なわとびの飛んだ回数をLEDで目の前に表示してくれる進化系なわとび「SMART ROPE」を使ってみました

「小さなアイデアにも関わらず、生活に大きな変化を与えるデザインである」として2015 グッドデザイン賞を受賞した、飛んだ回数を使用者の目の前にLEDライトで表示してくれるなわとびが「SMART ROPE」です。メタリック仕様のグリップはシンプルながら美しいデザインで、アプリと連動させることで、1日に必要ななわとび回数を算出したり、消費カロリーを記録することも可能とのことなので、実際に使ってみました。

SMART ROPE
http://smartrope.tangramfactory.com/jp/

SMART ROPEはシンプルな黒い箱に入って到着。

箱を開けると中にはポーチが入っていて……

さらにポーチの中にSMART ROPE本体と取扱説明書が入っていました。

SMART ROPEの特徴は高級感のあるメタリックなグリップ。

片方のグリップの端っこにはラバー製の電源ボタンがついています。

このラバーを開けると、中にはUSBポートとリセットボタンが潜んでいます。

なわとび全体はこんな感じ。

なわの真ん中部分だけ素材が異なり、23個のLEDライトが搭載されています。

ということで、まずは充電。SMART ROPEは2時間の充電で36時間使用することが可能で、1日に1時間運動する場合、1度の充電で1カ月以上使えます。

充電後、電源ボタンを1秒ほど押すと、なわの部分のLEDライトが光りました。これがオンになった印。

それでは実際に使ってみます。SMART ROPEはXS・S・M・L・XLサイズがあり、今回は身長165～175cmの人に対応するMサイズを購入したので、身長175cmの男性が持つとちょうどですが……

153cmの女性が持つとやや余る印象です。

なお、持つ時は必ずロゴが入ったグリップを左手に持つこと。これでLEDライトの表示が正しく見えるようになります。

ということで、実際になわとびしている様子は以下から。

SMART ROPEで暗闇の中なわとびしてみた - YouTube


ぴょんぴょんと飛ぶと、確かに目の前にLEDライトで飛んだ回数が表示されます。

回数はなわを回すごとにちゃんと更新されています。ただしLEDの表示される位置はまちまちで、やや下の方に表示されたと思うと……

使用者の正面に表示されることも。

暗い場所だと飛んだ回数をかなりハッキリと見ることが可能でした。

なぜLED表示の位置に差があるのか？というと、グリップの持ち方に差があるため。こんな感じで角度をつけて持ったり、グリップの向きがジャンプするごとにずれたりすると、表示位置が変わってしまう様子。

一方、グリップをまっすぐ一定の位置に保っていると、ちょうど目の前にLEDが表示されるようになっていました。

なお、なわはしっかりしたラバー素材なので、足にあたると割と痛いです。

また、SMART ROPEはアプリと連動させると、より細かなデータが得られるとのことなので、試してみます。SMART ROPEと連動させるアプリは「Smart Gym」で、iOS用とAndroid用があり、今回はiOS用を利用しました。「入手」をタップし……

「インストール」をタップ。

「開く」をタップすると、アプリが起動します。

「"Smart Gym"は通知を送信します。よろしいですか？」と聞かれるので「OK」をタップ。

簡単なインストラクションが始まるので、「Start SMART GYM」をタップします。

アプリとSMART ROPE本体はBluetoothで接続。端末のBluetoothをオンにしていると、勝手に接続が始まり……

こんな感じで認識されます。

Bluetooth接続中は電源ボタンのライトが青く点灯します。

1日に必要な運動量などを計算してもらうため、まずは自分の生年月日・身長・体重などを入力。

入力を終えたら「次へ」をタップ。

すると、こんな感じで自分に必要な運動量が表示されます。画面右上の「終了」をタップすると……

ホーム画面へ。ホーム画面には「ベーシックカウント」「インターバルトレーニング」「アワード」「コンペティション」「リーダーボード」「ヒストリー」といったメニューが表示されています。

例えばベーシックアカウントの場合、ジャンプ数、運動時間、消費カロリーが表示される仕様。SMART ROPEで飛んだ数をアプリで記録するには再生ボタンを押してから……

なわとびを始めます。

なお、明るい場所でなわとびを行うと、LEDライトの表示はほぼ見えないので、明るい場所で使う時はアプリと連動させるのがよさそうです。

明るい場所でSMART ROPEを使うとこんな感じ - YouTube


こんな感じで数字がどんどんカウントされていきます。

終了する際には停止ボタンをタップ。

すると、「Level 1.Basic」という表示が現れます。右上のバツ印をタップ。

「よくできました！」と褒められたりもします。

アクティビティを終了すると、ホーム画面にも変化が。ベーシックアカウントは「0」から「276」になり、アワードは「1」、ヒストリーも記録されました。

ヒストリーはこんな感じで、運動の記録を1週間、1カ月、1年間という単位で見ることができます。

さらに、インターバルトレーニング機能というものもあります。これは初級レベル・上級レベルに分かれていて、例えば「Lv.1」をタップすると……

50回3セットのトレーニングを記録することが可能。

また、ジャンプの回数・消費カロリー・タイムなどを他のユーザーと競い合ったり、Facebookアカウントと連動させて友だちと競い合うこともできます。

SMART ROPEは税込1万3824円。

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また、カラフルなグリップ用カバーも販売されており、価格は税込1598円となっています。

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