サイバーセキュリティになれる頭脳があるか判別できる6つの暗号解読テスト


かつてイギリス軍は、第二次世界大戦中にドイツ軍の使っているコードや暗号を解読するべく暗号解読能力のある人を探し出すために、クロスワードやパズルを使った思考試験を導入していたそうです。現代社会においてはサイバー犯罪を未然に防いだり実際の攻撃に対処したりするための「サイバーセキュリティ」にふさわしい能力の持ち主を探し出す頭脳テストとして暗号解読問題が採用されています。

Do you have the brains for cybersecurity? - BBC News
http://www.bbc.com/news/technology-34312697

サイバー攻撃に対処できるサイバーセキュリティを育成することは、世界各国の大きな課題となっています。イギリスではサイバーセキュリティの素養があるかどうかを見分けるための全国的な頭脳テストCyber Security Challengeが活用されています。サイバーセキュリティにふさわしい頭脳を持っているかどうかは以下の6つのテストを解けるかどうかで分かります。

◆チャレンジ1
下のコード表を用いて問題を解く、という暗号解読文が最初の課題です。


問題(Question)は3問で、すべて3択(Multiple choice)から答えるスタイル。例えば、コード表を使って第1問を置き換えると、「Where was the centre of 『CODEBREAKING』during 『WW2』?(第二次世界大戦中にコード破りの中心はどこにあったか?)」となるので、正解は「Bletchley」、という感じで解いていけばOK。


◆チャレンジ2
次の問題は「5 8 1 14 14 0 2 2 8 18 4 16 20 4 13 2 4」という文字列から有名な数学のコード名を読み解くというもの。数字の下にあるひまわりにとまったハチの画像がヒントとして与えられています。


◆チャレンジ3
ジュリアス・シーザーでも軍に秘密のメッセージを送るのに暗号文が使われている通り、ローマ帝国の時代にも暗号解読は盛んに行われていたとのこと。下の「X S K L V V O H H Y L H V」という暗号文の中に、カエサルが軍隊を隠した場所が隠されています。


◆チャレンジ4
チャレンジ4の暗号文はこんな感じ。文字や数字ではない記号で書かれており、暗号の解読作業はさらにトリッキーになります。解読に成功すれば、暗号解読のテクニックとしても有名な人名が現れるそうです。


◆チャレンジ5
チャレンジ5は以下の通り、多数の数字からなる文章を解読せよという問題。解読できると質問文が現れるので、それに回答できれば問題クリアとなります。


この画像がヒント。化学の周期表のように見えます。


◆チャレンジ6
最終問題は3つのパズルを解いて、有名な作品の引用を探すというもの。各パズルは独立した問題だそうです。


サイバーセキュリティの仕事には、起こっているトラブルを解決するための知識が不完全な中で最適な解を見つけ出すことができる能力が求められているため、暗号を解読できる能力の高い人がサイバーセキュリティ職に適しているとのこと。これら6つの問題の解答は、BBC Newsで2016年3月末に発表される予定となっています。

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