試食

「亀田の柿の種」が天ぷら・から揚げ・燻製化した「TANEBITS」を長蛇の列を乗り越え買ってみました


「亀田の柿の種」が発売50周年ということで、「焦がす」「揚げる」「燻す」「漬ける」という4つの製法を柿の種に加えた「TANEBITS」が2016年4月20日から登場しています。阪急梅田本店に専門店がオープンしたので、お店に行って購入し、実際に食べててみました。

TANEBITS|いつでもカリッと! 亀田の柿の種スペシャルサイト|亀田製菓株式会社
http://www.e-kakinotane.com/tanebits/

TANEBITSがあるのは阪急梅田本店地下1階のうち、地下鉄御堂筋線の改札側。改札の前を通って進むと、まだ朝の9時半で阪急梅田が開店していないにも関わらず、人だかりができていました。


入り口の扉から……


ずらりと人が並んでいます。


行列の様子は以下のムービーから確認可能です。

柿の種を進化させた「TANEBITS」行列の様子 - YouTube


通路を挟んで反対側にもさらに列。


開店30分前ですが、この時点で既に2時間半待ちでした。とりあえず列に並びます。


TANEBITSのアイテムがのったチラシをもらったので、どんな製品があるのかしげしげ眺めつつ待っていると……


なんと、11時前の時点で最後尾の札に「本日分は完売しました」という紙が貼られていました。


ひたすら忍耐強く待ち続けます。


そして約3時間後、ようやく番号札が手渡されました。この番号札を持って順番に売り場へと進んでいくわけです。


売り場はこんな感じ。


ここでもやはり列になりつつ進んでいき、到着してから3時間20分ほどでようやく柿の種を手にすることができました。


ということで、ゲットしたのがコレ。左からから揚げ、天ぷら、さくらスモーク、焦がし醤油、たまり二度漬けのパッケージです。


まずはから揚げから食べてみます。


パッケージは分厚い本をイメージしているようで、いつもの柿の種とはちょっと違うオシャレな雰囲気です。


原材料名には「から揚げ粉」という文字が書かれていました。


カロリーは1袋15gあたり69kcalです。


パカリと箱を開けると……


全部で4つの小袋が入っていました。


小袋からお皿に柿の種を出してみます。


見た目はこんな感じ。から揚げは、柿の種に下味をつけて揚げ、揚げたてに塩を振ったものとのこと。


「から揚げ」という名前から、鶏の唐揚げのニンニクの聞いたスパイシーさを想像していたのですが、食べてみたところ、スパイシーさはなし。また、オリジナルの柿の種とは違ってピリっとした辛さもありませんでした。香ばしく揚げてあるので、あられのような雰囲気で、「柿の種」と聞かないで食べたらわからないほど違う味でした。


比較用にオリジナル版の亀田の柿の種を購入してきたので、これも食べてみます。


柿の種のから揚げと、オリジナル柿の種を比べてみるとこんな感じ。TANEBITSの柿の種にはピーナツが含まれていないことがわかります。


オリジナル版を食べてみると、ほんのりとした醤油の味とピリッとした辛さに「これこれ」と思わず頷いてしまいます。TANEBITSのから揚げは辛さが感じられにくいので、頭の中で柿の種を思い浮かべていると違和感がある様子。


続いて、天ぷらを食べてみます。


袋から出してみるとこんな感じ。カロリーは1袋15gあたり72kcalです。


見た目はから揚げよりも衣が分厚いのが特徴。天ぷらはしっかり衣がついている分ややこってりしていて、粉末わさびのツンとした感じがアクセントになっています。おかしやおつまみとして、ついつい食べ続けてしまう中毒性はありますが、これも柿の種と聞かずに食べたら気づかなそうです。


3つ目はさくらスモーク。


さくらスモークは最もオリジナルの柿の種に近い見た目で、袋を開けた瞬間からふわりと燻製の強い香りを感じます。カロリーは15gあたり58kcalです。


これはまさに「亀田の柿の種」の味で、そこにスモークの香りが加わっています。スモークチーズやスモークサーモンが好きな人なら気に入るはずの仕上がりで、お酒のおつまみとしても良さそうです。


オレンジ色のパッケージは焦がし醤油。


見た目は以下の通り。カロリーは1袋15gあたり64kcalです。


生醤油仕立ての柿の種を素揚げしてあるのが「焦がし醤油」で、醤油のよい香りと、揚げたことによるほろ苦さ・香ばしさがありました。これも柿の種の存在感はしっかりしていて、かめばかむほどにお米のうまみとピリッとした辛みを感じます。


最後は「たまり二度漬け」


見た目はオリジナルの柿の種よりも一回り濃い色でした。カロリーは1袋15gあたり57kcal。


醤油味をつけた柿の種を、もう一度たまり醤油で味付けしたのが「たまり二度漬け」。醤油のうまみが濃厚で、甘さと辛みが適度に強調されていて、シンプルながらついつい手が伸びてしまう味付けでした。


ということで、TANEBITSのうち、から揚げと天ぷらは柿の種からかなり離れたお菓子になっており、一方でさくらスモーク、焦がし醤油、たまり二度漬けは柿の種ベースにアレンジを加えたお菓子になっていました。複数の編集部員に食べてもらったところ、「やっぱりオリジナルは超えられない」という声がやや多かったのですが、「天ぷらがイケる」「スモークが1番おいしい」という声もあり、みんなが慣れ親しんでいる「柿の種」だからこそ意見が分かれるようだったので、いろんな種類のTANEBITSを購入してわいわいしながら食べるのがよさげ。価格は1箱税込540円です。


なお、TANEBITは3箱入りギフトボックスが税込1782円、5箱入りギフトボックスが税込2873円で販売されており、オシャレな雰囲気なので贈り物にもよさそうです。

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in 試食,   動画, Posted by darkhorse_log

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