ステーキをそのままドンと挟んだ佐世保バーガー「長崎和牛ステーキバーガー」を食べてきました

佐世保バーガーは、米軍基地のある長崎県佐世保市で、戦後まもなくアメリカ軍関係者によりレシピが伝えられ、独自の進化を遂げた全国的にも有名なご当地ハンバーガーです。佐世保市に数十店舗ある佐世保バーガーの販売店の中から「させぼご当地グルメ総選挙2014」で金賞に選ばれた佐世保バーガーのひとつ「長崎和牛ステーキバーガー」を味わうべく、提供店舗のバーガーショップあいかわに行って食べてきました。

バーガーショップあいかわ
http://www.0956583811.com/バーガーショップあいかわ

バーガーショップあいかわの住所は、「長崎県佐世保市有福町297-20」で、佐世保市街からハウステンボスに向かう道の途中に立ち寄れるお店です。

目的地であるバーガーショップあいかわに向かいます。目印は、道路沿いにある案内板と……

店の前にある空き地に置いてあるハンバーガーと牛のオブジェが目印となります。

お店は肉の販売所と併設されており、敷地内には他にも「焼肉あいかわ」があります。

メニューはあいかわバーガー(税込480円)はじめリーズナブルな価格のハンバーガーが多いようです。 長崎和牛ステーキバーガーはスペシャルメニューとして(税込1200円) と豪華な価格となっています。

「させぼご当地グルメ総選挙2014」の賞状がありました。早速、長崎和牛ステーキバーガーを注文。

注文と会計を済ませると番号札が渡されるので、しばらく待つことにします。

6分ほど待ったところで出来上がりました。

バンズよりもひとまわり大きいステーキ。

iPhone 6と比べてみます。佐世保バーガーと聞くと大きなハンバーガーを想像するかもしれませんが、片手で簡単に持てそうな大きさです。

1枚肉(100g)のステーキがドンと載せられています。

横から見るとステーキだけでなく、通常のパティも下に隠れているのがわかりました。ステーキはミディアムで焼き上げられているようで、赤身が見えます。

バンズにも肉汁が吸われているのですが、大量の肉汁のため、あふれ出て滴り落ちてきます。

ひと口食べてみるとステーキの部分はしっかりとしたかみごたえがあり、ステーキを食べているという食感があります。パティの部分も長崎和牛100%で、ジューシーさや脂の甘みがファストフードのハンバーガーとは格が違います。

さらに食べ進めるとステーキの赤身が出てきました。赤身のうま味も味わえるほか、ソースもマヨネーズが主となっており、肉自体の味を感じられるよう工夫されていました。

なお、店内の注文カウンターと調理場の様子はこんな感じ。

カウンター席とテーブル席が用意されています。

店内を見渡している途中、さらに上の長崎和牛極上サーロインステーキバーガー2000円(税込)のポスターを発見。メニューに書いていなかったので見落としていました。

また、バーガーショップあいかわのある佐世保市には、観光客などが集まり行列ができる佐世保バーガーショップが数多くあります。自衛隊や米軍基地近くにある「ヒカリ」と「LOGKIT」の様子。

商店街近くにある「ビッグマン」にも観光客などの人だかりができています。

佐世保バーガーの特徴は「注文を受けてから手作りで調理し作り置きはしない」ということです。肉の焼ける音や香ばしい香りが食欲をそそります。

長崎和牛ステーキバーガーと同じく「させぼご当地グルメ総選挙2014」で金賞を取ったビッグマンの元祖ベーコンエッグバーガー(650円税込)を注文しました。こちらのお店でもノーマルなタイプのハンバーガーの大きさはそれほど大きくはないです。食べてみると、焼きたてのパティやベーコンはひと味違うという感じ、酸味やトマト感は控えめなケチャップソースで肉やレタスなどの素材の味が優先されており、小さいようで十分ボリュームのあるハンバーガーでした。

他にもボリュームたっぷりのメニューなどもあり、他のお店も含めて佐世保バーガー巡りをしたいところですが、1つ食べるだけでもじゅうぶんおなかがいっぱいになるのが難点です。ホームページや駅などで配られているパンフレットで、効率よくお店を回れるように計画を練り、おなかをすかせて行く必要がありそうです。