アイスにリキュールをかけて味わうアイスBAR、札幌・すすきの「ミルク村」でお酒とアイスの新しい体験をしてきました


アイスクリームとウィスキーやリキュールのお酒にはあまり直接的な関係はないように思えますが、実はその両者を組み合わせると抜群の相性を示すことがあるようです。取材で訪れた札幌で見つけたお店「ミルク村」で、リキュールとアイスクリームを組み合わせることで楽しめる初めての体験を味わってきました。

ミルク村 SAPPORO本店 (HOKKAIDO ミルク村) - すすきの/アイスクリーム [食べログ]
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1000194/

ミルク村は、札幌の繁華街・すすきのの大通りに面したビルに入っています。


お店の所在地は、北海道 札幌市中央区 南四条西 3-7-1 ニュー北星ビル 6階です。


お店に到着。現地に着いてみると、何とも言えない柔らかな雰囲気が漂っている気がしました。


薄暗い店内はすでにお客さんでいっぱい。お酒を出すBARのようなお店ですが、来店している客はどちらかというとカフェでくつろいでいるような感覚で訪れている様子も感じられます。


通された席の横には、ウィスキー「バランタイン」の箱が山積みになっています。


「ミルク村」のメニューは、カップアイスクリームとリキュール2種、クレープ・ヨーグルト・キヌア・パイとコーヒーがついてくる「Aセット」、Aセットのクレープなどがなくなってリキュールを3つ選べる「Bセット」、そしてハーフカップのアイスクリームとおみやげのミルク村クッキーの「Cセット」がメイン。中でも一番人気というAセット(税込み1390円)を2人で注文しました。なお、撮影できませんでしたが、お酒の品揃えがとにかく膨大で、100種類を越える中から選び出すのは至難の業なので、お店の人に相談してみると良いかも。


セットが届く前に、アイスの食べ方をおさらいしておきます。また、初めての来店と伝えると、お店のスタッフに食べ方指南してもらうこともできます。


ほどなくしてセットが到着。ハーフジョッキぐらいある大きさのジョッキに、ややオレンジっぽいソフトクリームがいっぱいに入れられてなかなかのボリューム感です。


アイスは北海道産の牛乳にオレンジ系のリキュールを混ぜて作ったオリジナルの一品だそうです。


小皿に盛られたヨーグルト、キヌア、クレープ、パイの4点。アイスにかけても良し、クレープでアイスを包んでも良し、と食べ方は自由です。


今回訪れた2人ともがAセットを注文しているので、2×2で4種類のリキュールをチョイス。左から、ドングリのリキュール、独特の風味が特徴的な薬草系リキュールのアブサン、お店の人に薦められたバランタイン30年、そしてショウガのリキュールとなっており、それぞれミニサイズのワイングラスに入れられています。小さじよりも小さなスプーンが添えられており、これを使ってアイスにリキュールを垂らすというわけです。なお、この日は2種類のチョイスの他に紅茶のリキュールがサービスで一緒に出てきていました。


教わった食べ方に沿って、まずはアイスのトンガリ(先端)だけをパクリ。ほのかに香るオレンジとミルクの風味が絡み合って、サッパリとしたアイスになっていました。


トンガリを食べたら今度はスプーンの先端3分の2にアイスをすくい、残った空間にリキュールをチョっと垂らします。


まずは「バランタイン30年」を垂らしたアイスから。口に入れた瞬間にウィスキーの風味がドカンと押し寄せますが、その直後にアイスが追いかけてきて、うまい具合にウィスキーのアルコールっぽい強さを中和してくれます。これにより、ウィスキーのおいしさを作っている成分だけが口の中に残り、バランタイン30年という風味と素晴らしい香りだけを余韻として楽しむことができます。こんなウィスキーの味わい方、初めてです。


ひと口めの衝撃を残したまま、次は「ドングリのリキュール」を垂らしてみます。バランタインとはうって変わって、まったり濃厚な甘さを感じるリキュール。これが「ドングリ」かと言われると断言する自信は全くありませんが、スイーツのように甘いリキュールとアイスの組み合わせを楽しむことができます。


それにしても、お酒を楽しむというのは普通はお酒だけを飲むものですが、お酒が強すぎたり、たくさん飲んでいるうちに酔っ払ってしまうことも少なくありません。しかし、ここのようにアイスと組み合わせると、少ない量で風味をうまく楽しむことができるので、お酒のおいしいところだけをうまく味わっていくことができるかも。同行した編集部員はお酒がほとんどダメなのですが、ここに限っては問題なく食べ進めることができたとのことなので、お酒に弱い人でもお酒を楽しめる空間なのかもしれません。

3つめのお酒は、フランスの「アブサン」にします。このお酒はアルコール度数が70%以上にも達するというお酒で、ニガヨモギやアニスなどのハーブによる独特の風味がクセになる人も多い銘柄。アブサンだけ飲むとたいていの人はアルコールと風味のダブルパンチでダウンするものですが、やはりアイスとの相乗効果のためか、経験したことがない優しさでアブサンを味わうことができました。これは実に衝撃的な経験。


「しょうがのリキュール」も、ショウガ特有の風味がいい感じにまろやかになり、食べやすいことこの上ありません。


リキュールばかり連続するのもよろしくないので、クレープでアイスなどを包んでリセットタイム。


ヨーグルトの酸味とパイ生地の歯触りなど、これまたサイコー。少し酔ってきたためかもしれませんが、とにかく何を口にしてもため息が出てしまうほど堪能している自分に気がついた瞬間。


あっという間に1杯目のアイスを完食したので、お代わりをお願いしました。セットを注文すると、無料で1回だけアイスをお代わりすることができます。


ココアパウダーをかけて食べるのもよし。


4種類のお酒をとっかえひっかえで試して風味の違いを楽しむのがとにかく最高の体験。お酒好きの人はもちろん、あまり飲めない人や「お酒っておいしいの?」という人でも、1度は試してみる価値はありそうです。


Aセットを堪能し尽くしたところで、最後にコーヒーでシメ。少し冷えてしまった体を温めてくれる一杯のコーヒーです。


コーヒーに添えられているクッキーは、お店を入ったところに置かれていたものだったようです。


アイスとリキュールのマッチングを堪能しつつ、余韻に包まれながら店をあとにしました。今回は偶然に近い状態で訪れたお店でしたが、こんなお店があったのかと驚きの連続でした。札幌を訪れる予定のある人は検討の価値ありといえそうです。

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in 試食, Posted by logx_tm