ねられた箱の数を見ると、完成まではもう少しかかるようです。
「株式会社セキグチ・モンチッチ」ブース。
株式会社セキグチ・モンチッチブースの前で、大量のモンチッチが並んだボードを発見。
どこを見てもモンチッチです。
大量のモンチッチを見ていると、ボードごとどこかに連れ去れてしまいました。
4人がかりでモンチッチ大量搭載ボードが立てられました。このボードは複数あったので、完成したモンチッチブースはモンチッチだらけになることは間違いなさそう。
設営が進められているブースの周囲は、作業に使われる道具がそこら中に散らばっていて歩くのをためらうレベルです。
ステージの飾り付けだと思われる大きなパーツは2つの台車を使ってうまいこと運ばれていました。
第9~11ホールは一気に多くのステージが設営されていました。
何もなかった第9ホールには資材を運ぶトラックやバンが止まっています。
第9ホールの一部入り口は解放されており……
ここを出ると、第9ホールの隣(外)に用意されたコスプレ推奨エリアと「超刀剣」エリアにアクセスできます。
土を盛って地面を整備していますが、ここでは本物の刀匠たちによる日本刀を「つくってみた」が行われるそうです。
これは第9ホールにある「超・軍議」ブース。ここでは戦国時代に関するクイズに挑戦できます。
「超アニメエリア」はかなり広大なスペースで、この中にさまざまなアニメ関連のブースが設営されます。謎の段差が多数設置されたエリアや……
ちょっとした高さのあるエリア
「だがしかし」エリア
ここでは「駄菓子に抱きつき、落ちない様に耐える」というチャレンジに挑戦できます。なお、最後まで残った勝利者は人間UFOキャッチャーで駄菓子の取り放題に挑むことが可能。
作中に出てくるシカダ駄菓子の店先を忠実に再現したものもあります。
ゲームに挑戦できるのは20㎏以上90kg未満のチャレンジャーのみで、これを確かめるための体重計まで用意されていました。
「おそ松さん 」エリア
ここでは「あの釣り堀」が出現し、釣り糸で封筒をキャッチできたら、中に入っている超会議限定オリジナルノベルティをゲットできます。なお、封筒の中身はランダムで、おそ松さんステッカー(全6種類)の1枚が入っています。
カラフルなクッションやカラーコーンが置かれているのは「僕のヒーローアカデミア 」エリア。
一緒に陸上競技で時間を測定するスポーツタイマーが置かれています。
搬入日などが書かれたメモ書きも発見しました。
「超アイドルマスターJAPAN 」エリア
「超まるなげ広場」の看板のようなものが設営されている最中でした。
「超VRアトラクションズ」の一部も既に設営がスタートしていました。
第10・11ホールの「痛Gふぇすた出張編 in ニコニコ超会議2016」や「THE VOC@LOID 超 M@STER 34」「博麗神社例大祭 超濃縮版」「TRPG即売会 in 超会議2016」「ゲームマーケット超出張版」「帝都軍事超宴会」などは一切準備が進んでおらず……。
第11ホールでは「超ニコびじゅLIVE」のステージだけがほぼ完成した状態になっています。
第11ホールにポツリと置かれたカフェオレ。
これは「大和超券ステージ」。
謎のわっかはどういう装飾なのでしょうか……?
さらに、近くでは謎の鐘を発見。素手で触れてはいけないようです。
全てのホールを見終わった後は、歌舞伎と初音ミクがコラボレーションした独自演目が行われる「超歌舞伎」の会場・イベントホールに見てみます。
ステージはかなり完成している様子。
超歌舞伎の演出などを行うスタッフが集まっています。
しばらく見ていると、照明のテストが始まりました。ピンクや青の照明が幻想的な雰囲気を作り出す空間で行われる超歌舞伎がどのようなものになるのか、気になる人は現地で実際に見てください。
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