ワイヤレスコントローラーがファミコン本体で使えるようになるレシーバー「Retro Receiver for NES」

PlayStation 4やXbox One、WiiUなど、ゲーム機のコントローラーは充電が必要な時を除いてワイヤレスでも扱えるのが当然のようになっていますが、かつては本体につながっているのが当たり前でした。その「有線状態」を解消し、旧型のゲーム機をワイヤレスコントローラー対応にしてくれるレシーバーが「Retro Receiver for NES」です。

8Bitdo x Analogue – Analogue
http://www.analogue.co/pages/8bitdo-x-analogue

8Bitdo Retro Receiver for NES- 8Bitdo Tech HK Ltd.
http://www.8bitdo.com/retro-receiver-nes/

ブツ自体はこんな感じで、55.5mm×31.97mm×16mmとかなり小型。ファミリーコンピュータ(ファミコン)の海外版に相当するNES(Nintendo Entertainment System)の全モデルと、レシーバーの共同開発元であるAnalogueのNES互換ハードウェア「Analogue Nt」に対応。ほかにも、NESと同じコントローラーポートがあるなら使用可能だということなので、「AV仕様ファミコン(Newファミコン)」なら使えるはず。

対応コントローラーはWii U PRO コントローラー・Wiiリモコン・PS3・PS4と、レシーバーの共同開発元・8Bitdoのすべてのコントローラー・アーケードスティックに対応しています。

Wii U PRO コントローラー

PS4コントローラー

ファミコンのコントローラー風な「8Bitdo FC30 ゲームパッド」

こちらはスーパーファミコンのコントローラー風な「8Bitdo SFC30 ゲームパッド」

レシーバーの価格は19.99ドル(2188円)。バーチャルコンソールならWii U PRO コントローラーで遊ぶことができますが、あえてNES本体を拡張しているというところに味があるアイテムです。

Retro Receiver for NES
http://www.play-asia.com/retro-receiver-for-nes/13/70a2f7

ちなみに、NESやスーパーファミコンでは本体にコントローラーポートがあり、コントローラーのケーブルを差し込んで使う取り外し式でしたが、ファミコン(国内版)本体は箱のイメージ写真にもあるように、コントローラーは本体と取り外しできないケーブルでつながっていました。このため、ゲームを遊んでいるとき、興奮して思わずコントローラーを強く引っ張ってしまうと本体がガタッと動いてしまい、ゲームがストップしてリセットするしかなくなるということも発生。もし、こうしたレシーバーがあってワイヤレス化できていれば、あの悲劇は起きなかったのかもしれません……。