世界中の国旗でよく使われている色・レイアウト・デザイン要素がよくわかる「Flag Stories」

by yooperann

2016年3月現在、国際連合には193の国が加盟していて、国ごとに異なる国旗を持っています。国旗に関するあらゆるデータを集めたサイトが「Flag Stories」で、国旗の色やデザインなどを視覚的に学ぶことができます。

Flag Stories
http://flagstories.co/

◆01:国旗に使われている色の数
全世界の国旗の3分の1以上は、3色または4色のシンプルな色使いですが、6色以上の色を使っているカラフルな国旗もあります。


◆02:国旗の色の組み合わせ
最も多い組み合わせは赤・青・白のトリコロールです。アフリカでは赤・緑・黄色の組み合わせの国旗が多く、アラブ諸国では赤・白・緑・黒の組み合わせがよく使われています。


◆03:国旗のメインカラー
最も多いのは赤で、原色の青と緑が続き、白と黄色はやや少数派。


◆04:国旗に使われるシンボルマーク
全世界の国旗のうち、約3分の2の国旗には何らかのシンボルマークが描かれています。最も多く使われているマークは星で、次いで盾、十字、太陽、月などが使われています。


◆05:国旗の日
世界には、国旗を制定した日を祝う「国旗の日」が定められている国が45カ国あり、他にも国旗の日を年に2回以上祝っている国もあります。


◆06:国旗の組み合わせ
2種類の国旗の特徴を合体させたデザインの国旗が存在しており、例えばグリーンランド国旗は、偶然にもポーランドの白と赤の横2本線の国旗と日本の日の丸を組み合わせたようなデザイン。イギリスのユニオンジャックは、元々存在していたスコットランド・イングランド・アイルランドの3つの国旗を組み合わせたデザインです。


◆07:国旗に使われる色が表す意味
色がどのような意味を持つのかは文化によって異なり、例えばブラジル国旗の黄色は「資源」、緑は「自然」、青は「空」を表していますが、アラブ首長国連邦の国旗では緑は「豊かな土地」を意味します。他にも、ボツワナ国旗では白と黒が「シマウマ」を表していますが、バハマ国旗の黒は「雷」を表します。


◆08:国旗の色と意味
前述のように、色が表す意味は国によって異なっています。例えば赤は「血」「勇敢」「力」、黄色は「鉱物資源」「太陽」「寛容」「自由」、緑は「自然」「イスラム教」「豊かな土地」、青は「海」「空」「真実」「平和」「誠実」、白は「平和」「純粋」、黒は「人々」「暗い過去」「イスラム教」「肥えた黒色土」「忍耐」などを表します。


◆09:国旗族
全世界の国旗の約3分の1は、「スラブ族」「イラン族」「アラブ族」「スカンジナビア(十字)」「アフリカ族」「ベルグラーノ」「ミランダ」の7種類の族に分類することができます。


◆10:国旗の色やパーツの組み合わせ
国旗を色やシンボルマークが似ているものごとに分類すると以下のようになります。新しい国旗を作る際には、現在使われていない色やマークの組み合わせでデザインするとうまくいくかも。


◆11:国旗の歴史
国旗のデザインの変遷を並べると、国旗が国の歴史と共に移り変わってきていることが分かります。しかし、デンマークのように1536年から同じ国旗を使い続けている国もあります。


◆12:デザインの複雑さ
国旗のデザインの複雑さを、図形の交点の数を元に分類すると、交点が8~12個の「子どもにも描ける」デザインが45種類、交点が13~32個の「一般的」なデザインが54種類、交点が34~176個の「デザインできる可能性あり」が48種類、交点が191~856個の「難解」が16種類、交点が1028個~1万874個の「不可能」レベルの国旗がなんと32種類も存在しています。


◆13:大陸別の国旗の特徴
国旗を大陸ごとに分類してみると、色やデザイン、使われているシンボルマークなどにそれぞれ特徴があり、大陸ごとに平均的な国旗を作ってみると以下のようになります。ヨーロッパでは、赤・白・青の横3本線のオランダ国旗がそのままヨーロッパを象徴する国旗となっているのが印象的。全世界の国旗195種類の特徴を合体した旗は、淡い色合いのオランダ国旗に、ガーナ国旗などで使われる星印を足したようなデザインです。


◆14:国旗の生まれた年
各国が国旗を制定した年を並べたのが以下のグラフ。19世紀以前に制定されて現在も使われている国旗は、デンマーク、オランダ、イギリス、アメリカのわずか4つだけであることが分かります。


◆15:縦横の比率
一般的に長方形が多い国旗ですが、縦横の比率は微妙に異なっています。例えば旧イギリス植民地の国々の国旗は1:2で、旧オランダ・フランス領の国旗や、日本の日の丸には2:3の長方形が使われています。他にも3:4や、5:8、189:335といった比率の異なる国旗が存在しています。


◆16:よく似た国旗
国旗にはシンプルな色・デザインが使われているため、世界中によく似た国旗が存在しており、例えばルーマニアとチャドの国旗は色もデザインもほぼ同一であったり、キューバとプエルトリコは赤と青を反転させるとそっくりになったり、といった偶然がしばしば発生しています。


◆17:大陸ごとの国旗の色
国旗に使われている色を大陸ごとに分けると以下のようになります。オーストラリアやニュージーランドを含むオセアニア大陸では青色、アフリカでは緑が多用されている様子。


◆18:色
世界中の国旗に使われている色を分類すると、以下のようになります。赤や青といった原色が多く、紫が使われている国旗はほんのわずかであることが分かります。


◆19:レイアウト
横線が3本連なったデザインの旗が最も多く、次いで縦線3本のレイアウトが続きます。世界中の国旗の53%は、「横3本線」「縦3本線」「三角形と横線」「対角線」「縦2本線」のデザインのいずれかに当てはまるようです。

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in デザイン, Posted by darkhorse_log