取材

いわし1万匹が桜とともに大水槽で舞い泳ぐ京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」を一足先に見に行ってきました


日本海沿岸で春に漁期を迎えるいわしは「春鰯(はるいわし)」とも呼ばれることから、京都水族館の大水槽で泳ぐ約1万匹のいわしを桜に見立てて、いわしの群れと映像・音・香りの調和で春を感じる新プログラム「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」が2016年4月1日(金)から開催されます。「冬を楽しむインタラクティブアート 雪とくらげ」に続く第2弾のプログラムがどのような内容なのか気になったので、一足早く見に行ってきました。

春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし | 京都水族館
http://www.kyoto-aquarium.com/wp/iwashi/


大水槽で泳ぐイワシと、桜色の映像や音がコラボレーションしている「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」の様子は、以下のムービーから見ることができます。

京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」大水槽のいわしと桜色のいわしが一緒に泳ぐ様子 - YouTube

京都水族館に到着。


館内のいたるところに「桜といわし」の告知ポスターが貼ってありました。


春を楽しむインタラクティブアート 桜といわしが行われるのは、京都水族館1階の大水槽。入口には、桜の花びらをイメージしたという薄い透過スクリーンがのれんのように張ってあります。


入口をくぐると、人の動きに合わせてスクリーンに映像が投影され、イワシの群れに誘われて海の中に入っていくような感覚を楽しめます。

京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」入口はイワシの群れがお出迎え - YouTube

入口横に置かれたセンサーを使って、人の動きを感知しているようです。


入口をくぐると、右手に大水槽が広がっています。大水槽は約500トンもの水量を誇り、さまざまな魚や生物が暮らしています。


大水槽の上の方を見上げると、いわしの群れ約1万匹が渦を巻いて泳いでいる様子を見ることができます。


天井から、入口と同じ薄手の透過スクリーンがつり下げられていて……


大水槽の左右からスクリーンに向かって「桜といわし」の映像が投影されています。


実際に大水槽でいわしが泳ぎ、「桜といわし」の映像や音が流れている様子は、以下のムービーで見ることができます。

京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」 桜が静かに舞い散る様子 - YouTube

桜の映像は、ちらちらと花びらが舞い落ちたり……


花吹雪が激しく舞ったりと、音に合わせて変化していきます。


花びらのかたまりが天井から落ちてくるところ。


桜色のいわしの群れが泳ぐ映像もあります。


桜色のいわしは、次第に波のような形に変化して、静かにフェードアウトしていきます。


大水槽にはさまざまな生き物がいるので、いわし以外の生き物と映像のコラボレーションも楽しめます。


スクリーンだけでなく、床にも桜の映像が投影されます。


じっと見ていると、いわしが渦を巻いて泳ぐ様子に変化。


天井には桜の花を飾り、お花見の雰囲気を演出。


音楽と映像に合わせて、桜のライトアップの色が変化します。


桜ごしに水槽を見上げると、夜桜を見ているような幻想的な雰囲気です。


大水槽では、1日に数回給餌タイムがあり、運よく給餌タイムに巡り会うことができれば、エサを求めていわしの群れがダイナミックに泳ぐ様子を見ることができます。


給餌タイムの様子は、以下のムービーで見ることが可能です。

京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」 いわしの給餌で1万匹のいわしのウロコがきらめく - YouTube

また、大水槽のエリア全体には、桜を中心とした春のそよ風や穏やかな陽気を表現したというオリジナルアロマ「cherry blossom」の香りが漂っていて、爽やかでほんのり甘い香りに癒やされます。


大水槽エリアの出口では、入口と同じく、スクリーンに人の動きを感知して映像が投影され、いわしの群れに見送られるような雰囲気。

京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」 出口でいわしの群れに見送られる - YouTube

いわしは大水槽の上の方を泳いでいることが多いので、2階に上がって大水槽を見下ろすと、いわしと映像の融合をより楽しめそう。


2階からは、映像の魚の形がよりくっきりと確認できます。


京都水族館「春を楽しむインタラクティブアート 桜といわし」は、2016年4月1日(金)から6月30日(木)まで開催される予定です。

・つづき
いわしの生姜煮が豪快にパフェのソフトクリームに刺さった京都水族館「桜といわしのパフェ」を食べてきた - GIGAZINE

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in 取材,   生き物,   動画, Posted by darkhorse_log

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