取材

桃の香りがするイチゴ「桃薫」や希少種「よつぼし」が食べ放題の「いちごの堺」でイチゴ狩りレポ


イチゴの中でもスーパーやくだもの店などの店頭にはあまり並ぶことのない桃の香りがするイチゴ「桃薫」や、2014年に公表されたばかりの希少種「よつぼし」などが食べ放題という、全国でも有数のレアな品種を集めたイチゴ狩りスポットが「いちごの堺」です。ウォーカープラスの2016年イチゴ狩りスポットの関西ランキングで1位になっており、予約が5月いっぱいまで全て満員という状態だったのですが、空きが出た時に不定期で募集される追加予約に申し込むことに成功したので、実際に現地で希少なイチゴがどんな風に食べられるのか確かめてきました。

大阪府堺市でのいちご狩り・直売なら「いちごの堺」
http://www.ichigonosakai.com/

関西のイチゴ狩りスポットランキング | イチゴ狩り特集2016 - ウォーカープラス
http://sp.walkerplus.com/ichigo/ranking/ar0700.html

いちごの堺はJR阪和線堺市駅から徒歩10分のところにあり、住所は「大阪府堺市北区北長尾町6-2-7」です。


堺市駅東口を出て堺市駅東商店街を歩いて行くと看板も出ているので迷わずたどり着けるはず。


というわけで予約時間に現地に到着すると予約者の行列ができていました。列に並んで順番が来ると予約者名をたずねられ、受付が済んだら中へ案内してもらえます。最前列と最後列では入るまでにかなり時間の差があったので、予約時間より早めに来ておけば手つかずのイチゴを食べることができます。


「いちごの堺」の栽培品種は章姫(あきひめ)・紅ほっぺ・かおり野・桃薫など、あまりスーパーでは見かけない珍しい品種があるほか、三重県・香川県・千葉県・九州沖縄農業研究センターで共同開発したという希少品種「よつぼし」も食べ放題となっています。


並んでいる間は案内書きを手渡されるので、イチゴの摘みとり方や注意事項などを確認しておけます。


受付が完了すると……


荷物は入り口の部屋で預けることができます。コートなどは脱いで入るよう指示もありました。ここで待っているとスタッフによる開始の案内が始まります。


受付で受け取ったイチゴ狩りセットを手にビニールハウスへ入室。セットには練乳・ホイップクリーム・抹茶ソース・チョコレートソース・ハサミが入っており、スタッフにフタとハサミの包装を渡すと、30分間にセットされたストップウォッチを受け取ってイチゴ狩りがスタートです。


ビニールハウスの中はこんな感じ。観光農園としては日本で初めて「中空構造栽培槽」と呼ばれる栽培槽を導入しており、地温の変動による影響を防ぐことができるため高品質なイチゴを栽培できるとのこと。


列ごとやエリアごとに何のイチゴなのかわかるようネームプレートがついています。


赤々と実った紅ほっぺを発見し……


食べ頃っぽいものを選んでハサミで茎を切り取ります。いちごの堺では手でイチゴを摘んではいけないので注意が必要。


この日初めて摘んだイチゴはこんな感じで、たわわに実っているのがわかります。


ひとくち食べると、フレッシュな紅ほっぺからは酸味と甘みが同時に感じられます。


イチゴは先の方が糖度が高いので、へたに近い方だけ練乳をつけると、イチゴ本来の味わいと練乳とでダブルで楽しめるのでオススメ。


紅ほっぺはサイズが大きいものが多いのですが、以下の写真のように普通サイズの2倍ほどもあるイチゴもありました。


一部では一般的な高設栽培で育てられたイチゴもあります。ここで成っていたのはデパ地下などを除けば一般の店頭にほとんど並ぶことがないという、桃の香りがする珍しい品種の「桃薫」。GIGAZINE編集部でもキルフェボンの「桃薫のタルト」をレポしたことがありますが、「本当に桃の香りがする!」と好評でした。桃薫が食べ放題なのは大阪ではいちごの堺だけ。


桃薫は「ワイルドストロベリー」と「とよのか」を掛け合わせることで、独特の桃に似た香りがする品種が生まれたとのこと。


実っている桃薫はこんな感じで、普通のイチゴより赤みが薄いのが特徴。


少し大きめの果実もあります。手にとって香りをかぐと、イチゴとは全く異なるフルーティーな香りに驚かされます。


食べてみるとやはり熟れた桃のような香りが特徴的で、食べるとさらにココナッツのような香りも感じられ、軽やかな食感でいくつでも食べたくなります。


少し移動すると「章姫」の列も発見。


章姫の果実は柔らかくジューシーで、酸味が少なく甘みを存分に味わえます。


いろいろソースがあって迷うのですが、ホイップクリームはリッチな甘みがめちゃくちゃイチゴに合っており、どれにつけても絶品でした。


いろいろな品種が交配された「かおり野」


果実は円すい型で食べやすい小粒なものが多め。柔らかすぎない「しゃく」っとした歯ごたえがあり、品種によってそれぞれしっかりと味が異なるので飽きずにイチゴ狩りを楽しめます。


イチゴの列はひとつのビニールハウスに4列ずつほどあり、1列に2~3種類のイチゴが成っていました。どこに何の品種が成っているかは目で見て確認するしかないので、行っていない場所がないように回ると、いろいろな品種を余すことなく食べられるはず。


これは希少品種の「よつぼし」。食べてみるとハッキリとわかるほど甘みが強く、そのままでも十分なおいしさなのですが……


各種ソースやホイップクリームをつけると、希少品種をぜいたくに味わえるわけです。よつぼしの区画はほかの品種よりも狭いのですが、特に人気が高かったため、赤く実っているよつぼしは最後の方にはなくなってしまうため、先に食べておくと良さそう。


なお、セットの中にある大福はイチゴを挟めば取れたてイチゴを使ったイチゴ大福が食べられます。新鮮さがスーパーの品物とは別格なので、3つと言わず10個くらい食べたい気分でした。


制限時間が残り少なくなると、青いイチゴを残して食べられるイチゴがあらかた刈り取られたように見えてあたふたしていたところ……


スタッフの1人が「目線の高さのイチゴは見えやすいからすぐになくなりますが、下の方にもおいしく実ったイチゴが隠れているんですよ」と、きれいに実ったイチゴを手渡してくれました。


最後にたっぷりのイチゴを食べたところでアラームが鳴り……


ストップウォッチとハサミを返却してイチゴ狩りが終了。正確に数えていたわけではないですが、最終的に30分間で食べられたイチゴは2人で60~70個ほどで、大満足のイチゴ狩りとなりました。品質・ボリュームともに申し分なく、シーズンいっぱいまで予約が埋まっているのもうなずけます。


受付の部屋にはミネラルウォーターが置かれているので、イチゴで甘くなった口の中をサッパリさせて帰ることが可能。


なお、いちごの堺の料金は30分で大人2000円・小学生1500円・幼児1000円で、時期や季節によって変動します。記事作成時点で2016年5月いっぱいまで予約が埋まっていますが、以下のページにあるカレンダーが更新されることがあり、日程に「△」や「○」になっていれば、毎日12時から電話で追加予約を申し込むことができます。「どうしても行ってみたい!」という場合は、変更があればカレンダーの更新が午前中に行われるので、随時チェックしておけば思わぬ予約をゲットできる可能性があります。

いちご狩り|大阪府堺市でのいちご狩り・直売なら「いちごの堺」
http://www.ichigonosakai.com/picking.html#ichigo_schedule

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log