ハードウェア

キーボード着脱2in1スタイルに独自水冷をぶち込んでファンレス&無音で第6世代Intel Core「Skylake」を動かせるAcer「Switch Alpha 12」


Acerがアメリカ・ニューヨークで開催したイベントでキーボードを着脱できる2in1スタイルのノートPCに、独自の水冷システムを搭載して第6世代Intel Core i7をファンレスで動かせる「Switch Alpha 12」を発表しました。

Acer Debuts Switch Alpha 12 Liquid-Cooled 2-in-1 Notebook
http://www.acer.com/ac/en/US/press/2016/182718

独自水冷システムを搭載する「Switch Alpha 12」がどんなノートPCなのかは以下のムービーを見ればよく分かります。

Acer | Switch Alpha 12 Detachable PC - YouTube


Acerのロゴ。天板はヘアライン加工されています。


「Switch Alpha 12」は12インチサイズのディスプレイを搭載するノートPCです。


最大の特長は、独自の水冷システム「Acer LiquidLoop」テクノロジーによって、ファンレスでIntel第6世代Coreプロセッサー「Skylake」世代のCore i7を駆動させられるところ。ファンがないためチリやホコリが混入する心配もないため、故障リスクも低減できそうです。


Switch Alpha 12はディスプレイとキーボードを切り分けられる2in1スタイル。


薄型のキーボードにかなり大きめのタッチパッドを搭載しています。


キーストロークは1.4mmで、妥協なきタイピング性能を提供するとのこと。


2in1スタイルなのでタブレットスタイルでも使用OK。


マグネットで簡単に接続できるキーボードは……


まるでMicrosoftのSurfaceのように端を折り返すことができます。


ただし、Surfaceと違ってキックスタンドはフレーム形状。


ラバー加工されたスタンドで、ディスプレイの角度を寝かせても安定して固定できるようです。


サイズは縦201.4×横292.1×厚さ15.85mmで、重さは1250g。


タブレット単体での重さは900g。液晶ディスプレイは12インチで解像度は2160×1440。OSはWindows 10を搭載し、もちろんマルチタッチ機能にも対応します。


フルサイズのUSB3.0ポートだけでなくType-Cもあり。


Type-CのUSB3.1ポートを使って、4Kディスプレイを2枚外部接続することも可能です。


オプションで、タブレットスタイルで便利な感度256段階のスタイラスペン「Acer Active Pen」や、DisplayPort、HDMI、Type-CのUSB3.1ポート×2、フルサイズのUSB3.0ポート×3を追加できる「WiGig」ドックも用意されています。


強力な性能を煩わしいファンの音なしで実現します。


「Switch Alpha 12」の最上位モデルはCore i7、8GBのLPDDR3メモリ、512GBのSSDを搭載。Core i3、4GBのLPDDR3メモリ、128GBのSSDを搭載するエントリーモデルの価格は599ドル(約6万6000円)からと、MicrosoftのSurfaceシリーズに十分対抗できる魅力的な価格が想定されています。Switch Alpha 12は中国やヨーロッパでは2016年5月、北米では6月に発売予定となっており、日本での発売に期待がかかります。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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